修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

萌黄色の春を満喫~菰口憩いの森

2020-04-25 07:26:35 | 散歩道

 若葉と春の花々を楽しみながら中国自然歩道を歩いて辿り着いた菰口憩いの森もまた若葉と花咲く春の息吹に満ちていました。訪れる人が殆どいない小さな園地ですが、季節の刻みを確実に教えてくれる素晴らしい公園です。ここで暫く萌黄色の春を満喫することが出来ました。〔4月22日(水)〕

↓ メタセコイヤがシンボルのように高く立っている菰口憩いの森は若葉の樹々に埋もれているようでした。

↓ 園内に入ってみると萌黄色の世界!春の息吹に満ちた森が広がっていました。

↓ 萌黄の若葉の樹々の中にちょっと不釣り合いな深紅の花を付けた一画がありました。

↓ 珍しくもオンツツジの群落がありました。園地に植え込まれたもののようです!

↓ 深紅のほぼ満開のオンツツジです。3メートルを超える背の高い樹です。

↓ 園地の細い水路に沿ってモミジの森が広がっていました。今は若葉の「青もみじ」です。

↓ ちょっと形や色合いの異なった「青もみじ」も見えました。

↓ 春の透明の光にモミジの若葉が映えていました!

↓ 「青もみじ」とオンツツジの花のコラボレーションです!

↓ 将に萌黄色の園地の森でした。

↓ 園内の芝生の広場に出ると若葉の森とコバノミツバツツジの花に彩られた二ヶ城山(482.8m)が一望出来ました。

↓ メタセコイヤの樹越しに阿武山(586.2m)、その右肩に遠く堂床山(859.6m)が望めました。


若葉の中国自然歩道~矢口から菰口憩いの森まで

2020-04-24 07:16:06 | 散歩道

 COVID-19で外出自粛の身ながらも日課の散歩は続けます。今日は若葉に彩られた中国自然歩道を広島市安佐北区矢口から東区温品の菰口憩いの森までのルートとしました。わが家から片道1時間ほどの距離です。生気と彩りに満ちた春の山野が楽しめました。〔4月22日(水)〕

↓ 居宅が撤去された屋敷の庭に咲いた石楠花が若葉の林と春の協奏曲を奏でていました。

↓ つい先日までタムシバやヤマザクラの花で白く染まったいた山肌が見事に新緑に包まれてきました。

↓ 新緑の周囲の景観の中で民家の庭のハナミズキが紅い花を付けていました。

↓ それはそれは大きな樹が扇状に幹と枝を伸ばして大きな空に若葉の弧を描いていました。

↓ 早くCOVID-19が収まって幸福な日々が戻ってくるといいですね・・・・!

↓ 今年のコバノミツバツツジはどこも豊作のようです!

↓ 新緑が色を増す山肌を望みながら憩いの森へと急ぐことなく歩いて行きました!

↓ 谷間の畑に植えられた八重の桜が新緑の中で満開となりました!

↓ 野生の藤の花が頭上高くで咲き誇っていました。

↓ 杉林の深緑と灌木の新緑の見事なコラボレーションョンです!

↓ この真っ白な花はスモモのようです!

↓ 新緑が一際きれいな菰口憩いの森に到着です!


芸北にオキナグサを訪ねる

2020-04-23 06:37:10 | 散歩道

 八幡原で水芭蕉を見た足て別の所に自生しているオキナグサ(キンポウゲ科オキナグサ属)を訪ねました。日当たりの良い土手に今年は沢山芽生えて花を付けていました。まだ開いたばかりの下向きの花が多い状態でしたが、徐々に上を向いた花が多くなってくるのではないでしょうか!そこからの帰路に地久院のしだれ桜にも立ち寄りました。お会いした人は地久院で1名だけでした。〔4月15日(水)〕

↓ 綺麗に咲いた3輪のオキナグサの揃い踏みです!

↓ 花弁のように見えるのは咢片で、その咢片は白い毛に覆われています。

↓ 花茎の先に一つだけ付く花が綺麗に開いていました。6枚の咢片が雄蕊・雌蕊を護っています。

↓ 田圃を見渡す土手に群落をなしてオキナグサが咲いていました。

↓ 早咲きの個体が花を上向きにして咲き誇っていました。

↓ こうこんなに開き切ったものもありました。果実になって白く長い綿毛が出ると名前の通りの翁草となります。

↓ 日当たりの良い土手の数か所にこうした群落が見られました。

↓ 芸北の一本桜の代表格の地久院の枝垂れ桜にも立ち寄りました。

↓ 沢山付いた小さな花弁が開花してきていましたが、生憎の曇天で鮮やかさが失われていたのが残念でした。

↓ 2日前に積もった雪がまだ残った地久院でした。

↓ 晴れていれば或いは見頃といった感じだったのかも知れません。樹齢420年程の銘木です!


雪中の芸北に水芭蕉を訪ねる

2020-04-22 07:00:53 | 散歩道

 芸北の八幡原の水芭蕉が見頃との報があった直後に季節を間違えたような降雪があったので、それから一日置いて八幡原を訪ねました。一日や二日で融けてしまう雪ではなかったようで、水芭蕉や高原に咲くスプリングエフェメラルたちは雪の中で震えているようでした。お会いした人は皆無でした。〔4月15日(水)〕

↓ 雪に包まれた水路で水芭蕉(サトイモ科ミズバショウ属)は見事に咲き揃っていました。

↓ この辺りはちょうど見頃でした!

↓ 山野草園の中に引かれた水路に帯となって水芭蕉の群落が続いています。

↓ 八幡高原のスキー場をバックに咲く水芭蕉たちです。

↓ 池の中ではリュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)と一緒に水芭蕉が咲いていました。

↓ リュウキンカも丁度見頃といった咲きっぷりでした。

↓ ピンクのショウジョウバカマ(ユリ科ショウジョウバカマ属)が雪の中から頭を出していました。

↓ 蕾を付けたユキザサ(ユリ科マイズルソウ属)が雪の中で震えているようでした。

↓ 雪の解けた日溜まりにキクザキイチゲ(キンポウゲ科イチリンソウ属)が花開いていました。

↓ セリバオウレン(キンポウゲ科オウレン属)の花がまだ残っていました。スハマソウやニリンソウなどももう咲いている筈ですが、これらは雪に埋もれたままのようでした。

↓ 2日前に降った雪がまだ残ったこの日の八幡原の集落の様子です。


圓立寺の枝垂れ桜~北広島町大朝

2020-04-21 07:43:39 | 散歩道

 超専寺から大朝の街中にある圓立寺へと移動しました。樹齢360年程と言われる形の良い枝垂れ桜が本堂の前庭にあり人気を集めています。この日はもう散り始めていましたが、美しい姿はまだ十分に残していてくれました。本来は週末には大変な賑わいになる筈ですが新型コロナウィルス禍があってか境内には2組ほどの花見客の姿があっただけでした。恒例の本堂での茶席も今年は自粛といったところでした。〔4月11日(土)〕
    まだまだ広島の県北には桜の名所が残っていますが、国や県から新型コロナウィルス緊急事態宣言がありましたので今年の桜行脚はここで一区切りとすることとします。多くのご声援有難うございました。

↓ 樹齢360年程の古木ですが、今年もふさふさと美しい花を咲かせてくれました。

↓ 黒々と良く伸びた太い幹や豊かな白い花弁がこの樹の健康度を表しています。

↓ 素直に伸びやかに枝垂れ落ちる姿がまた見事です!

↓ 本堂の濡れ縁から見るとドーム型の可憐な樹に見えました。

↓ 豪快に枝垂れる様は気持ち良いものです!

↓ もう散り始めですが、まだ隅々まで密に花を付けた見事な咲きっぷりに感動しました!

↓ 枝垂れ桜のカーテン越しに大朝の秀峰・寒曳山(825.8m)を眺めました。

↓ 門を入って本堂に向かう通路に暖簾かカーテンのように枝垂れ桜が枝垂れか掛かっていました。

↓ 見事な桜の花のカーテンです!

↓ 枝垂れた枝には珠のような花弁が数多付いていました。

↓ 圓立寺の正面入口です。門前まで桜が枝垂れ落ちています。

↓ 圓立寺独特の松と枝垂れ桜のコラボレーションが見事でした!