今年も新型コロナ禍もあって十種ヶ峰のヤマシャクヤク(ボタン科ボタン属)を訪ねることが出来ませんでした。その代りという訳ではないものの、今年も西中国山地の奥山に咲くヤマシャクヤクを訪ねました。昨年は下見をしましましたが、今年はぶっつけ本番での訪問でした。十種ヶ峰より標高が高いので、花期は随分と遅く、今日はまだ蕾が多く、見頃は数日後といったところでした。〔5月9日(月)〕
↓ この日最初に出会ったヤマシャクヤクの花です。あと一息で開花といったところまで膨らんだ姿は可愛いものです!
↓ 次いで、ほぼ開花した2輪の花を従える株に出会いました。
↓ 近くにはブナの美林も見られます。ブナの若葉とヤマシャクヤクの花が見られる贅沢な環境です!
↓ 林床にはチゴユリ(イヌサフラン科チゴユリ属)も群れるように咲いていました。
↓ ここのヤマシャクヤクも株を増やしており、こんな群落も見られるようになりました。
↓ まん丸な蕾が多い中で、見事に開花した貴重な株に出会うのは嬉しいものでした。
↓ 開花した株、間もなく開花となる株が集うていました。
↓ クリーム色をした蕾が丸く膨らんでいました。シダとヤマシャクヤクの取り合わせとは奥山らしいところです!
↓ ほぼ開花した状態です。この頃合いが最も美しいのかも知れません!
↓ 花弁の縁の一部がピンク色を呈した株がありました。開花したところを見てみたいものです!
↓ しっかりと花開いた株です!これは開花後数日は経っている感じです!
↓ 登山道脇にはニョイスミレ(スミレ科スミレ属)が群落を成していました。
↓ ユキザサ(キジカクシ科マイズルソウ属)も開花していました!