逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



来週の慰霊登山に備えて、まともに歩けるかどうかのチェックを兼ねて鳥居峠へ向かった。1年以上前、中山道の諏訪宿から奈良井宿までは歩いているので、その続きを歩いておこうとの魂胆もあり奈良井宿へ。日曜日の奈良井宿は観光客もチラホラ。


宿を外れると、中山道へ続く細い道が分岐する。


やがて、昔ながらの石畳の道が現れる。


こんな急な道を何千、何万の人が通ったのかという道を辿り、ようやく到着、峠下にある峰の茶屋跡。


こんな綺麗な水が流れていると知っていれば、重たい飲料水は置いてきた方が良かったかなぁ? いつものアルコールバーナーで湯を沸かし、カップ麺とオニギリ、冷えたキュウリとトマトの昼食を頂く。


峠最上部への細い道を少し迷いながら抜け、林道に降りたら、シンバルの音がする。
老夫婦が歩いており、旦那がシンバルを叩いて、クマよけにしているのだ。よく見ると、シンバルではなくて、鍋の蓋だよ!


下りはしばらくの間、幅広い林道。熊の好物??トチノキの大木が沢山ある。


鳥居峠の名前の元となった御岳神社へ。展望ポイントから僅かに御嶽が見える。想像していたよりずいぶん遠く、小さい。



御嶽神社からは急な下り。


平らになった所に丸山公園。芭蕉の句碑、「木曽の栃、浮世の人のみやげかな」が立っている。


しばらく歩くと、薮原の町が見えてくる。


薮原宿到着、ここも往時を偲ばせる家並みが僅かに残っている。



昼のこの時間、列車の本数が少ないので、1時間ほど待って、洗馬に帰る。あの山の辺りが今日越えてきた鳥居峠。


歩いたのはこんなコース、8km、獲得標高300m。歩き始めは足取りがおぼつかないこともあったが、終わってみればそれほど疲労も無く、歩き通せたので、来週の登山もなんとかなるだろう。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )