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北海道の登山ならびに風景と花の写真。個人の日記など。     アクセス状況追加(2009/2/24 以降分です)

木工旋盤で作品(?)の制作を行いました。

2020年08月22日 15時21分33秒 | Weblog
(平岡公園)
昨日は平岡公園を訪れましたが、成果が無かったため日記にはアップしませんでした。


(木工旋盤)
自作の木工旋盤に改良を加えながら、記念すべき第一作の作品ができあがりました。(写真1)

とても作品と呼べるレベルの出来映えではありませんが、何とかここまで加工をすることができました。

加工時の問題点は色々とありますが、「駆動力、回転精度、保持方法、切削用材料、バイトの使い方」が主なものでしょうか。

専用器具であれば、高出力で回転精度も良く、回転速度が可変になっています。

保有している電動ドリルを活用した自作木工旋盤では、現在のレベルが精一杯です。

切削中に、バイトの刃先が切削物に深く刺さったりして、バイトと木工旋盤の各部に非常に強い力が掛かることがあります。

そのため、構造部品をあまり強く作りすぎると、電動ドリル側が壊れる可能性もあります。

現在は、非常に強い力が加わった場合は、切削物の保持部分が外れることで、電動ドリルを保護しています。

切削物の非駆動側を保持するためのアルミ製金具に簡単に穴が開いてしまいました。(写真5右)

鉄棒側と金具側の両方にグリスを塗っていたのですが、鉄棒とアルミ板では強度が違い過ぎました。

そのため、鉄板で金具を製作し直しました。(写真5左)

今回の切削では、木工旋盤用バイト、木工用ヤスリ、鉄用ヤスリ、紙ヤスリを使用しました。(写真6)

角材のままで切削を開始すると、バイトに対する衝撃が大きく、切削にも時間がかかります。

開始前に、角材の角を落としておいたほうが、切削が容易で時間も節約になります。

ノミやカンナと違って、バイトは連続的に長時間の作業が行われるため、刃先へのダメージはかなりのものがあります。

頻繁に刃先を研ぐ必要があり、そのためか刃は長く作られています。(写真6,7)

バイト研磨用の専用器具が市販されていますが、取りあえず自作のディスクサンダーで刃先を研磨してみました。(写真9)

この方法は、お奨めの方法ではないそうで、頻繁にバイトを使用する場合は専用器具の使用が推奨されています。


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記念すべき第一号の作品です。
出来映えはあまり良くありませんが (^_^;
右側は、加工前と同じ木材です。

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木工旋盤と使用した道具類です。 



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電動ドリルが右側に倒れて自身の排気孔を塞ぐため、
途中で止めるための板を右側に取り付けました。


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加工中の状態です。



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切削物の非駆動側に取り付ける金具です。
右:最初に製作したアルミ製に穴が開きました。
左:鉄板で製作し直しました。

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加工に使用した道具類です。
上から、木工旋盤用バイト(すくい丸)
木工用ヤスリ、鉄用ヤスリ

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木工旋盤用ハイス鋼製バイト
スクイ丸13mm
頻繁に刃先を研ぐので、長くできています。

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同上
ノミやカンナと違って、連続して長時間にわたり
切削に使用されるので、刃先のダメージは大きいです。

tjmount
専用の研磨器具がないので、自作の
ディスクサンダーで研いでみました。
お奨めの方法ではないそうです。



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