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逆風に抗して Against the wind,♪ we are running against the wind.♪
ここではないどこかへ。モモンガーの旅
2018年に横浜から信州にUターン
自転車と日々の生活を
綴ります。
 



GJに引き続いて、トレックの梱包を開始。

ハンドルバーは内側に引っ張り、サドルに固定。

 

ホイールは、5mmの軸を入れ同心になるようにし、150mm位のスペーサーを入れ、ホイールが平行かつ荷重がフレームに掛らぬようにし、さらにフレームにこていした。

 

飛び出した左ハンドルのシフターが破損しない様、緩衝材を巻き、これで2台目も梱包完了。

 

次は、持って行く荷物だ。



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2年前の旅行中はSBのガラケーのグローバルローミングでSMSを利用して連絡を取れるようにしていた。3大キャリアのスマホでこれをやろうとすると、すぐ万円台の料金が発生してしまう。

一方、私の格安スマホ、1ヶ月2千円程度の代金は良いのだが、海外ではつながらない。しかし、幸いなことにSIMフリーなので、現地でSIMを買えば、普通に使える。でも、電話屋に飛び込み、スペイン語でセットアップしたり、さらにスペインからポルトガルに移動すると、国境の小さな町でもう一度SIMを買い換えなければならない。

全世界で通じる格安のSIMがないか調べたら、数種のSIMが売られていることが判った。それぞれ、通話ができるが代金が高い。データーのみでSIMは安いが日本では通じない、、、、、
とおのおの特徴がある中、選んだのはこれ。トラベルSIMデータ


通話はできないデーター専用SIMだがSIM代金が1800円、通信料金が$10=40MBでプリペイドなので、天井なしの料金にはならない。それに月額料金が発生せず、SIMは最後の通信から1年間有効なので、有効期限が切れそうになったら、日本でチョット接続すれば、また1年有効になる。通話はできないが、ラインで多くの通話は代用できるのでOK。

機種違いの為、設定方法が少し異なり、2時間ほど苦闘してしまったが、私と連れ合いの2台のスマホのセットアップ、APN(アクセスポイント)設定、アプリ制御設定など少なくとも日本語ででき、しかもラインなどが繋がることが確認できたのでこれで安心。

ただ、問題は通信料金が高いこと、$10のみチャージしたが、40MBなんてあっという間に終わってしまうよな。バックグラウンド通信を止めて、アプリのアップデートも止めて、グーグルマップはMaps.meで代用して、、、、 さて、緊急用として、このSIMが役立つか??

続いて2台の自転車の準備。綺麗に洗車して、各部にオイルを差して、動作を再点検して、、、、
前回はグレートジャーニーのSTIレバーを破損してしまい、旅行保険で費用はカバーできたものの、ジェノバで修理できる店を探し、治るまでは、旅行ができるか、すごく不安であったので、しっかり荷造りしなければ。


1台目の梱包はほぼ完成、続いて2台目もやらなければ。



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怒涛のお花見連荘も終わり、週末は天気がよさそうだが、スペイン、ポルトガル自転車旅行出発前にやらねばならないことが山積している。その一つが旅行計画。泊まる場所が判明したので、事前の検討地図を修正せねばならない。
グーグルの意地悪/マネタイズのため、グーグルマップからのルートGPXや場所のインポートが困難な一方、ガーミンのソフトも使いにくいので、googleのAPIを利用するものの、自由にGPXを編集できるWadachiとGPSiesを使って、出発前の地図を完成させた。




例によって、完成した地図はグーグルマップなので、複数あるルートのどれが良さげか、距離、高低差、ストリートビューなどで見られるようになっている。解像度を上げるため、大きな画面で設計してあるので、PCやタブレット、スマホの解像度に応じてブラウザーの拡大縮小度を変更して自分の画面に合うよう調整してみてほしい。

参考:Wadachi  http://www.cyclekikou.net/modules/wadachi/index.php?content_id=1

   GPSies  http://www.gpsies.com/home.do;jsessionid=55626CA9C253ACA3A3534A5238A2E4E6.fe3#10_35.4437078_139.6380256_hikebike

 

おまけ、ストリートビューで見つけた、D4=走行一日目のルート沿いの風景
★ドン・キホーテが突進したラマンチャの風車



D4=走行一日目のキャンプ宿近くの道にて



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下の日毎のページをクリックすると、A4サイズに印刷できる日毎の走行計画が出てくる。ブラウザーの戻るボタンで元に戻る。
最後の地図をクリックすると経路のグーグルマップになりストリートビューが見られる。

◇ D04 トレドからマラゴンへ
トレドでしっかり観光してから、ラマンチャの風車があるコンスエグラまで車移動、そかから45km位走ってはどうだろうか?
  

◇ D05 マラゴンからプエルトリャノへ
遠回りになるが支倉常長も泊まった古都アルマグロ経由で走れないか?
その場合、一部バス移動も。
  


◇ D06 プエルトリャノからトレカンポへ
道は一本。ラマンチャの平原と2つの山脈を越える。この日はひたすら走るだけ。
  


◇ D07 トレカンポからコルドバへ
ずっと下りなので、速度注意。コルドバは見る場所が多いので、早めに着いて、市内観光に出かけたい。
  


◇ D08 コルドバからルイジアナへ
Vias verde de la Campina なる鉄道の廃線跡をサイクリングロードにした道あり。
但し、路面は整備してあるもののダート、砂利道のように思われる。
前半を舗装道路で行き、後半をCRで行けば、支倉が泊まったと推定される、エシハを通ることができる。
  


◇ D09 休養日/予備日 どこに行くかそれが問題だ。
グラナダは観光地として有名かつアルハンブラ宮殿など見るところも多いが、行き帰りに時間をとられる。前々日に、きちんとコルドバ観光をしておいて、セビリア周辺で支倉常長の足跡を探るのが良いか?
  


◇ D10 セビリアからウェルバへ
ちょうど400年前、支倉一行が上陸したコリアデルリオは外せない。日本人の子孫であるハポン姓の方に会えると良いのだが。山側を通るなら、ロレト修道院も経由すべきか?
景色が良く、楽なのは海岸の道なのだが。
  


◇ D11 ウェルバからアヤモンテ
2つの町とも水辺の美しい町。バスで国境を越え、スペインからポルトガルへ。
  



◇ D12 ベージャからエボラ
ほぼ似たような高低差の道が2つある。
エボラはローマの遺跡はじめ、見るべきところ多そう。
  


◇ D13 エボラからベンダシュ
エボラ城壁外の水道橋は必見。距離は60km弱、道は一本のなだらかな下り。ポルトガルの農村地帯をなだらかに下っていく。
  


◇ D14 ベンダシュからリスボン
経路はいくつかありそうだが、、、、
テージョ川はフェリーで渡る?
  


◇ D15 リスボンからロカ岬
有名なエンリケ航海王の碑はリスボン市内の外れ。そこから海岸沿いの美しい町を幾つか抜け、最後に250mの山登りをして、ユーラシア大陸最西端のロカ岬に着く。
  


以上のルートと標高差プロフィルマップ他は下記リンクを参照。



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4月に予定している、支倉常長の道のりを辿るとともに、欧州西端まで走るサイクリングの計画図を作ってみた。
グーグルマップの保存先にリンクしているので、ルートを拡大し、さらにストリートビューで周りの景色を確認できる地図になっている。

日々のルートと観光地や注目すべきポイントは後日UP予定。





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サリニェナからの道は下図の左側青色の道A-126道路。途中、標高600mの峠を越していかねばならない。この峠の直前、Alcubierreは1937年2月頃、G.オーウェルが「メガフォンが武器」と語った、前線膠着の現場である。

峠には標識があるだけ、2車線の広い道だ。




一方カステホン・デ・モネグロスからの道は上図の左、赤色の道。HU-831からA-1104へと続く。峠まで標高差はあまりないものの、道が細く、荒れているように見える。道の北側にはMonte Oscroが聳えているはず。




そして、平らな部分に入ると何もない平原をひたすらサラゴサを目指して自転車を進めることになる。


到着、宿泊地のサラゴサは、世界遺産の町、このリンクからWikiを参照してほしい

あ、それから、サラゴサでは1日予備日があり、観光も十分楽しめるはず、この人のブログも、そして、この人のブログも参考になりそう。



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バリリョバルからモネグロスへの道も少し分からないところがある。
分かっていることは、砂漠の中の、荒涼とした道であるということ。

まず、泊まる場所が良く解らない。たぶんサリニェナ(Sarinena)かカステホン・デ・モネグロス(Castejon de Monegros)だと思うのだが。

サリニェナ
http://en.wikipedia.org/wiki/Sari%C3%B1ena

カステホン・デ・モネグロス
http://es.wikipedia.org/wiki/Castej%C3%B3n_de_Monegros




上側の右の赤いルートがサリニェナへの道。乾ているとは言え、川沿いの道なので、あだらかで少しは緑がある。


 サリニェナは湖のほとりの小さな町



カステホン・デ・モネグロスへの道は地図の右下の青い道。
こちらは砂漠の中の道だ。



カステホン・デ・モネグロスも小さな町。



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レリダからバリリョバルへの道はあまりバリエーションがなく、N-11からA-131を辿る道で、このままでOKであろう。

昼ご飯を食べるのは中間点のフラガか? ここはローマ時代からの古い町、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%AC


宿泊地のバリリョバルは人口1000人足らずのアルカナドレ川沿いの小さな町、見るべきところもあまりなさそう。



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ツアー3日目のトラからレリダのコースをグーグルストリートビューで確認していたら、とんでもないことに気が付いた。
オリジナルに計画していたのは、グーグルのスペインの道案内が徒歩と車しかなく、徒歩でコースを検索してあり、その探索結果は下図の赤線のコースであった。
(地図をダブルクリックすれば、グーグルマップへ)

比較的まっすぐで、最初に200mの山なみを登り越えねばならないが、まあこんなものと思っていた。

ところが、ストリートビューで道を確認すると、その多くが未舗装の農道であるらしい。ポピー=アマポーラがきれいだが、これでは、MTBでなければ長距離は走れない。


そこで、グーグルの道案内で車を指定してルート検索すると、青色のルートが出てきた。これなら、登るのも100mプラスアルファ。ただ一部未舗装道路があるのと、風景が少し単調かもしれない。


一方、マップクエストでは自転車ルートが検索でき、それで検索すると、紫色のルートが出た。このルートは少し大回りではあるものの、河川沿いの道で、風景に変化がありそう。

87kmと走れない距離ではないので、どちらが良いか?

3日目の宿泊地、レリダの情報は、
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%80

を参照ください。



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2日目のManresaからToraへは2通りの行き方があるようだ。


青のコースは地元のサイクリストがヒルクライムの練習に使っている?山の中の車の通らない道。

標高200m余りのManresaから標高900mの山を2回登って、行かねばならない。

見晴は良くないかもしれないが、たぶん走ることになるのが、赤いルート。主要道路の側道というか旧道を走っていく。こちらの方が少し楽だが、それでも標高差500mを登らなければならない。

高速道路の横をそれほどは広くないが、一応は2車線の、おそらくあまり車の走らない道路を走ることになる。


Toraの町は山の中の城塞都市?
http://en.wikipedia.org/wiki/Tor%C3%A0

町の北東4kmの所にある、物見の塔にも足を延ばせれば良いのだが。



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今年のスペイン自転車旅行まで後2ヶ月余り、そろそろコースを真面目に検討しておかなくては。1日目のバルセロナ~マンレザには特に心配がある。

バルセロナからマンレザまでは70km、標高差も250mなので、主要観光地のモンセラットを無視して訪れないことにすれば、初日とは言え、ちょうど良い距離だ。

しかしルートの途中には黒のマリアで有名なモンセラット修道院(Wikiの解説)があり、ここは支倉常長や天正少年使節なども訪れたようなので、是非訪問せねばなるまい。

ところが、そのモンセラットはあの山の上のさらに向こう。予定のルートから700mも崖を登った所にあり、自転車で行くのは現実的でない。フニクラがあるようなので、自転車を止めておいて、空荷で行ってくるにしても、フニクラ往復と見学で最低3時間は必要だろう。


何か良い自転車ルートがないか?と探していたら、良く使う下記サイトに自転車の自走ルートがあった。 

http://www.gpsies.com/map.do?fileId=jfjnvfmncfgkidkz&language=en

下図の赤いのが当初計画のバルセロナ~マンレザのルート
青いのがモンセラットまでバスで行き、そこから、マンレサに稜線の道を辿って下るルート。地図をクリックすれば、拡大可能なグーグルマップになる。


人形印を道路の上に移動してストリートビューで風景を覗いてみると、

スタート点の標高720mの断崖の上。


スタート直後のBP1103への分岐点を左に行く



異形の岩山を眺めながら、下る。道幅が狭いので車やは見出しに十分注意が必要。


右側通行なので、常に谷側の風景が楽しめる。だが側路帯は狭い。

BP1101にくるとなだらかな下りに


高度が下がってくると、植物が増える。



橋を渡れば、マンレザの町

これなら、距離も短く、下りだけなので、初日にはちょうどよいのではないだろうか?


マンレザに関しては、下記のWiki日本語記事を参照方
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B6



 



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私はお金と暇がなくていけないのだが、来年の中国のサイクリング地図ができたので
UPします。適当な倍率に調整して、経路を再生してみると面白いと思います。

日時:2015-9/3~9/20
場所:ウルムチ→イーニン
問合せ先:シルクロード雑学大学 長澤さんへ

下記の地図をダブルクリックすれば、経路のグーグルマップが開きます。

サイクリング旅行の白眉はこれ、タリム湖の向こうに見える雪を頂いた山脈



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シルクロード雑学大学の来年のスペインサイクリング計画の概要が出来上がった。

ルートはバルセロナ→マンレサ→トラ→レリダ→バリョバル→モネグロス→サラゴサ→ダロカ→ミルマルコス→シフエンテス→ヌエボバスタン→マドリードである。
4/16(木)に出国して、5/3(日)に帰国の予定。


上記の地図をダブルクリックすれば、グーグルマップが立ち上がるので、経路を拡大し、人形マークを見たい場所にドロップすれば、町の様子がストリートビューで確認できます。


経路途中の町の歴史や名所、旧跡なども調べなければ。



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今日は距離も短いし、昨日はおそくなったこともあり、9時出発。トー湖の地中海側の
砂洲を走る。色々な野草が花の時期を迎えている。


両側にボート、、、 真ん中にクレーン、、、 何だ、ボートの立体駐車場、じゃなかった
立体駐船場だ。


順調に走っていたら、あれ、道が無くなった、どうしよう、、、、

同年代のサイクリストがいたので、アグドにはどう行くのか?聞いたら、
それなら、俺がミディ運河の入り口まで案内するよと言ってくれた。




彼の名前はたしか、セルゲイ。町の中の複雑な経路を、安全な道に沿って案内してくれた。
ありがとう!!!


と、着きました、ミディ運河の入り口に到着。


閘門が3方向にあり、高低差のある運河の交差点になっている。


ミディ運河の脇の道は砂利道で走りにくいとのことなので、せっかくセルゲイさんに
案内してもらったが、一度アグドの町に戻ることに。

町に戻ると、そこにはローマ時代の遺構の上に人家がある。


しばらく、運河から離れ、川沿いに走る。


運河にまた戻って、ここでランチ。


今日のランチは種類が豊富で、デザート付。




運河沿いに走りにくい砂利道(昔、船を引く馬が辿った道)と舗装されて、自転車の
走りやすい道が並行して走っている。

晴天の下ではあるが、運河沿いのプラタナスの日蔭を順調に走る。


所々にオーバーブリッジがあり、


そして、所々に閘門があり、高低差、水位差を調整している。


今では運河には自家用ボートが浮かび、町には瀟洒なカフェもある。


時間を掛ければ、この運河で地中海から大西洋にぬけられるのだとか。

2本だった道が1本になった。


気分よく走っていたら、運河に交通信号!  何だ? あ、可動橋。


ベジエの町も古い町、大聖堂やお城などがたくさんある。




あそこにも見に行きたいななどとよそ見をしていたら、道を見失った。




古そうな橋を横目で眺め、川を渡ったら、運河とはお別れ、、、宿を目指そう。
と、これが、判断の誤りだった。 ミディ運河の重要地点、ecluses de fonseranes を
見逃してしまった。ああ、事前勉強不足。(まあ、宿に着いてから車で見に行ったのだが)




宿は、ブドウ畑の中の民宿。あれじゃないか?と近寄ったが、ちょっと立派過ぎた。




あの屋敷ほど豪華ではなかったが、プールが2つある民宿だった。
早く着いたし、暑いし、プールに飛び込んだら、、、、、蛇もいました。

 

wadachiで作ったグーグルマップ、区間解析、GPXと写真集はこちらをクリック



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 昨日泊まったのは、モービルハウス。久しぶりにこんな所に泊まるのも良いかなと
思ったのだが、夜半のミストラルにやられた。プレファブをブロックの上に置いた
だけのモービルハウスは、ミストラルに揺られて、目が覚めてしまったのだ。


ローヌ川の三角州に位置するカマルグ地方は、水が豊かで、そこここに水田がある。


かっての領主?の屋敷は公園になり解放されているようだが、まだ朝早いので、
門前で休憩。 

 
ローヌの分流であるプチ・ローヌを渡り、陸とも川とも海ともつかない場所、
カマルグに入っていく。

 
フランス国内なのに、2ヶ国語表示。プロバンス語の表示だ。


カマルグと言えば白馬。世界の儀仗馬の多くはここの血統。
白馬は以降よく見かけることになる。

 
豊富なかや?で葺いたカマルグ地方特有の家。


もちろん、定番のブドウ畑も多い。


地中海性気候で晴れが多いのに水はいくらでもあるから、牧草も良く育つのだろう。

 
こんな牛を集めるのに、闘牛が盛んになったのだろうか?

 
2時間半走って、今日の第一の目的地、エーグ・モルトに到着。十字軍の出発基地と
して、ローヌ河口に建設された城塞である。

 
城壁の上に登ってみると、今まで走ってきたローヌ三角州の平原が見渡せる。

 
そして、海側をみると、白く輝く塩田、さらには沃素を多く含む為だろうか?
紫色に輝く塩田も見える。

 
城壁の周りを自転車で回ってみると、ここから十字軍の船が出港したとは信じられ
ない砂地が広がっている。かつてここは海だったのだが、ローヌ川の堆砂で埋まり
港としての機能を果たさなくなり、その結果、この城塞が無傷で残ったのだとか。




小一時間も走っただろうか? ようやく地中海に出たので、ビーチの小公園でランチ。
 

 
もう、夏も近いが、ビーチにあまり人は居ない。

 
昼食後、ビーチ沿いの道を辿って走っていたのだが、突然サイクリングロードが
工事中で途切れてしまった。GPSの上では、2本のCRがあるのだが、2本とも
入り口で工事中だ。単独行なら、バリアを乗り越えて、CRに入るのだが、10人
以上でそれをやると問題だ。
躊躇して地元の人に聞くと、この先、高速入り口の自転車通行禁止地点の近く
から、別の道がありそうとのこと。

 
ありました、ローヌ・セット運河横の道、ただし砂利道で、ロードの方には
チョトつらい。

 
走りにくい砂利道を抜け、また地中海側に戻ってきた。

 
砂州の上にできた海岸リゾート、夏は人が多いのだろうね。

 
砂州の上にサイクリングロードは続くのだが、半舗装状態の道がカテドラルまで続く。

 
金色に輝く海。藻の一種だろうか?

 
着きました、カテドラル。事前の情報では、ここから桟橋で対岸の陸側に渡れるとの
ことだったのだが、、、

 
カテドラルの陸側の門は閉まっている。横に道はあるのだが、かなり引き返さな
いと、その道に出そうもない。

そこで、藪漕ぎ、強硬突破することに。

 
ふう~ぅ、やっと桟橋を渡ることができた。

 
内陸部に戻り、サイクリングロードを走り、

 
そして、車の少ない田舎道を走り、

 
また、海側に出てきて、GPS上ではうまく道路につながっていそうな道を走って
いたつもりが、工業地帯と高速道路に囲まれた袋小路に入ってしまった。

もう6時を過ぎ、走行距離も100kmを越えている。でも後戻りしかない。

 
さて、急ぐ気持ちで注意力を散漫にさせずに、セットの街中を抜けねばと、道を探
しながら走っていたら、フランス人女性から、「あら、あんたたちポンプを持って
いるわね、ちょっと貸して、半パンク状態なの」と呼び止められる。時間も押して
いるし、、、知らんぷりをしようとしたら、Yさんが、ニコニコとポンプを差出した。

 
日本人なの?私、村上春樹の大ファンなの、、、この自転車は誕生日に彼が買って
くれたの、、、、
Yさんが空気を入れている間に、色々と話してくれる、、、

さて、これで良しとポンプを仕舞おうとした時、今まで青で何ということはなかった
信号機が赤になり、遮断機が降りてきた。

 
何のことやらさっぱりわからなかったが、歩行者は、向こう側へ走っていく。

あら~まぁ、橋が動いちゃった。向こうに渡れないよ。

 
ヨットが優雅に出港、帰港するのを眺めながら、まあ、そのうち宿には着くだろう。
こんな可動橋はそう見られるものじゃない。と納得させる。

 
セットの町は、四方八方に水路がめぐり、綺麗な町なのだが、眺めるだけ。
あら、GPSの電池が切れた、2GPS体制なので、もう片方のGPSを頼りに、宿へ。

 
もう7時半、夕日を正面にあび、110km走って宿にたどり着いた。

 
wadachiで作ったマップと写真はこちら

 



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