
再び電話をくださった写真家Kさん。
Kさんが現地で巡り合った天理市滝本に住むYさん。
お話したいことがある、と私に同行依頼。
前月の9月12日にはじめてお逢いしたYさんの情報は多岐にわたっていた。
麦わら細工からはじまり、屏風つくりに地元滝本の領地地図を用いたとか、平成10年に発生した台風7号の影響を受けて作業した多くの樹木の植樹やら、古着から裁縫したリフォームもあれば、私が手を揚げて記録させてもらったぶとくすべ・・・
まだまだ、あるあるY家の民俗に様々な護符に、今も使えそうなカラウス。
住まいする地域の神社行事などなど。
そして毎年に、栽培されているサフラン。
そのサフランが咲いたから、お越しください、と知らせてくれた。
Yさんは、昭和6年生まれの90歳。
記憶は鮮明、明確に行動されているお元気な方だ。
お話は多岐にわたり、多くの情報に聞き取りは午後3時から6時ちょっと前まで・・・
さて、本日も、また長居をしてしまうかも・・
パエリヤ用途に、雌蕊だけを摘むサフランを、どっさり栽培しているYさん。
花が咲いたら撮らせてくださいとお願いしていた。
前回、同様、写真家Kさんとともに出かけた聞き取り取材。

先に見せていただいたサフランの栽培場所は、やや明るさがあり、通気もある地下倉庫。
サフランの開花期は、10月半ばあたりから12月半ばまで。

今が丁度の開花期に保管していた地下倉庫にいっぱい咲いている。
これほど多く、咲いておれば、実に壮観。

レンズをどこに向けていいのやら・・・

地下では暗いから、お外に出て撮らせてもらった自家栽培のサフラン。
一気に増えたワケではなく、少しずつ増えていった、と話してくれるYさん。
最初は、1球からはじまったそうだ。
一年、一年を着実に栽培してきたサフラン。
分球に分球を重ねて、これほど大量になった、と・・
サフランは、秋咲きのクロッカスの一種。
もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていたが、現在は観賞用として利用されているようだ。
サフランといえば、パエリアやサフランライスに用いられる黄色染め香辛料の原材料。
薬用、スパイスとして利用されるサフラン。
食べたことがない私でも、そのことは、なぜか知っていた・・・
おそらく、料理人がテレビで紹介しているのを覚えていたのであろう。

原材料になるのは、サフランの雌蕊。
3裂の濃い目の赤色雌しべを、しっかり乾燥させてつくる調味・香辛料。
その状態であっても、同じくサフランと呼ぶ。
こういうぐあいにするのです、と教えてくださるYさん。
午後3時ころの天候にサフランの花は生き生きしている。

地下倉庫で見るよりも、天然の明かりに映るサフラン色。
透明感がある淡い紫色が瑞々しく見える。
嗅いだ花の香りは、ほんわか。
独特の香りに癒される。

雌蕊を摘まんでは、手で受けて、次のサフランへ・・・

手のひらにおいた3裂雌蕊。

手のひらいっぱいになれば、容器に移して、また雌蕊摘まみ。

ひと房ずつ手にしては、雌蕊取り。

いちいちそれでは時間がかかるから、球根ごと手にして雌蕊取り。

サフランの栽培は、ベランダでもつくれるそうだ。

なお、トップページにアップした植物は、Y家のお庭に植栽していたシキビ。
シキビの葉っぱは滑らかだが、「ビシャコ」の葉はギザギザ。
特長あるから、覚えておくといい、といわれた。
(R3.10.31 SB805SH/EOS7D 撮影)
Kさんが現地で巡り合った天理市滝本に住むYさん。
お話したいことがある、と私に同行依頼。
前月の9月12日にはじめてお逢いしたYさんの情報は多岐にわたっていた。
麦わら細工からはじまり、屏風つくりに地元滝本の領地地図を用いたとか、平成10年に発生した台風7号の影響を受けて作業した多くの樹木の植樹やら、古着から裁縫したリフォームもあれば、私が手を揚げて記録させてもらったぶとくすべ・・・
まだまだ、あるあるY家の民俗に様々な護符に、今も使えそうなカラウス。
住まいする地域の神社行事などなど。
そして毎年に、栽培されているサフラン。
そのサフランが咲いたから、お越しください、と知らせてくれた。
Yさんは、昭和6年生まれの90歳。
記憶は鮮明、明確に行動されているお元気な方だ。
お話は多岐にわたり、多くの情報に聞き取りは午後3時から6時ちょっと前まで・・・
さて、本日も、また長居をしてしまうかも・・
パエリヤ用途に、雌蕊だけを摘むサフランを、どっさり栽培しているYさん。
花が咲いたら撮らせてくださいとお願いしていた。
前回、同様、写真家Kさんとともに出かけた聞き取り取材。

先に見せていただいたサフランの栽培場所は、やや明るさがあり、通気もある地下倉庫。
サフランの開花期は、10月半ばあたりから12月半ばまで。

今が丁度の開花期に保管していた地下倉庫にいっぱい咲いている。
これほど多く、咲いておれば、実に壮観。

レンズをどこに向けていいのやら・・・

地下では暗いから、お外に出て撮らせてもらった自家栽培のサフラン。
一気に増えたワケではなく、少しずつ増えていった、と話してくれるYさん。
最初は、1球からはじまったそうだ。
一年、一年を着実に栽培してきたサフラン。
分球に分球を重ねて、これほど大量になった、と・・
サフランは、秋咲きのクロッカスの一種。
もともとは染料、香料、薬用として多く栽培されていたが、現在は観賞用として利用されているようだ。
サフランといえば、パエリアやサフランライスに用いられる黄色染め香辛料の原材料。
薬用、スパイスとして利用されるサフラン。
食べたことがない私でも、そのことは、なぜか知っていた・・・
おそらく、料理人がテレビで紹介しているのを覚えていたのであろう。

原材料になるのは、サフランの雌蕊。
3裂の濃い目の赤色雌しべを、しっかり乾燥させてつくる調味・香辛料。
その状態であっても、同じくサフランと呼ぶ。
こういうぐあいにするのです、と教えてくださるYさん。
午後3時ころの天候にサフランの花は生き生きしている。

地下倉庫で見るよりも、天然の明かりに映るサフラン色。
透明感がある淡い紫色が瑞々しく見える。
嗅いだ花の香りは、ほんわか。
独特の香りに癒される。

雌蕊を摘まんでは、手で受けて、次のサフランへ・・・

手のひらにおいた3裂雌蕊。

手のひらいっぱいになれば、容器に移して、また雌蕊摘まみ。

ひと房ずつ手にしては、雌蕊取り。

いちいちそれでは時間がかかるから、球根ごと手にして雌蕊取り。

サフランの栽培は、ベランダでもつくれるそうだ。

なお、トップページにアップした植物は、Y家のお庭に植栽していたシキビ。
シキビの葉っぱは滑らかだが、「ビシャコ」の葉はギザギザ。
特長あるから、覚えておくといい、といわれた。
(R3.10.31 SB805SH/EOS7D 撮影)