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修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

鎌倉寺山~もうネジキの白い花の似合う季節

2018-06-01 07:01:53 | 山歩き

 

  鎌倉寺山と言えば、「岩の尾根、5月にはシャクナゲの咲き競う山、それに小さなラン科の花も咲く山・・・・」、そんなイメージと言えるかと思います。季節の足取りの早い今年は岩はともかくシャクナゲもラン科の花ももう花期が随分過ぎてしまっているように思われましたが、雨の予報が曇空に変わったこの日、初夏最終盤の鎌倉寺山を見ておこうとちょっときつい散策とは思いながら岩の尾根を縦走してきました。〔5月30日(水)〕

↓ 思い描いていた花ではなく、鎌倉寺山の稜線には沢山の白い花を涼しげに付けたネジキ(ツツジ科)が風に揺れていました。(ナツハゼと誤認していましたが、友人のT沢さんのご指摘により訂正しました。)

 ↓ 樹々が随分と繁って関川登山口から樹のトンネルの中を抜けてのスタートとなりました。

 ↓ 南峰への急斜面の登山道沿いにある馬の背の岩場です。遥かに志和へと続く関川の谷間が望めます。

↓ 馬の背の頭にせり上がる岩場にヤマツツジ(ツツジ科)が咲いていました。

 ↓ 馬の背の頭には満開のヤマツツジが咲き誇っていました。後背は金明山です。

 ↓ 岩場に着生したマメヅタラン(ラン科)にかなり長けた花がひとつだけ咲き残っていてくれました。(追記:これはマメツタランではないようです。マメツタランは後日訪ねましたので6月4日の記事をご参照ください。)

 ↓ 険しい岩場に着生したマメヅタランです。来年は小さな花を付けた姿を見てみたいものです。(追記:これも誤認でマメヅタランではありませんでした。マメヅタランは6月4日の記事をご覧ください。)

 ↓ 稜線上から俯瞰した東麓の牛岩集落です。

 ↓ 南峰と槍ヶ峰の間にある十畳岩で暫しランチタイムを取りました。

 ↓ 十畳岩から見上げたこれから行く槍ヶ峰(537m)です。

↓ 槍ヶ峰の山頂にもネジキの大きな樹があり、たわわに白い花を付けていました。

 ↓ 槍ヶ峰から仰ぎ見た急坂が続く権兵衛山への尾根筋です。

 ↓ 権兵衛山を越えて、この日の最高点の鎌倉寺山(613m)に到着です。

 ↓ 鎌倉寺山の山頂部にはシャクナゲの群落がありますが、花は殆ど枯れ果て状態でした。それでも拾う神ありで、樹上にまだ綺麗に咲き残っているシャクナゲもありました。

↓ 山頂直下の鎌倉寺跡に残る五輪塔。

 ↓ いつも愛らしい表情で迎えてくれる石仏にまた会えました。

 ↓ 鎌倉寺山と権兵衛山との間の鞍部にある分岐から東麓の牛岩への下山道を採りました。

 ↓ 急傾斜面を下って牛岩川を渡渉すればすぐに牛岩の登山口です。

↓ 暫し林道を歩いて行くと田植えを終えた牛岩集落に出ました。集落を抜けて下って行くと車を停めた登山者用の駐車場に出ます。