昨夜の気象予報は、雨マークさえなかったものの、引きつづき曇り模様であまり芳しくなかった。たとえ一時的に晴れたにしても、このところの長雨の影響で、明日の外歩きはどうせ無理だろうと半ばあきらめて床についた。
ところが今朝に起きてみると、長雨と昨夜の予報からはとても信じられないほどの青空が、居間の大窓いっぱいに広がっていた。
青空にお目にかかるのは、今月の10日以来、約2週間ぶりのことだった。この間、温暖化とはまったく無縁で、朝の気温はずうっと10度そこそこの日が続き、時には8度台の日もあったほどだ。
本州はもとより道南や道央でも、それぞれの夏日を享受していると言うのに、おなじ北海道なのに何でこんなに差があるのかと、灯油タンクの目盛りと睨めっこしながら、ボヤキ羨む日が続いていたのだ。
思うに、7月に入ってからのストーブの記憶は、ここ10年ほどほとんどないから、今年の夏のこの低気温は異常でなかろうか。
しかし今日は「大暑」とかで、ひさびさに20度を超えた。日中のほんのいっときだったが、部屋の窓を開け放して過ごしたほどだ。
とうぜんウォーキングにも出掛けた。5日ぶりの外歩きは、膝の調子が悪い老妻のために、ベンチの多い河畔遊歩道にした。
いつもどおりの、ときには手袋が必要になるほどの川風が吹いていたが、今日ばかりは大違いで、とても心地良かった。
居間の大窓いっぱいの青空
毎年目にしていて名前は判らなかったがこの度「シモツケ」と判った
同上