島根県飯南町の赤名湿地、初夏のこの季節にふらっとこの湿地に立ち寄ってみるのが好きです。特に名高い植物がある訳ではありませんが、この時期にあるべき植物が訪ねてみると確実にあることが素晴らしいと思うからです。この日も僅か30分間だけの周回コースの散策でしたが、軽やかな高原の初夏の空気を呼吸し、この時節の湿原の花々を楽しむことが出来ました。
↓ 湿地への導入路脇にノフジ(マメ科フジ属)が咲き誇っていました!
↓ ムラサキサギゴケ(ハエドクソウ科サギゴケ属)は如何にも湿地に生える植物と言えます!
↓ 周回路の木道にノフジの花が垂れてきていました!
↓ ここでもミツバツチグリ(バラ科キジムシロ属)が見られました!
↓ ちょっと大きめのリュウキンカ(キンポウゲ科リュウキンカ属)の花が見られました!
↓ もうサワオグルマ(キク科キオン属)の花が賑やかに咲き始めていました。
↓ サワオグルマやリュウキンカの黄色い花に彩られて湿原に木道が伸びていました!
↓ もうレンゲツツジ(ツツジ科ツツジ属)の季節となりました。
↓ この時期の湿原の主は、葉を青々と繫らせたハンノキ(カバノキ科ハンノキ属)かも知れません!?
↓ 湿地の最奥部にある長尾池です。周囲の山肌を池面に投影していました。この池は近くの田圃を潤す農業用水のため池とのことです!