昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

釧路町別保公園の桜

2007-05-26 18:00:24 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今年の桜は、暖冬でとうぜん早いだろうと思っていたのだが、今年の場合は例年にはない強風が連日吹いているだけに、開花はまだまだ先のことになるだろうとおもっていた。
 つい先日ことだった、郊外の電器店へ行ったついでに、せっかく近くまで来たのだからと、隣町釧路町の桜の名所別保公園まで足をのばした。ところがそんな勝手な予想はものの見事に外れて、例年になく早々と満開に近い咲きっぷりだった。それに平日というのに大勢の人出で賑わっていた。

 さっそく車を停めようとしたが、おそらくこの近くで福祉関係の集まりでもあったのだろう、広い駐車場は一般車よりも福祉施設や幼稚園、それに車椅子用の車でほぼ満車に近かった。
 どうにか空きを見つけて見つけて園内に入り、老人や園児たちに交じって、折からの満開に咲き誇っているサクラを存分に堪能した。

 これまでこの公園には毎年のように来ていたのだが、いつも来るのが早すぎて蕾の状態の時ばかりだった。それでせっかく遠出をして来たのだからと、公園の裏山にある造園屋の千島桜で満足して帰るのが常だった。
 今回は公園の桜で充分楽しんだのだから真っ直ぐ帰るつもりだったが、造園屋の千島桜も棄て難く思えたし、またせっかくここまで来て見ないで帰るのも勿体ないような気がして立寄ってみた。しかし造園の千島桜も雑木の中に咲く孤高の山桜もすでに盛りが過ぎて、ほとんどが葉桜に近い状態だった。
 今さらながら温暖化の気温の違いと、更に平地と山の中との温度差を知ったしだいだ。でも今日の収穫は大きく満足して帰途についた。

幼稚園児と老人たちで賑わう別保公園

公園中央の桜

ツリーハウスの一部分と桜