昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

日々の雑記(最後のゴミ収集日)

2005-03-31 20:35:28 | 日々の雑記
 今日はこの地区最後の「燃えるゴミ」の収集日だった。先週の「不燃ゴミ」の時もそうだったが、普段の日の数倍にもなる量のゴミが出された。と云うのは今まで無料だったのが、明日4月1日からは全て有料化されることになったからである。

 これまで余り気にも留めず又考えても居なかった支出額が、明日からは結構な額として家計を圧迫するだろう事は、今や誰もが知るところである。
 せめて無料の内に、今後使用する事の無いと予想される不要の物、毛布などの寝具や古くなった衣料品などでゴミ収集場は、道路にまで溢れるほどだった。
 これも家計を預る主婦たちの家計防衛手段の表れだろう思われる。政府が今春から実施する経済(ペイオフ等)・各種保険料・教育費などの政策に倣って、各自治体もまたゴミ収集を有料化に踏み切ったわけである。

 こうした主婦たちのシビアな対応に比べて、国も自治体の己に甘い体質は今後どう改善されて行くのか、けだしこれからが見ものであろう。しかし社会保険庁や大阪市ことなどを考えると、余り期待出来ないかも。何もかも値上げに有料化、国も自治体も江戸時代の悪代官よろしく、大手商人と手を組んで、庶民から搾れるだけ搾りとろうという魂胆らしい。

 なおゴミ収集場の写真は、被写体がゴミだけに不快感を与えない為ぼかしました。