修行僧が行く

OCNブログから引っ越してきました。日々の彷徨の記録を綴ります。

吉舎の街を歩く~どこか懐かしい通り

2022-05-12 21:14:31 | 散歩道

 年間に何度か車で通る吉舎(広島県三次市吉舎町)の街通り、いつかゆっくりと歩いてみたいと思いながらもなかなか実現させることが出来ませんでしたが、この度30分ばかり時間を割いて第1回の散策を挙行しました。この通りは人通りも車の通りも少なく空虚な空気が感じられる一方で、デコレーションを施した店や営業中と分かる店舗もあってどっこい生きているぞと叫んでいる感もある摩訶不思議なところです。この街を論評する能力はありませんので、今回はただ歩いて感じたままをカメラに収めてみました。

↓ 吉舎の街のランドマーク的な存在のひとつの「田中写真館」です。昭和3年建設の木造モルタル塗りの洋館で国の登録文化財です。

↓ 「田中写真館」は3階建てで、2階の窓は当時紳士の間で流行していたカイゼル髭を模しています。完成当時は洋館が珍しく、随分と遠くからも弁当持参で多くの見物客がやってきたと伝えられています。

↓ 吉舎の街の中を江の川の支流の馬洗川が流れています。巴橋の橋向こうに田中写真館が見えています。

↓ 巴橋の袂から吉舎の目抜き通りの七日市商店街が伸びています。

↓ 「昭和」の空気感が漂う七日市商店街の佇まいです。左側の大きな2階建の建物は医院です。

↓ 営業中の商店や通りに面した民家に「吉舎」のロゴと屋号の入った暖簾が掲げられていました。伝統的な防火壁の「卯建(うだつ)」の残る風情ある街並みの雰囲気を引き立てるのがその目的とか!

↓ 左側の店舗は街に賑わいや憩いを提供しようと2019年12月に開店したというカフェ「Kissa」(喫茶、吉舎に通ず)とのこと。今回は入店できませんでしたが、次回には是非とも寄ってみたいものです!

↓ 米穀店も吉舎ではこんな感じ!

↓ 銀行のお隣の個人宅にも屋号入りの暖簾が掲げられていました。築後120年の木造住宅だそうですが、二階部分には伝統的な防火壁の「卯建(うだつ)」が上げられています。

↓ 店を開いて営業中の商店に出会いました。人の気を感じるとやはりホッとします!

↓ 「卯建」のある民家のようです。「石中屋」は屋号なんでしょうね!

↓ 銀行や信用組合の店舗もある商店街です!

コメント
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