畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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食、農への思い

牢屋

2014-04-27 19:58:59 | 介護日記

4月27日(日)  

今日も一日代かき。7枚、70a強。よほどのことがない限り、明日、終了の見込み。

昨日午後、田んぼでトラクターの運転中、母の入院先の病院から電話。トラクターを運転していると、携帯が鳴っても、バイブレーターを働かせていても、全く分からない。それで、時々、確認することにしている。留守メモに折り返し電話をしてくれとの言づけ。電話をすると、母が、こんな牢屋みたいなところに入れて、家に帰ると聞かず、車椅子で、ナースステーションに連れてきているとのこと。

診察を受けた時も、具合は悪くない、なんともないと言っていたし、病室に入った時も、なんでこんなところにいるんだ、と言っていた。先日、様子を見に行ったときは、変な女が来て、どうのこうのと、わけのわからないことを言う。病院だというと、少しは安心するが、すぐに、帰ると言い出す。こんな変なところに、居たくないという。具合が悪いから、先生が、見てくれているというと、少しは分かったようなそぶりも。しかし、すぐ、なんともないから帰ると言い出す。そんな繰り返しだった。

主治医が電話を代わる。症状は少し良くなったようだが、とにかく、本人は、なんともないの繰り返しで、話も聞いてくれない。認知症の症状出だと思うが、家への引き取りは無理ですよね、と。ショートステイ先も、土曜、日曜と続くし、少し無理をしても、休んでもらうようにするしかないですね、とのこと。全くその通りで、今、現在、家に引き取るなんてできないし、長期入所にしているので、ショートに帰れるまで、なんとかお願いしますと、依頼した。

全く困ったものだ。95歳を過ぎて、元気だねー、とケアマネージャーさんに相談すると、感心しきり。認知症の恐ろしさだ。