畑のつぶやき

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害虫天国

2011-11-23 19:42:19 | 農作業

11月23日(水) ときどき 

また夜中に雨が降った。朝には上がったが、よく降る。そして、日中は暖かい。昨日の様な空気の冷たさはない。

出荷作業。午後に少しかかるが、早めに終わるが、今日は、母の帰る日なので、畑にはゆかない。ハウスの片づけを始める。

夏のキュウリとパブリカをやっていたが、晩夏の頃から、パプリカはアブラムシの大発生。その後、ヨトウムシやオオタバコガの幼虫など、例年のことだが、ひどい虫害で、放棄状態だった。ようやく、虫類も餌不足と気温の低下で、密度が減ったり、活動も鈍ってきた。ハウスという、外界と隔離された環境ゆえに、害虫の密度が高くなると、農薬以外には、対抗手段は無くなる。そして、アブラムシやヨトウ類は、ほとんどの野菜に害を与えるので、なにも栽培せずに、放棄するしかなくなる。こうして、しばらくの間は、ハウスは害虫天国だ。かろうじて残った数本のキュウリの蔓に、太ったキュウリが何個かついていたが、なかには、真っ白のキュウリも。ヨトウが舐めるように皮を食べるので、果肉の白っぽい色になっているのだ。 何本か生きているパプリカの木は、穴だらけの葉っぱをつけた状態になっている。さすがに、アブラムシは、ほとんど姿をみることなく、ひと夏の、害虫天国は、滅んでしまったようだ。


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