畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

ちょっと雨

2016-06-08 18:46:16 | 農作業

6月8日(水)   いちじ 

夜中にごく少量の雨が降った。明け方、4時になろうという頃だろうか、まだ暗い外、雨だれの弱い音を聞く。畑のために良い雨になってくれればと思いながら、うつらうつら。目を覚ました、明るい外は、もう雨音は消えていた。

午前中は、ハウス内の苗を見たり、キュウリの整枝をしたりした後、何とはなしに、出荷作業に手を付け、そのまま続ける。今日は、件数も少なく、昼前もかなり早くに終わり、納品書も売ってしまう。あとは連れ合いに任せ、そのまま事務処理をしてしまう。

午後は、花畑。

昨日植え付けたインゲンや、枝豆。水を吸わせて植え付けたのだが、小さい根鉢で、カラカラの土の中に植えられたため、夜中の、土の表面をうっすらと湿らせるだけの雨では、生き生きと活着するのには足りそうもない。全体にしんなりとして、根鉢が崩れて植えられたものだろうか、マルチフィルムの上に倒れるようなものもある。日差しが出ると、その暑さが加わり、枯れてしまいそう。今夜、明日と雨はあるのだろうか。中途半端な天気予報に、イライラもする。

まあしようがない、できることをと、草取りを少ししてから、ジャガイモ掘り。5時近くなり、掘り上げた芋を整理しながら、袋に入れ始める。と、先ほどから、空が妙に真っ黒になっていたのだが、弱い雨が落ち始める。大したことはないだろうと高をくくったが、弱いながらも、しっかりと降ってくる。ジャガイモも濡れるし、シャツも濡れ、冷たく感じるほどに。大急ぎで袋に入れ、引き上げるが、帰る途中もワイパーの世話になるほどで、アスファルトの上は小さな水たまりも。

ジャガイモには、邪魔雨。畑にはよいお湿りだが、一時間もすると上がり、道路もすぐに乾き始める。