滞在一週間目、ボストンを越えて、ピルグリムファーザーズがメイフラワー号がたどり着いたプリマス植民地を目指す。
清教徒達が最初の一歩を印したとされる、散々削り取られた残りの岩を祭る、上陸記念碑。ここも歴史研究の中学生で一杯になってきた。
海辺には植民地様式の家屋を復元した観光案内所。
丘の上にはプリムス植民地の歴史の展示。1620年に入植した104人の内、半数近くが冬を越すことができなかった。
でも、植民地だからして、越冬を手助けしたインディアンとの争いになり、その後はペストと虐殺でインディアンの土地を奪うことになるんだ。
天気も曇りなので、次のサンドイッチを目指しましょう。ここは水車が幾つか残っていると聞いたので来てみたが、ほぼ観光用の復元水車でした。
さらに、観光案内に従って、森の中に進みHeritage Gardensにたどり着くと、数百本の西洋シャクナゲが満開。
広い庭園を回るには私の脚が痛すぎるのと、時間が無いので、庭園への入場はご遠慮。プロビンスタウンに向けて走り出す。高速道路沿いに観光案内所のサインがあり、立寄ってプロビンスタウンの情報を聞くべく、半日で回れる推奨を聞いたら、少し戻って、ハイランド灯台をみてから、砂丘へのコースを勧められた。
灯台はこの辺りでは一番高い位置にある灯台で、上まで上がれるとのこと。螺旋階段を登って、、、
海は霞んでいて、期待していたマーサズヴィンヤード島などの島影は見えず。周りには牧場とゴルフリンクが広がっている。
上の写真に写っていたゴルフリンクの質素なクラブハウスで昼食でもと寄ってみると、もうほとんどSold Outで残っていたのはホットドックのみ。齧り終わって、コーヒーを飲みながらベランダで地元のゴルファーと話しをしてみる。9/11にはNYまで救援に行った引退した消防士の夫妻から、砂丘が素敵だから行きなよと勧められる。
晴れていれば、こんな風景なのだろうが(案内所のスライドから)、、、
残念ながら曇天で、砂丘も遠く、私の脚では到達は無理とあきらめる。
ただ、自然は残っており、信州で見かける高山植物のアツモリソウに似た、花が丁度咲いていた。
その後プロビンスタウンに回るも、完全に観光地化している。車を停める場所も無いし、おみやげ物屋さんばかりなので、ドライブスルーして、チャタムに向かった。
チャタムは観光地化しておらず、小さな町。コースとガードと灯台。
望遠鏡の上の知らん顔のカモメ。
日も暮れてきて、ハイアニスの宿にたどり着き、港のタグボートなるレストランでブイヤベースと魚の夕食。
あと半月もすれば満員かもしれない好立地のレストランをほぼ独占でゆっくり食事後、外に出れば、島々に向かう遅いフェリーが出航していくところだった。
宿に戻り、ジャクジーで痛む脚を温めてから眠りにつく。
ドライブしたのはこんなコース、350km。
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