逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



老人筋トレの日の前メニューの坂トレ、今日のテーマは旧中山道。
日頃車で走っていると、R20,R19を中山道と思って走っているが、実はルートは微妙に違う。今日の前半は400年前の中山道のルートをできるだけ忠実にたどってみようとの試みである。
まづは平出の一里塚、道の両側共残っている。江戸より59里の一里塚。



塩尻の中心を抜け、しばらく走ると、塩尻宿。本棟住宅形式の堀内家住宅では、門の修理中。



宿場の中心、阿礼神社。


小野家住宅はいわゆる、街道筋の住宅様式。



少しづつ、坂を登って、柿沢の一里塚跡。



柿沢の集落を塩尻峠に向かって緩やかに登っていく中山道。庭の綺麗な家が多い。



ようやく柿沢の集落を抜けて、振り返れば、いつも通る地点へ。塩尻とアルプスが良く見える。


R20を渡って、人家が途絶え、急傾斜になってくると、牛馬守護の碑が。牛馬ではないが、ジジチャリの為に拝んでおこう。


再び人家が現れ、東山集落でへ。本当の塩の尻=塩尻はこの東山集落。


高ボッチへの分岐点の近くに東山一里塚。



ここから人家が途絶え、さらに急な山道へ。
でもそんな、山道で、峠のすぐ近くに来たら、元茶屋本陣なる家が一軒。かっては広い庭も備えていたと思われる旧家だ。



そこから100mも登れば、旧塩尻峠に到着。



今は林に遮られているが、燃料を薪炭に頼っていた江戸時代には、道の両側の木は炭用に取りつくされていて、峠に到達すれば、このまったく違う絶景が急に眼前に広がったはず。
諏訪湖の左側に八ヶ岳、右側には北岳、農取岳など南アルプスの山々が連なっている。そして、写真にはうまく写らないが、遠く富士山が薄っすらと見える。


塩尻側を振り返れば、(電線は無かったはずだが、)白い雪を頂いた穂高連峰が良く見える。



峠で小休止の後、地図で見た勝弦峠へ抜ける稜線の道をたどってみましょう。
新塩尻峠を国道20号の陸橋で越え。



松茸が沢山取れそうな松林の中を抜けて行くのだが、急傾斜、しかも車がほとんど走っていないグラベル道で、押して登るしかない。



SPD靴にゴムスパイクを付けてあるとは言え、やはり押し歩きはきついものがある。ようやく頂点に達すれば、岡谷市の上水タンクが。



勝弦峠まで下ってきて分かったのだが、どうもこの道は水道やガス管の為に作られた、閉鎖林道らしい。なので、グラベルが踏みしめられておらず、シクロスやグラベルロードですら走るべきではない道のようだ。



期待外れだった林道を終え、ウインドブレーカーを着て、ここからは小野~善知鳥峠への車の少ない下りを楽しみましょう。


善知鳥峠からも三州街道でそのまま塩尻までダウンヒル。
塩尻で10割蕎麦食べ放題、950円にチャレンジするも、やはり量が多ければ良いてもんじゃないことを再認識して、重たい胃を抱えながら、筋トレに向かったのであった。



あ、でもこの後に小盛を追加したのは内緒。

走ったのはこんなコース42km。



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