畑のつぶやき

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食、農への思い

事故

2013-04-02 17:29:26 | 農作業

4月2日(火)  

予報よりも早く雨は降り始めた。朝、起きると、外はすっかりびしょびしょ状態で、しっかり濡れるほどの雨も降っていた。その後も、強まることはあるが、止む気配なく、降り続く。窓の無いトラクターで、作業する気にはならず、事務処理をすることにする。

集落の行政区の会計係なので、会計報告書を作成する。行政区は、42世帯で、5班に分かれ、回覧や集金をやってもらい、区長がそれらをまとめている。区長と会計係の任期は2年で、今年がその会選年だ。7日に総会を予定している。会計係が、順送りで区長になり、新たな会計を選出する。その後、各班の新班長(任期1年)との打ち合わせ会も開くことになる。そこに向けての資料作りもやっておく。

そんなことをやり始めた時、農機店の社員が来て、リアガラスが入ったから取り付けてくれると云う。これは良かった。午後には、田んぼに出れることになる。うまい具合に、ほどよい雨だ。ポンプを動かさなければならない田んぼも、この雨が溜まってくれそうだし、水止め作業をやろう、と書類作りを急ぐ。

しばらくすると、「すいませーん」。「終った?」。「すみません。自分も割ってしまいました」。思わぬ事故が起きてしまったようだ。

聞くと、取り付けボルトを締めていて、締めすぎたらしく、バリっと、なったらしい。「急がせて、明日には入荷するようにしますので」。

起きてしまったことはしょうがない。午後の作業と、明日の午前も中止せざるを得ない。彼も、地元の農家の出身だから、作業できないことの意味はよくわかっている。極力急いでくれるだろう。

事務作業の終わった午後、久しぶりに、合羽を来て車に乗る。田んぼを回り、水手の点検。この天水を逃さないよう、水手を補強してくる。それぞれの田んぼは、ほどよく水を湛えていた。今夜は、かなり荒れて、雨足も強まるとのこと。あまるほどになりそうだ。