木曽馬の里でお昼ご飯の後、綺麗に舗装されているのに車の少ない国道361号の緩やかな下りを流していたら、3人の男女のローディー集団にサクッと抜かれる。

ここは、アラセブの老人パワーを見せねばと3人を追走する。高速度の下りでは最新のロードには勝ちようもない。が、しかし、下りがあれば登りがある。九蔵峠への登りにかかった所で、喘ぎながら登る女性陣を、そして先導の男性を抜き去る。何しろこちらはグレートジャーニー改のe-bike、アシストレベルを2/4に上げれば、20歳台の女性ローディーを余裕で抜くこともできる。
九蔵峠で、ゆっくり写真撮影をしている所に登って来た3人に、アラセブなんだけど、アシストのおかげで抜きさることができたたことを明かして、落胆させたかもしれないことをお詫びする。

峠で休む彼等と別れ、前方に見える開田高原の最深部に進む。

こんな山奥にも(失礼!)、旧家。

人家も途絶えた辺りでUターンして下れば、やがて蕎麦畑の中の直線道路へ。

途中、我家御用達の「霧しな蕎麦」の工場、売店を冷かして行こうかと寄るも、売店は最近閉鎖されたとのこと。こんな所にもコロナの影響か?

気を取り直して、さらに下ると、通行止めと迂回路の表示。

川沿いの下り基調のはずだが、嫌な予感のするまわり道に進むとこの10%坂の表示。e-bikeだからどうってことはないが、ロードで来ていたら半分、心が折れたね。

だいぶ谷を下り、正面に木曽駒ケ岳が見えてきた。

これも1年前、雨でパスした、王滝方面に偵察の為曲がる。これは御岳発電所。

百草丸の工場売店前でアンパン休憩して。

今日は偵察、御岳湖の周りを周回して帰ろうかと、登り始めたら、通行止めのご案内。残念ながら御岳湖の周回は不可能とのこと。でもせっかく来たのだから、御岳湖の牧尾ダムを正面から見て。

一旦下り、ダムの肩を登り、御岳湖へ。

お盆の大雨でダム湖には流木の堆積がすごい。

時間も押してきたので、もう一ヶ所発電所を巡る。半分研究試作?で作られた三尾発電所。これのおかげで、揚水発電所むけの可逆式フランシス水車は大幅な進歩を遂げた。但し、柵の中に見える三尾の初期ランナはあまり揚水機としては運用されなかったようだ。

こんな所で、王滝方面の偵察は終わり、その内、道路事情が改善されたら、この辺りを走る計画を立てよう。

ということで、開田高原周辺を走り回った一日、走行86km、獲得標高1300m、電池残2/6。
地図ダブルクリックで、詳細ルート図へ。
