来週の慰霊登山に備えて、まともに歩けるかどうかのチェックを兼ねて鳥居峠へ向かった。1年以上前、中山道の諏訪宿から奈良井宿までは歩いているので、その続きを歩いておこうとの魂胆もあり奈良井宿へ。日曜日の奈良井宿は観光客もチラホラ。
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宿を外れると、中山道へ続く細い道が分岐する。
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やがて、昔ながらの石畳の道が現れる。
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こんな急な道を何千、何万の人が通ったのかという道を辿り、ようやく到着、峠下にある峰の茶屋跡。
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こんな綺麗な水が流れていると知っていれば、重たい飲料水は置いてきた方が良かったかなぁ? いつものアルコールバーナーで湯を沸かし、カップ麺とオニギリ、冷えたキュウリとトマトの昼食を頂く。
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峠最上部への細い道を少し迷いながら抜け、林道に降りたら、シンバルの音がする。
老夫婦が歩いており、旦那がシンバルを叩いて、クマよけにしているのだ。よく見ると、シンバルではなくて、鍋の蓋だよ!
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下りはしばらくの間、幅広い林道。熊の好物??トチノキの大木が沢山ある。
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鳥居峠の名前の元となった御岳神社へ。展望ポイントから僅かに御嶽が見える。想像していたよりずいぶん遠く、小さい。
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御嶽神社からは急な下り。
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平らになった所に丸山公園。芭蕉の句碑、「木曽の栃、浮世の人のみやげかな」が立っている。
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しばらく歩くと、薮原の町が見えてくる。
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薮原宿到着、ここも往時を偲ばせる家並みが僅かに残っている。
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昼のこの時間、列車の本数が少ないので、1時間ほど待って、洗馬に帰る。あの山の辺りが今日越えてきた鳥居峠。
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歩いたのはこんなコース、8km、獲得標高300m。歩き始めは足取りがおぼつかないこともあったが、終わってみればそれほど疲労も無く、歩き通せたので、来週の登山もなんとかなるだろう。
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