昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

庭に今年最後の花が・・・

2005-09-12 22:22:06 | 日々の雑記
 名付けて「郵政民営化選挙」は、想定どおりであったのか、或いは大方の意に反した結果であったのかは、人それぞれの思惑によるのだろうと思います。
 今回の選挙での一番の特徴は、民営化に反対する抵抗者を、何がなんでも封じ込めようとする激情型の感がありました。語弊があるかも知れませんが、それは正にドロドロと怨念に満ち溢れておりました。
 また今一つの特徴は、死語に近い「刺客」なる言葉が、堂々とまかり通っていましたが、今更これまでしなくても良いだろうにと、老い先短い私などは嫌気さえ感じていたほどです。
 今の世の中、国民が政治への関心を失い、年々減ってゆく投票率は、多くの心ある人の嘆きを誘い、更に悲観の材料にもなっていました。
しかしながら何が幸いするか判りません。いざ蓋を開けてみると、大方の予想を大幅に裏切り、なんと67・51パーセントという高率で、現選挙制度での過去最高になったと云う事です。
 これは怨念劇場型選挙お所為でしょうか。何はともあれ喜ばしい事に違いありません。後は政治家の皆さんに、色々な方面で身命を賭して頑張って戴くだけです。

 さて、たいして珍しい花でもありませんが、我が狭き庭に今年最後の花が咲き始めました。この花は、今亡き元職場の上司の家からの戴き物です。花の名前は「シオン=紫苑」と云うのだそでうす。
 喩えの「猫の額」に等しくて、正にそれピッタリの我が家の庭は、花が終わり愈々枯葉の季節に入ります。後は淋しくなって行くばかりです。庭の今年最後の、華やぎを留めて置くために、カメラに納めました。
             
              シオン=紫苑と云うのだそうですが?

              同上