畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

ザリガニ

2016-05-27 18:19:08 | 農作業

5月27日(金)   のち 

夜中に降り始めた雨は、午前中、時折強雨となり降り続いてくれた。田んぼも畑も潤った。土が見え始めた田んぼも、たっぷりと水を湛えた。

まずは、田回。西地区に行く。ザリガニの穴で、水が抜け、ほとんど土が出ていた田んぼも水がたまっていた。しかし、水の深くなるところは、かなりの面積で、植えられた苗はなくなっている。ザリガニに切られてしまったのだ。

ザリガニの害の一つが、黒に穴を開けて、漏水させること。もう一つが、苗を切ってなくしてしまうことだ。湿田で、冬の間も何となく水が溜まり、ぬかるような田んぼは、害がひどい。

もう一か所のボラ田に回る。降っている割に、溜まっている水が少ない。おかしいなと調べると、案の定、すいろのU字溝の継ぎ目から、ボコボコと水が漏れている。そばの田んぼの中を調べると、水が渦を巻いて吸い込まれている。ザリガニの穴が、水路周りのボラまでつながり、漏水している。田んぼの方だけをふさいでも、またすぐに漏れるだろう。

U字溝の脇を掘りそこからつながっている穴をふさぐ。たんぼとすいろとは1.5mほど離れているし、草の根がびっしりなので、一時間以上の、大仕事。合羽の下は汗でびっしょり。どうにか漏れないのを確認し、もういい加減にしてと、引き上げる。

午後は、役所に行ったり、種を買いに行ったりしたのち、枝豆やインゲンの育苗種蒔。

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