畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

掘り出し

2014-04-02 18:31:04 | 農作業

4月2日(水)   いちじ 

ミニショベルを花畑に運ぶ。貯蔵種イモの掘り出しだ。一度帰って、軽トラックに乗り換えて、再び畑に。

今年は、大雪が降ったので、雪解け水がしみ込んで、腐らせていないか心配しながら、掘り始める。1メートルくらい掘り上げると、藁が出てくる。このすぐ下には、山芋が伏せてある。上のほうだけ、ショベルで土をよけてからは、スコップを持って穴の中に降りる。丁寧に土をよけ、その後は、手掘りで土の中の山芋を拾い出す。ある程度腐敗は出ているようだが、詳しくは、後ほどの整理でと、コンテナに入れ地上に上げる。

さらに50センチほど掘り進むと、モミガラの層が現れる。ここから、30センチほど下に、サツマイモと、しょうががあるはずだ。ゆっくり慎重に土を掘り上げる。再びスコップを手に、穴の中に降りる。少しづつ土をよけてゆくと、サツマイモを入れた、網袋が現れる。ここからは、手で土をよけながら、網袋を掘り上げる。やはり、鎖も出ているようだが。白い根も伸びているから、種イモとして使えるものも残っている。サツマイモの隣はしょうががあるはずと、手掘りを続ける。塊に触れ、次々と拾い出すが、こちらはかなり腐ったり、スカスカになっているものが多い。とにかく、何でも、コンテナに入れ、地上に出す。選別は、後ほどだ。

種イモを出した穴を埋め戻すと、昼のチャイムが鳴る。

午後は、機械の引き上げ。作業機の準備など。

朝一番で、苗代の太陽シートを外す。全体にちょうど良いくらいに、芽が出てきた。今日は、昨日ほどに、強い日差しではなく、寒くもなく、太陽シートを外すにちょうど良い天気。天井を大きく開け、脇も少しだけ空気が流れるくらいにしておいた。夜間は、少し過保護くらいにと、夕方、保温マットを被覆する。約一月は、苗の管理に気負使うことになる。