畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

部屋替え

2016-05-06 18:55:00 | 暮らし

5月6日(金)  

連休の空き間で、寺関係の支払いに農協に行く。やはり、結構混んでいて、金融関係は、待たされた。

花畑の片づけ。昨夏のトマトのアーチ支柱の撤去片づけ。畝間の防草シートは片付いたが、マルチまで手が回らなかった。

先日部屋の引っ越しをした。我が家は、東西に長い作りになっている。南向きの部屋が多いことになる。唯一南に面していない部屋が、我々の寝室だった。若かりし頃は、お客も多く、学校の休みのときは、子供たちが泊りがけで来ていた。その子供たちも、親元を離れてゆくと同時に、我が家も静かになってきた。泊りがけの客も、ほとんどなくなった。そのころに、乳がんの手術をした連れ合いは、寝相の悪い私に恐怖し、客間として使っていた部屋に引っ越していった。

夜、寝るだけだからどこでもよいと、日の当たらない部屋を使い続けていた。しかもその寝室は、衣類ダンスや本棚が並んでいる。そして、今では、衣装ケースや、雑多なものの段ボールなどが、占領してきて、布団を敷くスペースくらいしか空きのない状態になってきた。

父が亡くなり、母が特養に入ってから、両親用の空間が、完全に空いている。このところ年に数回の泊り客の時のみ、使われるという状態だった。

阪神淡路大震災ののち、思わぬところで、大地震が起こり、東北大地震、そして、今現在も続いている、熊本、大分地震。

ちょっと考えようかなと、思ってきた。


面会

2016-05-06 07:29:26 | 介護日記

5月5日(木)  

五月晴れのこどもの日。農家組合の集まり、早苗ぶりの決まり日。午後からなので、午前中は家の周りの草刈り。農道、ハウス周り、鶏舎周りなど。春の草の生育は旺盛だ。特に、外来牧草系から、雑草化した、イネ科の草、カラスムギなどは、何度刈り取ってもすぐに再生するし、今の時期、穂を出して急成長する。株元も分けつが多く、難雑草だ。モアで刈れるところを走らせ、その後は、刈払機を背負う。昼までに、少し残してしまった。

昨日、ほぼ4カ月ぶりに母に会ってきた。前日、新潟の親せきから、恒例の笹団子が送られてきた。移住して以来ほぼ毎年、越後名物として、この季節送られてきていた。母に食べさせてから、母の様子も含め、電話をしようと、面会を決めた。今年夏に、98歳になる母だが、元気だった。認知症で、直近のことは5分もすれば忘れ去り、田だ今だけを認識しているように、日々暮らしている。しかし、昔のことは覚えているし、私にあっても、誰だかはわかり、どうしてきたのか、とか、懐かしいとか、よかったとかは言う。笹団子も好物だという。送り主の名前もわかり、よく話したことなども懐かしむ。

しばらく、1時間弱、だんごを食べさせながら、同じ会話の繰り返しを我慢して、じゃあ、帰るからと立ち上がると、もう行くのかと、ちょっと詰問調に問いかけてくる。私が、ホームの玄関を出るころには、息子が笹団子を持ってきたことなど、何もなく、いつも通りちり紙を丸めたり広げたりしているのだろうが。