昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

(続)自転車道路について

2007-07-08 18:19:45 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
                   その弐(Bコース)
 次のBコースの範囲は、A・Bの両コースの境界線ともいうべき、幹線市道の鳥取東通りを起点にして、その先2,5キロ先の鶴野駐車場までとなっております。

 日ごろのウォーキングで自転車道路を使うばあい、A・B・Cのうちで、このBコースが一番多いです。
 それは、このBコースの起点が、だいたい二日~三日おきくらいに出かける市内一番店からの帰り道にあたるうえに、すぐそばには、駐車に便利な仁々志別川に架かる「はなしのぶ橋」の橋詰があるからです。
 橋詰と云っても、もともとが仁々志別川の堤防道路なのですが、橋詰のところだけが他より少し広くなっているため、駐車にはいつも重宝しています。
 それにここにもAコース同様、足にやさしい舗装材を敷きつめた歩道があって、膝痛の老妻にはとても適しているからです。
 また買物が無くて、家からちょくせつ出てくる場合でも、だいたい直線的に来られるので大変に便利です。
 
 またこのBコースの両側には、住宅街と仁々志別川が並行して延びているので、各住宅の庭などの花木が季節ごとに楽しめ、また春先の仁々志別川では、たまたま飛来する鴨や白鳥なども見られます。

 なおBコースのほかの特徴として畑があります。
もとより自転車道路に付随した国有地ですが、いつの間にか近くの住民たち、おもに老人が勝手に開墾して畑にしたのだと思われます。おそらく戦中戦後の食糧難を想いだし、目の前の遊んでいる土地がとにかく勿体無いとおもったのでしょう。
 国のほうでも、当分使う予定も無いようで、あえて咎めだてをすることもなく、老人たちの好きにさせているのだとおもいます。
 時おり畑しごとのお爺さんさんお婆さんに出会うことがありますが、活き活きとして野菜作りに取りくむ姿から、いっぱいの元気を貰っている次第です。

この弾力に富んだ特殊加工された歩道は、基点から並行して約2キロあります。


この川は新釧路川の支流「仁々志別川」ですが、ここからはBコースに並行して
鶴野駐車場近くまで延びています。



近くの住民たちが開墾した畑は、初め基点からあったのですが、一昨年歩道のために
撤去され、この地点から鶴野駐車場までの区間だけが残されました。



タンポポやツメクサを除いて、ただ一つ咲いていた野の花「コウゾリナ」