畑のつぶやき

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支援策

2014-04-14 19:26:04 | 農作業

4月14日(月)   のちいちじ 

弱い雨だが、ほぼ午前中いっぱい降り続く。午後にはほとんど上がり、夕方には日差しも出る。

一日、トラクターの運転。秀地区の田んぼの耕起は終わる。明日には水を湛えた状態で、ロータリー耕をする、水止作業をするので、耕起の終わった田んぼの給水バルブを細く開いて、水を入れておく。明日までに、作業をできるほどに水をためる予定。しかし、水を無駄にしないためにと、回線を細めにしておいたから、足りないかもしれないが。

パイプハウスの雪害の件で、市役所の農産課に電話する。担当者の話で、国からの予算が出る支援対策だから、かなりいろいろと書類を用意しなければならないという。その書類も様式はなく、任意の書類だという。となると、申請者が、いろいろ準備せざるを得ない。大規模な被害で、業者による再建をする場合は、業者が、専門的に、書類も用意し、工事も請け負う。結局は、国からの予算は、パイプハウス業者に落ち着くことになる。農業支援といっても、実質的に潤うのは、そうした産業である。

小規模で、業者からは、資材のみを調達し、自力再建をする農業者は、書類作成も自らやらざるを得ない。(業者に再建を依頼しても、小規模ゆえに、後回しにされるから、自力でやらざるを得ないという状況でもあるが) 何千万という単位でなく、せいぜい100万になるかならないかくらいの規模の支援を得るために、書類作成を依頼するわけにもゆかず、あきらめてしまう農業者もあるだろう。

役所の支援とは、結局このようなものだ。

しかし、今回は、絶対にとってやる。そんな意気込みで、これからやってやる。市の担当者は、明日も県庁で、支援策の説明会に行くのだそうだ。