昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

紅葉の先駆け

2005-10-04 18:17:55 | 日々の雑記
 例年に無い夏の暑さが、思いのほかに長引き九月の後半に入っても、二十度前後の気温が続いていた道東だったが、流石に十月の声をきくと、気温は一気に下降した。

 世間で良く言われていることに、秋が速い年は紅葉がひときわ美しくなり、その逆に夏の名残りがいつまでも続く年の紅葉は、余り冴えないとある。そのことからすると今年の場合は、余り期待出来ない年になりそうである。
 しかし先日放映された大雪山系旭岳の初冠雪(平年より3日速い9月21日)の模様では、紅色黄色と見事に色づいているのが見られた。それに続いて道内の利尻山・羊蹄山の初冠雪が報じられていた。
 そうした紅葉が裾野をへと広がり、更に平野部まで来るには、まだかなりの日を要するのだろうが、全山を錦秋一色に染め上げ、秋空に映ゆる日が待たれてならない。

 ここ道東の阿寒・摩周の紅葉は特に名高いが、それらもまだまだ先の事だろうから、そのさきがけとして近くの公園で見かけた紅葉、まだ本格的には色付いて居なかったが載せた次第です。そのついでにタイトルには合わないが、鮮やかに色づいた木の実が、目についたのでカメラに収めたのを載せました。

 ※ 娘から教えられ、更に図鑑で調べたところ「マユミ=ヤマニシキギ」と分かりましたので訂正いたしました。
              緑の中に此処一箇所だけが紅葉していた

              未だ8割がたの黄葉でしたが綺麗だった 

          ついでに撮って来たエゾノコリンゴ=ヒメリンゴの実 

             赤い実はマユミ=檀・別名ヤマニシキギ=山錦木