昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

うしろ歩き

2004-09-27 19:35:34 | 日々の雑記
  先日(22日水曜日)のNHK健康番組「ためしてガッテン」を見て、常々健康オタクを自認する者としては、当然の如く直ちに実践したのは云うまでも無い。

 何が私を惹き付けたのかと云うと、それは簡単な運動で血糖値とインスリンが減るというこの文句に尽きる。糖尿病予備軍との診断を受けていて、普段から好物の甘いものをとかく控えがちの身には、こんなうまい話は無いわけで早速に飛び付いた次第である。

 運動そのものは至って簡単、何時もの歩きに「うしろ歩き」を取り入れれば済むのである。
普段からウォーキングに利用している自転車道路は、直線が多いから最適である。
だが簡単そうで思ったより難しい。それは行き交う歩行者が意外に多い事だった。土曜・日曜と始めてみたのだが、初秋で好天気と来れば人出の多いのは当り前のことであった。

 今日月曜日はウイークデー、歩行者は激減していた。住宅街にかかる道路には年配者若干いたものの、住宅街の外れの区域には全く皆無で、まさに貸切り状態私の専用道路だ。
思うが侭に存分に試みる事が出来て、今日は200メートルほどこなした。この「うしろ歩き」の良い点は、先ず歩く姿勢が良くなることである。前向きでの歩行では、私の場合はとかく物思いに耽り知らず知らずの内に俯きかげんのようで、一緒に歩いている妻から「背中が丸くなってるよ、真っ直ぐ前を見て!」と何時も注意されていたのだ。

 それが「うしろ歩き」の場合だと、後方は全くの無防備状態だからその危険度は大きい。しかしこの道路は直線が長い上に白線があるから楽である。前方に続くその白線を眼で追うことで、背筋が伸びて自然と姿勢が良くなっている訳である。

 まさに一石二鳥、これで血糖値が改善されるので有れば、これまでのように甘味処の店の前を横目で見ながら恨めしげに通り過ぎることも無くなるだろう。

 因みにこの「うしろ歩き」の何が良いのかと云うと、筋肉の刺激にあって
  1・・普段使わない筋肉を使うこと。2・・大きい筋肉を使うこと。・・だそうです。