大万木山でサンカヨウを見た後、今年も車で幾山も越えて多様な自生のエビネが見られる山野草の森を訪ねました。ここも予めの情報がなくぶっつけ本番の訪問でしたが、殆どの株が見頃を迎える頃合で、新鮮で見事な花々を楽しむことが出来ました。〔5月10日(火)〕
↓ 見事なタカネエビネとキエビネの最高の競演が今年も見られました!
↓ 見事に咲き揃ったキエビネ(ラン科エビネ属)です。
↓ ほぼ満開のタカネエビネ(ラン科エビネ属)です。ジエビネとキエビネが交雑して生まれると聞いていますが、その色合いは華麗でまた株のよって多様です!
↓ 杉の林床のあちこちにいくつもの小群落をなして多様なジエビネ(ラン科エビネ属)が咲いていました。
↓ ラン科の花は交雑が盛んに行われるとのことで、この森のジエビネも場所によって咢や花弁の色合いが少しずつ変わっています。
↓ このジエビネの群落は咢が概して黄色を呈しています!
↓ こちらの群落は花弁や咢が概して赤味を帯びています!
↓ その違いは咢や花弁を拡大して見るとよく分かるかと思います。
↓ 咢が緑色を呈した株の花です!
↓ 咢は茶色、舌状の花弁が赤味を帯びた株です!
↓ 花弁全体の赤味が濃い株です!
↓ 杉の林床で独り凛として咲くキエビネの雄姿です!