昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

昼寝について

2005-10-18 20:52:30 | 日々の雑記
 昼寝は私の日課の一つです。
一般に昼寝の効用として、15分から長くて30分としていて、たとえ老年であろうとその限度は30分までとしています。わざわざこの昼寝を毎日義務付けている会社さえあるそうで、その昼寝の効用を最大限に活かして、能率向上はもとより、過誤や事故の撲滅を図っていると云うことです。
 睡眠のメカニズムなどの専門的なことは、無学な私如きには一切分かりませんが、腹が満たされれば眠くなるの喩えで、ただただ身体の要求でそうしているだけのことです。

 私の場合は昼食後30分ほどしてから横のなります。場所は居間のソファーであったり、また寝室のベッドだったりで、その日の気分なり状況に応じて使い分けています。ただベッドの場合は部屋が睡眠重視となっているので、ついつい眠り過ぎとなり昼寝の範囲を超えてしまい、昼寝後のスッキリ感は半減します。そのために中途半端な睡眠からの影響で、その後暫らく心身は覚醒し切らず、ただただボウーと過ごすことになります。それに引き替え居間でのソファーの場合は、それなりの雑音が絶えないから、ある一定の時間が来て眠りが浅くなった時点で、それらの雑音などで目覚めるから、寝過ぎなどのマイナス面は少ないです。

 そのことからも、私の場合の1時間半から2時間はいかにも長過ぎる。だから昼寝の効果は少ない。ひどい時には寝過ぎた影響で、夕方近くまで身体に気怠さが残り、思考さえも儘ならないことがあります。夕刊を手にして初めてシャキット感が戻って来ます。その間の約2時間ほどは、読書にも身が入らず、ただボウーとして過ごすか、漫然とテレビを流し見るくらいです。

 そんな無駄な昼寝ですから、当然夜更かし(12時から1時)の原因となって翌日の昼寝の時間が長引くことになります。その結果またまた気怠い無為の時間を過ごす破目となり、毎日その繰り返しとなるのです。

 ところが先日ある雑誌で、昼寝の取り過ぎ防止策として、コーヒーが最適とありました。根っからの緑茶党としては、とかくコーヒーは眠気覚ましの最たるものとしか認識していませんから、俄かに信じ難かったのですが、コーヒー覚醒効果は15分から30分以内とあったので、昼食後の緑茶は止めてコーヒーにしようと思いました。
 しかしそれも今のところは、ただそう思うだけで依然として食後は緑茶の習慣から抜け切れず、いまだ実行に至っていない次第です。