畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

土手燃し

2016-06-07 18:46:15 | 農作業

6月7日(火)  

今日も雨は降らない。午前中は、明るい曇り空。薄日も射すほど。午後は、灰色の雲もかかるが、雨は降りそうもなく、太陽の姿もぼんやりと透けて見えもする。

午前中は、花畑。植付に行く。ヤマイモ、ヤーコンは植え終る。露地の蔓ありインゲンの定植。2回目の枝豆。ついこないだ作った畝に枝豆を植えるが、土はカラカラ、サラサラで、このまま降らなければ、枯れ死してしまいそう。様子を見て、水やりが必要かも。

午後は、家の近くの田んぼの草刈り。20a強のちゃんとした田んぼで、草刈り面積は少ないから、刈払機だけでやってしまう。その後は、草刈りか、あるいは草燃か迷ったが、5枚の大土手の田んぼの草燃に決める。大きな草を刈ったので、かなりの量で横たわっている。これがこのまま湿って地べたにあると、障害物となり、次回の草を刈るときにやりにくい。燃してしまえば、灰となり流れて、無くなってしまう。その上、炎で覆われて、刈り株もある程度燃焼するので、草の生育もいくらか遅れる。乾いている今、雨前に、燃せれば、今後の作業がかなり楽になる。

よそに延焼しないように、堺の草は、安全な方へと引き寄せて、危ないところは、少しづつ火をつける。延焼の危険がなくなれば、風上から火をつける。今日は風がほとんどないから、火はゆっくりと燃えてゆく。大土手の一部を除き、ほとんどの草を焼却処分できた。広い土手一面が、真っ黒に墨を塗ったようになった。