昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今年の公園の紅葉

2005-10-20 20:49:53 | 日々の雑記
 昨夜の予報では晴れの筈だったが、今朝の空には薄い雲が一面に広がっていた。しばらく様子を見ていたが晴れて来る気配も見られず、かと言って雨の心配も全く無かった。但し昼間の気温が13度そこそこで、そのうえに風も少しあったので、最近見付けた河畔の右岸コースは川風が冷たいだろうと考えて、約一ヶ月ぶりに柳町公園を歩くことにした。
 何故無理して出掛けたかと云うと、台風20号が近付きつつあって、いずれ近い内に雨になる事が予想されたからで、今の内に少しでも歩いて置こうと思ったのである。

 家を出る頃の空はまだ薄雲に覆われていたが、公園に着いた頃には空は明るさを取り戻し、所々に青空さえ見られるほどに天候は回復していた。
 更に予想外に暖かく、白樺が点在する草地に設けられたパークゴルフコースからは、閉鎖前のひと時を楽しむ、老男女の歓声が時おり風に乗って聞こえて来た。
 例年ならばもう疾っくに閉められている時季である。今年は有り難いことに、この地域の夏を充分に思わせるような暖かさが時おりあったりして、とにかく外歩きや外遊びの老人には有り難いことだった。

 しかし良いことばかりで無くて、今年のように夏秋の季節が曖昧な年の紅葉は冴えないとのことですが、全くそのとおりで山地はともかく平地の公園などは、まさにイマイチの感がありました。昨年もこの公園は頻来した台風の塩害でサッパリでした。二年続きのでは余り遠出が出来ず、公園だけが頼りの老人には、とても残念なことです。
 五つの区画からなる運河跡公園を一周して、色付いて来つつある紅葉を写して来ました。いずれにしても数が少なうえに、どれも例年の輝き彩りが見られないのが残念でした。
                 公園の紅葉・その壱

                 その・弐

                 その・参

                 その・四