昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

桜のあとの実の正体

2007-07-17 18:43:58 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  初めに先ず・・・  
 
 7月台風としては、史上最大級の四号台風の悪夢がいまだ覚めやらぬうちに、まるで追い討ちをかけんばかりに起きた、今回の中越沖地震の惨状には、ただただ恐れおののくばかりです。
 目を覆いたくなるばかりの惨状と、被災された皆さまの窮状を目の当たりにして、慰めの言葉もなく、ただただお見舞いを申しあげ、併せて一ときも早い復旧をお祈り申しあげる次第です。

  花のあとの正体は・・・!
 
 さて先日、「桜の花のあとで・・・」と題してこのブログに載せたことなのですが、後日ふとしたことからその正体が判りました。
 それは柳町公園のウォーキング中のことでした。やはりいつものようにデジカメを手にして、公園内をまわり歩いている目の先に、ウォーキングとか散歩とかには、とても見えない異様な人がいたのです。
 私より少し年嵩とおもわれる老人でしたが、桜の枝陰に身体を入れて、常々不審におもっていた小粒の実をとっているのです。
手にしたやや大きめのレジ袋には、赤い色から黒に変色した実がもうすでに半分近くもありました。
何の実ですかとの問いかけに、「サクランボ」だとの老人の言葉に、さらに「それでそのサクランボ食べられるのですか」と訊ねると、こんどは手を休めて向きなおって答えてくれた。
それによると、35度の焼酎に砂糖といっしょに漬け込んで置くと、2ヶ月ほどでとても美味しくなるということだった。
例年この時季になると、いつも抱いていた疑問が解けてホッとしたのですが、
それにしてこの歳で35度焼酎とは、恐れ入るばかりで、早々にその場を退散した。私ごときには、とうてい真似のできることではありません。

老人が摘み撮って黒いサクランボ

同上