マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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天理・上山田に時季遅れの山桜に出会い、農産物直売所の「みちくさ」に旬の春の味を求める

2023年05月12日 07時31分24秒 | 天理市へ
お礼を伝えた天理の中山田

次の目的地にハンドルをきった。

名阪国道の福住ICに行く途中に立ち止まり。

思わず急ブレーキかけた畑の桜。

雪洞のような桜の花は八重。

淡い緑色の葉もきれいな八重の山桜の雰囲気がいいね!。

奈良市の長谷に向かう峠道まで走ってまた戻ってきた。

と、いうのも三叉路辺りにあった小屋に目が潤んだ。



割った薪を綺麗に積んだその情景。

火力に用いる薪の材を伐採した木を運ぶ。

屋根のある小屋のような建物の軒に積んだ薪。割るための台は丸太。

伐りだした材から取った丸い台。

割り木を縦に立てて斧を振る。

薪は、かつて竈やお風呂の火ダネに使っていたが、今はよほどのことでなければ、屋内に設置した薪ストーブに暖をとる材であろう。

今の若者は、薪の割り方さえ体験することはない。

斧や大ハンマーを振る動作は、腰を使い、道具の重さを利用して下ろすのだが・・・

BBQの火に燃やす薪は、つくるのではなくアウトドア用品売り場に求める時代。

薪割り体験すれば、わかるが体力は相当なもんだ。

昔、昔、我が家に木製の風呂があった。

火ダネは、ご近所にあったお風呂屋さんがもっていきな、と云われた捨てるくらいの端材をもらって、家にあった斧で割っていた。

そんな時代がとても懐かしく感じる私も70歳の身。

今じゃ斧も振る力はなくなった。

薪置き場からすぐ近く。

三叉路にある地産地消の野菜を売っている上山田・農産物直売所の「みちくさ」に立ち寄る。



店舗前の棚に並べていた採りたて野菜。

棚にあるときと、ないときもある。

売り切れなのか、それともその日の持ち込みがなかったのか・・・

さて、何を選んでお家の土産に・・・。



いちばんに目が動いたソレは、葉の部分を切り落とした葉たまねぎ。

新玉らしいから、そう判断した葉たまねぎは、3玉が100円。

正味大好きなわけぎも100円。

家庭食に常備している青葱も100円。

滅多に買うことのない150円の蕗の茎も買っていた。

代金は、左下に置いているカンカンに収める。

お釣りを要する場合は、店舗におられる売り子さんにお願いして硬貨に替えてもらう。

朝採り新鮮野菜。

ほんまやったら、ぜんぶ買いたいところだが、そこはぐっと我慢した。

基本が無人販売の上山田の「みちくさ」はこれくらいにして再出発した。

走った瞬間に停車。

まさかここに見事な山桜が咲いて板とは・・・

ここもまた、時季を替えてやってくると思いがけない美の世界に出会える。



大木の山桜。

カメラのレンズに収まらないほどの大きく育った山桜。

横から撮った一部の姿も美しい。



杉林に埋もれてしまいそうな山桜。

心に焼き付けておこう。

(R3. 4.25 SB805SH撮影)


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