逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



数日前に我家に養子に来たラーニーCR551君、来春の大規模家庭菜園を実現すべく、屋敷内の畑を耕し始めた。
畑その1は順調だったのだが、畑その2を耕している時、突然バチンという大音響と共に止まってしまった。



あらまあ、真ん中にあるべき抵抗棒が左にずれて、ロータリーの刃とぶつかり、足が絡まって捻挫状態だ。



もちろんエンジンはかからないどころか、ギアチェンジもできないし、前にも後にも動かせない。
まあ、不幸中の幸いと言うか?もしこれが20諭吉の新品管理機だったら、私の精神的ダメージは大きかったと思う。でも格安で貰われてきたラーニー君だからダメージは少ない。とは言うものの、便利に使い始めてそれなりに愛着も湧いてきたラーニー君、私の不注意で、まことにゴメンなさい。

原因はこの大きな石。耕していて、やけに石が多いなとは思っていた。でも畑の中に30cmもの石があるとは思っていなかったのだ。


絡まったロータリー刃のM6ボルトを緩める為、まともな工具を動員。



メガネレンチとショックレスハンマで何とか、絡まっていた刃は外れ、ローターも回るようになった。



次は曲がってしまった抵抗棒のハウジングをモンキレンチに長い柄を付けて曲げ戻し、抵抗棒も真っ直ぐに曲げ直す。
再組立して、調整したのがこちら。まだ少し中心からズレてはいるが、これで実用上問題ないだろう。

問題の石を置いて事故を再現してみると、こんな具合か? これでは捻挫させてしまうのは当たり前だよ。



連れ合いに聞くと、ここは元ブドウ畑。畑は畑でも耕運機で耕作はしてなかったようだ。念のため、辺りを探ってみると、四隅からもっと大きな石が続々と出てくる。



どうも昭和7年の大火の前にはここに家屋があり、その基礎石として使われた石のようで、ある場所に集中して埋まっているようだ。

もうね、もしもこんな所を深く耕したらラーニー君に捻挫どころか骨折をさせる所だった。
早く気付いて3時間で直せたので、良い経験と言う事にしよう。

ラーニー君には、その辺を慣らし運転で耕作し異常の無い事を確認後、ガソリンコック閉で停まるまで運転し、キャブ内部のガソリンを空にして、来春までお休みしていただくことにした。



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