昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

日々の雑記

2005-03-20 20:42:51 | 日々の雑記
 ☆ こんな事で良いの・・・?
 今朝の北海度新聞のコラム欄を見て唖然とした。
 折りしも今日20日は10年前オウム真理教による、あの悲惨な「サリン事件」の起きた日である。

 それにしてもあれから10年もたつというのに、被害を受けられた多くの方々は、気の毒にもこれと言った保障支援なども無く、ご苦労の連続である事を知り唯々唖然とするばかりだった。「本当にこんな事があって良いの・・・?」コラムに依ると、アメリカで起きた「9・11テロ」の後米国政府は遺族に約2億円、被害者に約4千万円を支払ったとあった。日本の場合はサリンどころか、阪神大震災を初め昨年夏日本海側での台風に依る、豪雨高潮などの被害、また中越地震の被害者に対する支援などは、民間の善意のみにまかせっきりで国の施策はトンと見えて来ない。

 まことに失礼な事だが、あのブッシュ政権下に於いてでも斯くも手厚い対策が採られていると言う事は、国のトップがどうあれ周りの各担当者達(政治家)の心の問題でなかろうかと思う。

 言わせて貰えば、各省庁の無駄遣いや高級官僚公務員の高待遇、そうそう大阪市職員給与体系などを挙げれば全くキリが無い、何と無駄の多い事か。

 これも八つ当たりになるが、テレビ新聞などメデアもどうかしているのでは無いか。どうでも良いと思われる事はばかり知らせているようで、今国会での法案についてもさっぱりで、特に国民に直接関係するものは正に「口にチャック」である。

 世の中乱れに乱れているようで、こんな事では日本の国は壊れて仕舞うのでは無いかと、先の短い老人ながら先が思い遣られて仕方が無い。

 今更日本から逃げ出す訳にも行かず、また今の時代に生まれた事を恨み、また憎まれ口叩いても全く詮無い事であって、誰かを恨むよりはこんな時代に生を享けた事を「・・・ただこれ天にして、汝が性の拙なさを泣け」の如く、何事も己の拙い宿命と諦め、今の世の為政者する事を甘んじて受けようか。どうせ余生の短い老人なのだから・・・。