午後から雨の予報の連休最終日。自転車で三浦半島から帰ってくる時、気になっていた葉山の神奈川近代美術館で堀文子展を観てきた。
予報通り、帰る頃には寒い雨になってしまったが、おかげで、あまり人出も多くなく、のんびりと絵を観ることができた。
中でも気になったのは、この絵。「トスカーナの花野」
空はどんりょりと曇り、この絵の如くとまではいかないが、野草が咲き乱れるトスカーナの丘の向こうに、糸杉に囲まれた家を遠く眺めながら、春の野を自転車で辿ったのはもう6年も前のことだった。