マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

琵琶湖博物館・湖国の食事-附民俗行事写真展〜湖国の行事を彩る〜

2024年04月19日 07時57分17秒 | しゃしん
さて、壁一面を広く使って展示していた「湖国の行事を彩る食事(※くいじ)」

展示作品のすべてを撮影し、解説された写真家の川島朱実さん。

圧倒される「ハレの日」の行事食に暮らしのあり方を垣間見る。



写真はともかく、解説文までは撮れなかっただけに、今日の装備が悔やまれる。

それにしてもだ。



これだけの情報を壁一面に展示する作業量・力がすごい。



計算し尽くされた配置。



目がきょろきょろ動いてしまう。



アレもすごい、コレもすごい描写力。



取材するだけでも相当な日数・時間を要したことだろう。



一枚、一枚を丹念に見る時間は用意していない。

今回の展示をまとめた博物館図録、或いは研究紀要集があればなぁ・・・・

一枚の展示写真に目が点になった。



コレと同じようなお家の正月行事を奈良で見たことがある。

ユズリハにシダ。

その奥にちらっと見える藁つくり。

しめ縄のカタチでなく、ワッカつくりのコジメ。

そのワッカ部分に、男性が箸で摘まんだコレは、たぶんに雑煮。

元日に食する餅など雑煮の欠片を奉る習俗。

よくよく見れば木の枝に白い餅をくっつけている貴重なあり方。

藁のカタチから、思いだした「ヤス」。

滋賀県の行事取材を終えた川島朱実さんが見せてくれた「ヤス」そのものと、ほぼ同類・ほぼ同型が奈良の長谷町の民家に伝わっていたその形状から呼んでいた「カミサンのチャワン」。

隣接する天理市の福住・別所下山田に宇陀市室生の小原に奈良市長谷の事例。

それぞれ呼び名は異なるが、正月雑煮の欠片を奉る習俗は、地域を離れた圏外類似例も調査しなければならない希少事例である。

次の事例は「シトギ」。



充てる漢字は「粢」


展示のシトギは、大津市小野の小野神社行事における神饌もの。

餅と菓子の神様が藁づとに収めるしとぎ餅


奈良県の行事に多くの藁づとが見られる。

餅を詰めることもあれば、小石も。

地面を叩く際に音鳴りにダイコン葉を詰める行事もある。

シトギは米粉から仕立てる神饌もの。

口にしたらよくわかる米そのものの味、食感は、今も脳裏に焼きついている。

(R3.10.26 SB805SH 撮影)

カラー色にモノクロ対比に侘、寂風情を愉しむ

2024年03月03日 08時05分17秒 | しゃしん
私の下草刈りの範囲は、北庭以外に中庭がある。

中央に大きく育ってしまったドラセナがある。

そこを避けて通る南庭から中庭.。

ドラセナを迂回する北庭への移動。

特に邪魔だと感じることのない中庭であるが、下草にシダ類が伸び放題。

ふと、そこに視線を落とした。

このぐちゃぐちゃした状況にセピア色が浮かんだ。



ま、モノクロでもいいか、と思って撮った風情。

カラー色にモノクロは、侘び、寂びを感じた我が家の中庭風情。

R3.11. 5 SB805SH 撮影)

旧型エネループの経年劣化が判明した充電済4本セットパナ製BQ-CC83充電器

2024年01月25日 07時52分03秒 | しゃしん
気が立ってもうて、しょうがない。

中古やけどカメラのキタムラの手から入手したキャノンストロボ420EXが不良品なのか、それとも充電可のニッカド電池がおかしいのか、至急に調べたい。

中古のストロボが不良と結論付けるんなら、早く対応しないと・・。

出荷から1週間までの返品扱いならなんとかなるが、その期間を過ぎたら、返品できない。

充電式電池がほんまにおかしいのか。

早く見極めたい。

そう思って、新式のエネループを買ってきた。

充電器の型番はBQ-CC83。



充電済単3が4本セット入りの製品。

税抜き価格が2980円のBQ-CC83はK‘sデンキにあったパナソニック社製のエネループ。



エネループは、長年使ってきたサンヨー電機(※ブランドマークはSANYO)の製品だった。

充電器の型番はNC-TG1。

大きさ、形状はほとんど同じだが、大きく変わったのは、1本、1本ごとにチェックランプが点灯する。

NC-TG1は、4本充電できて点灯。

うち1本が充電できてなくとも、適当に使えたものだった。

さて、今日16日は、テスティングだ。

BQ-CC83の機能は、まず診断からはじまる。

コンセントに差し込んだ途端に始まる電池状態の診断は2秒間。

速い点滅の緑色ランプの発光。

それからすぐにはじまる充電中のランプは緑色の点灯。

その点灯が消えたら充電完了。

もし、途中で緑ランプがツツー・・ツツー・・のような2回繰り返す連続点滅は、過放電電池のセンシング充電中表示。

診断後、電池の電圧が過度に低くなっている状態であり、1本ごとに最適な充電を開始する機能、とある。

ツツー・・ツツー・・のような不連続でなく、ツー・ツー点滅は異常状態。

充電池そのものが異常状態。

交換要である。

さて、古くなった旧型のエネループの充電を新型のBQ-CC83に装填してコンセント接続。

一つ目は、パナソニック製のエネループライト。

サンヨー電機から継いだエネループ。

パナソニック製になっても製品名はエネループが嬉しいが、タイプはライトになった。



装填した4本ともが点灯緑色ランプ。

数秒も経たんうちに左から2本目が点滅になったから外した。



3本は正常と思われ、しばらくして消灯した。

外した1本だけを装填。



ランプは点灯状態。

しばらく放っておいたらいつの間にか消灯していた。



これで4本とも充電が完了した。



日を替えた17日は、サンヨー電機製の純正エネループ。



装填した4本ともが点灯したが、すぐさま1本が点滅になったから除外した。

1時間後にみた残り3本はいずれも消灯したから充電したとみなす。



外した1本も再装填。



1時間後には消灯したから、これも充電完了だ。

ところがだ。



充電が完了したと判断した2社のエネループがおかしい。

ストロボに4本とも装填したが、うんともすんとも・・。

充電したと思われたが、そうではなかった。

たぶんに思われる充電の回数制限オーバーであろう。

1本、1本確かめたとしても、その原因は経年劣化により電圧ショートが誘発されたもうよう。



パナソニック製のエネループライトを買った日は平成26年3月17日だから、なんと7年間も使い続けた幸せ者。

とうとう寿命がきた、と判断した。

ところで、サンヨー電機製のエネループは、前年の9月28日に買い替えたもの。

これもまた8年間も使い放題に命尽き、廃棄処分とした。

ちなみにストロボ本体が故障したと判断し、買い替えのつもりで買った楽天市場売りのカメラのキタムラ下ろしの中古ストロボは無用になった。

と、いうのもストロボ発光しない原因は、旧型の充電式乾電池にあり、だった。

買ってきたばかりのBQ-CC83充電器のセット売り充電済みパナソニック製エネループを、故障したと判断したキャノンストロボ420EXに装填したら発光した。



正常に動作したのは嬉しいが、さて、どちらを予備にするか。

それがわかるように「OLD」表記したシールを貼っておいた。

(R3.10.14、16、17 SB805SH 撮影)

通販購入に求めた中古のキャノンストロボスピードライト420EX

2024年01月22日 07時50分29秒 | しゃしん
楽天市場に求めた中古のキャノンストロボスピードライト420EX

あれこれネット探しに決めたカメラのキタムラ提供・39ショップ扱いのキャノンストロボ420EX中古品。

送り主は、株式会社キタムラ・香川県綾歌郡宇多津町浜が所在地のヤマトロジスティクス香川ロジセンター内。

送料550円はかかったキャノンストロボスピードライト420EX中古品が3490円。



商品状態は、外観スレありのB並品にケースもスタンド付属していた半年保証対象外の品物。

ヤマトの配達人から受け取ったダンボール箱がいやに軽い。

試しに故障した愛機の420EXを右手に、左手はダンボールを持って重さを比べたらまるで空っぽのように感じる。

封を開けたら玉手箱、でなく同機種にほっとする。

ケースは以前から使っている布製に近い、風合いが好みのケースに入替。

同封していたスタンドを忍ばせる。



電池をセットしてテストストロボは問題なく発光するが、カメラに装着したら発光しない。

それはAモードの場合は発光せず、Pモードで発行するようだ。

前方に向けてシャッター押しに連続発光できるが、天井バウンズ、背面バウンズでは連射できない。

単発なら発光する。

ちなみ長らく使っていたパナソニック製充電池はうんともすんとも。

充電状態は、空っぽと思われ、あらためて充電した。

充電器は、エネループを開発したかつての三洋電機。

アルファベット文字はSANYO。

懐かしい社名に、今はもうない。

パナソニック社が吸収した兄弟会社


救いの手を伸ばして、素晴らしい性能を発揮していたエネループはパナソニック社に移され、再生した。

吸収される前から使っていた充電器の型番は、NC-TG1。

長年使ってきて、いつしか充電ができたかどうかを知らせるランプも点灯しなくなった。

これぐらいでえーやろ、てな感覚で使ってきた充電器でもう一度充電した。

それを、買ったばかりの中古のキャノンストロボ420EXに装てんしても発光しない。

えっ、テストのときには発光したのに、なぜ・・。

ほぼ未使用の乾電池に入れ替えても発光しない。

どうもおかしい。

乾電池の1本・・・

マイナス極の底面が黒っぽい。

ショートしたのであろうか。

乾電池チェックをしたら、赤ランプ。

もう1本も赤ランプに、2本の乾電池を入れ替えたら発光した。

なんとなく怪しい。

怪しいのはストロボでなく、電池側に問題がありそうだ。

(R3.10.13 SB805SH 撮影)

山里譚写真展内外に観たタウンウオッチ

2023年11月11日 08時14分48秒 | しゃしん
6月8日のFBにコメントアップした写真家Sさんの個展案内。

メッセージは「ニッコールクラブの会報誌に載せて頂きました! 嬉しい光栄です!個展「山里譚」は9月2日からです。どうかコロナウィルスが治まっていますように・・」だった。

2カ月後の8月24日に発信した写真展開催におけるコメント。

「皆様へ、本日8月24日からニコンプラダ大阪が臨時休館になりました。え~~( ;∀;)スタッフの感染があったそうです。手洗い、マスクや除菌など感染対策はされていましたのに、よもやと思っていた事が起こりました。9月2日から始まる”山里譚
”写真展は開催予定との連絡がありましたので、そのつもりで準備は進めています。あと一週間感染の具合で判断が変わるかもわかりません。その時はまたご連絡させて頂きます」と、あった。

それから数日後の28日にも発信。

それは朗報であった。

「ニコンプラダ大阪は30日から再開決定です!!写真展は予定通り開催できます。一時は感染って聞いてもうあかん↓って凹みまくり。が、今は私も頑張らな!の気持ちが湧いています。皆様、よろしくお願い申しあげます」とあった。

明確に展示することになった「山里譚 志岐利恵子写真展(ニッコールクラブ会員展)」。

会場は、大阪市中央区博労町に建つ御堂筋グランタワーの17階。

ニコンプラザ大阪THE GALLERYが会場である。

写真展の開催日は、9月2日から15日までの期間にできるだけ早く、と思っていた。

その日は、9月4日。

事情ありに、その日になったが、残念なことに雨天日。

自宅を出発して、阪奈道路利用に生駒山越え。

そのまま西へ、西へと走った雨天日。

午前10時過ぎ。

後大阪・大東市扇町辺りで遭遇した雷光・雷鳴。

前のトラックが信号待ちに撮った映像に写りこんではいないが、おそろしや、おそろしやである。

さて、駐車場はどこを利用したらいいのやら。

会場に、より近い駐車場といえば、地下にある長堀駐車場。

どこから入ってもかまわんが、停めた場所だけは、覚えておかないと・・

映像でわかるここはどこ?。



そう、ここは三休橋(さんきゅうばし)筋。

大阪で南北を貫く大通り、といえば御堂筋がある。

工事されたときは、ここに滑走路をつくる気か?といわしめたくらいの幅をもつ御堂筋。

現在は、北から南へ向かう一方通行の大通り。

方や、南から北に向かう一方通行通りの堺筋がある。

長堀に架かる三休橋を通る三休橋筋は、ちょうどその中間にある小通り。

心斎橋、中橋、長堀橋の交通量を分担し、通行量を減らすために三休橋と、名付けたとか・・

午前11時に駐車した。



その地下駐車場に出入りする人は何階?のどこに?。



地上にあがったその場は、長堀駐車場B1Fクリスタ長堀エレベータ出入口。

まるで迷路に入った、と思ってしまう大都会の地下構造。

目の前にいっぱいいるキャラクターたちも笑っているだろうなぁ。



ここは、長堀駐車場のB1F、クリスタ長堀ガラス越し展示物のクリーチャー。

正気に戻ったリアル・クリスタ長堀から地上の心斎橋筋。



会場は、その心斎橋筋でなく、西にある御堂筋。

尋ねても知らない、という心斎橋筋で商売している売り子たちの返答に、さてどうする?。

ガードマンに聞いてもわからなかったビルがやっと見つかった。



御堂筋の西に鎮座する難波神社。

その向かいに建っていたビルが御堂筋グランタワーだったんだ。

ここまでくれば、もう間違いない。



写真展会場は、御堂筋グランタワーの17階。



午前11時半。

やっと、辿り着いた。



先に到着していたIさん。

しばらく間をあけて、到着したUさん。



お二人とも写真家だ。

その前に観ていた一般女性の視線かただ者でない、と思った。



その人の帰り際、Sさんが引き留めた。

私は、どの作品が気になられたのか伺った。

その人の返答は、「構図、バランス、斜角度、光の使い方」に、「子供のまたくぐりから覗くおじいちゃんの参拝姿、武蔵踊りに踊り子の動き」。

しかもそのキャプション“踊り子の遺伝子が舞う”に、神がかった、と思うくらいの素晴らしいキャッチコピー。

心が震えたそうだ。

40点の作品展示に、唯一動きを表現など高評価されるの、何者ですか、と尋ねたら、別室において学生さんらにカメラの使い方、イロハを指導するニコン専属ニコンカレッジ講師の西村優子さんだった。

この日の講座「はじめてのあなたに!写真の基本」講座を終えて、展示作品を観ていた、という。

マスク着用だったので大学生に見えました、と伝えたら、微笑んだ講師の西村優子さん。

講師です、と云われ、名刺交換に持ち合わせが、ないので失礼しますが、と・・・

生まれも育ちは西大寺。奈良の奥深い川上村住民の描写がすてきだ、と・・・

個展に費用は・・・

教えてくださった写真家Sさんの話によれば、プリントサイズはオールA3。

プリント代は最低限。

印刷は、なんと自宅に設置している民生機プリンター。

グレードは、機種・インクに印画紙で決まるようだ。

プリントした作品を、事務局渡し。

額縁は、すべてが事務局準備。

設営も撤去も事務局任せ、だ、という。

ニッコールクラブ会員の特典があるからこそ、こうした素晴らしい会場で発表できる。

会場をあとにして、大きく、しかも広く見えるウインドー。

その下に広がる都会の屋根。



無機質といえばいいのやら・・

右側に心斎橋筋。

左にかすかにわかる御堂筋の通行量。

さすがの大都会。

いつ、どの方角から見ても、どこかに必ずや大なり小なり、何某かの工事が動いている。



右を向いても、左を向いても・・

さて、停めた駐車場。地下に潜って、それから帰るとするか・・

いや、そうはならんだ今日のお昼どき

(R3. 9. 4 SB805SH 撮影)

南田祐子写真展「Dream」in下鴨北山通ギャラリー翔

2023年09月05日 07時31分41秒 | しゃしん
停めた駐車場から歩いてすぐ。

信号を左折れしたそこに立地していたギャラリー翔。

朝いちばんの先着に、4~5人も入室されていた。



ギャラリー室内は、温もりを感じる南田祐子個展「Dream」。

壁いっぱいに映し出すポエムの世界。

これまで拝見したプリント作品もあれば、FBにあげた画像作品も・・。



どことなく雰囲気が違うのは、一般的な光沢紙でなく、美濃和紙とか伊勢紙に特別プリンテイングした作品。

想いが募った南田さんらしい作品を観て、ほわっとする。

マット紙であれば、また違う雰囲気を醸し出す、癒しの作品。

描写した映像がすばらしくマッチングした。

気品を装う作品の一枚、一枚に関心を寄せていた親しき友人たち。

その何故に答えた語りに納得された大阪・箕面が生活圏のMさん。

たくさん来られる友人、知人の対応に忙しく振舞われる南田さんに代わって、私がお相手させていただくことに・・



それは、ともかく南田さんを知ったきかっけはFBだった。

写真クラブの仲間たちとともに展示会をされているとわかって、会場入り。

そのときにお会いしたのが初めてだった。

それからみるみるうちに写真、撮影のレベルが急上昇。

県展に素晴らしい作品を提出したら、賞までいただくレベルアップ。

もはや第一人者のような風格をもつ。

はじめてからまだ6年目、という写真歴に驚く方も・・。

この日の午後は、現在も所属しているジャックアンドベティ。

すぐ近くにある京都植物園にクラブ員が集まり、現地撮影会。

展示中の身であるが、中抜けに会場不在なりますが、お許しを、ということだった。



まことに、お忙しく活動されているお方だ。

(R3. 7.20 SB805SH撮影)

今回、初参加の第8回 大和郡山「あったか」写真フェスタ 展】

2023年08月31日 07時07分13秒 | しゃしん
[ 第8回 大和郡山「あったか」写真フェスタ 展について ]

開催会場: 奈良県大和郡山市北郡山町211-3  入場無料/2時間まで駐車場無料
DMG MORI やまと郡山城ホール 1F展示場

開催日時: 令和5年8月31日(木)~9月3日(日) (※4日間)
   午前10時から午後5時まで
   ただし、初日の31日は設営のため、午後1時より
   最終日の9月3日は、撤収のため午後4時まで

主催: 市民団体の「四季の会」(※ 代表 塚本貴行氏)
  ※ 令和2年度「大和郡山市まちづくりアイデアサポート事業」支援決定団体

奈良新聞社さんも、イベントスケジュール(8月24日現在)に取り上げてくれた大和郡山「あったか」写真フェスタ

第8回の今回は21名(※うち8人が初参加)の市民が参加、市内外の景観・自然・行事などを自由に表現
それぞれが思い思いの写真を展示する「あったか」フェスタ

今回、初参加の私は、「カンピョウ」をテーマに、「カンピョウ」に纏わる多くの映像を出展する

なお、出展のうち3点(※組作品)については、令和2年2月15日から奈良県立大和民俗公園内・旧萩原家住宅ならびに旧赤土家離れの古民家会場に展示していた企画展「私がとらえた大和の民俗 9回 ―つくり―」の出展作であるが、世界中が、果ては日本国内においても新型コロナウイルスの感染拡大影響を避けるため、すべてのイベントや集会を原則中止・延期に。

その動静から、奈良県も県施設事業のすべてを中止せざるを得ない状況に陥り、県立民俗博物館事業も急遽、期間途中ではありましたが、中止の決断に至った。

予定していた期間のおよそ1/3期間を中止。

観覧を予定していた方々に、ご迷惑をかけることになったわけだ。

この大和郡山「あったか」写真フェスタの初参加をキッカケに“リ・ビュー”作品として、再登場することにした。

※ 添付映像は、やまと郡山城ホールが報せる8月スケジュール(※21日現在)より抜粋、画面撮りした。

(R5. 8.21 SB805SH撮影)

見納めの矢野建彦遺作展~大和路をみつめて~inDMG MORIやまと郡山城ホール

2023年08月25日 08時18分53秒 | しゃしん
14日、水曜日の初日は正午から。

最終日の19日、月曜が午後3時まで開催していた「矢野建彦遺作展」。・・終了しました

かつてないレイアウト構成に大作が映える。

駐車場から見た窓に3枚の写真を並べたら、写真か美術画廊そのものである。



通る人が目につくようになっているし、これまでどこの展示でも閉ざしていた西側のパネルを取っ払って、中央向こうから来られるお客さんの目が行くようなレイアウト。

実に開放的な展示構成に目を見張る。

受付は故矢野建彦さんの妻。

朝から展示作業協力、出展作もある写真家のNさんと話していたおりにいわれた。

「この展示終えたら額縁はさておき、プリントはみなに持って帰ってもらおうと考えている」、に、えっ・・・

会場でばったり出会った写真家たち。

しばらくぶりだね、にDMG MORI やまと郡山城ホール1階にあるカフェ・カステッロでお茶会。

写真家Kとの話題は民俗。

山添村・的野八幡神社社務所東に二十三夜講碑がある、という。

奈良県内に、ごく僅かしか見つかっていない二十三夜講碑。

神社行事や、村行事を取材してきたが、そりゃ知らなんだ。

場所は、あそこだと認識しているので、また再訪してみたくなった講碑の状態。

また、県外の民俗に話してくれた和歌山県の花園御田舞(おんだまい)。

隔年実施に、ひっそりしていると思って訪れたが、カメラマンの多さに驚いたそうだ。

御田舞に、60年に一度の所作もあるようだ、と現地で聞いたその舞。

60年間の空白期間にはてさて。

行事の所作以上に、装束に祭具もある。

これらすべてを村の人たちが後継に繋ぐ手段は?

実は、継承していくために練習を重ねている。

表舞台には登場しないが、継承していくために、練習場を地元会館に決め、本番さながらの所作を毎年行っているようだ、と・・・

ところで、知り合いの女性カメラマンが、参加している「城ケ丘写真クラブ」が、もう一方の写真クラブと合同展示される写真展の案内ポスターが・・・



本日の展示会場と同じ会場。

予定していたが・・・

(R3. 7.14 SB805SH撮影)

21LED付撮影ボックス購買対応に呆れかえるサンキューマート・イオンモール大和郡山店

2023年07月25日 07時23分58秒 | しゃしん
イオンモール大和郡山店の2階にサンキューマート・イオンモール大和郡山店がある。

実は勘違いしていた。

探していたのは、スリーコインズ売り(※だったと思っていた)LEDライト付き撮影ボックス商品

棚並べしていた女店員さんに尋ねたら、あーそれならね。

ここから北にちょっと、歩いたところにあるサンキューマートさんの棚にあったのを記憶しています、と話してくれた。

うちではなく、どうぞそちらに行ってください、といわれて探したが、商品は見当たらない。

スリーコインズは300円商品。

サンキューマートは390円売りだと、はじめて知った。

世間知らずに、まぁ、呑気なことで・・・

レジにいた女店員さんに尋ねた。

もしかとすれば、ここでもないかもしれない。

念ためと、思って尋ねたら、倉庫にあるかも・・・と、調べてくださった。

なんと、在庫にあった、と知らせてくれた。

在庫はありますが、いつ入荷できるのか、わかりませんが、なんでしたら電話しましょうか、といってくれた。

対応に、優しく伝えてくれる店員さん。

名前と電話番号を書かせてもらった。

いつくるかわからないが、発注したLEDライト付き撮影ボックス。

この日の26日に電話がかかった。

午前11時半の電話は、入荷した・・・・のではなく、連絡の内容は、いつ来店されますか、という。

そんなことって、あるんだよなぁ。

いつ入荷か、わかってないのに言わざるを得ない「極力、早目に行かせてもらいます」と、伝えた。

いや、いや、「商品はレジ預かりができません」、という。

「入荷の商品売り場の棚に置く」と、いうから思わず口に出た「そんなアホな」。

電話をかけてくださった女店員さんに、思わず声を荒げた。

「何個、入荷したのか知りませんが、私が注文した商品、レジに留め置きするのがフツーでしょ」。

「今、私は病院にいます、すぐ行きたくても、いけない状態に、レジ預かりせず、売れてしまったら、私はどうすればいいのですか、また注文するのですか、そんなぁ対応おかしいでしょ・・・」

「数日間も、留め置きしてくれとは言いません、今日そちらに行きますが、病院にいるので時間は約束できませんが、午後には行かせてもらいます」、と伝えたら、そうしてください、ともいわない黙った女店員。

店員さんにいったいどういう教育をしているのか、不思議でならん。

病院はワクチン接種。

一旦自宅に戻って急いで出かけたサンキューマート。

到着時間は午後1時17分。

レジしていた女店員さんに名前を告げて商品・・・と伝えたら、預かっています、と云った。

黙って動く店員さん。

レジ後ろの棚に置いていた商品を提示・・・・

に、それ、それです、と声が出た。

ありがたい対応をしてくれて、といいたいが、電話をかけて、伝えた女店員さんではなさそうな感じだ。

クレジットカード支払いを終えて伝えた、かくかくしかじかの電話連絡のやり取り。

その女店員さんは、まことにもうしわけございませんでしたと頭を下げる。

いやいや電話の件は別にして、きちんと私の手元にようやく届いたので、サンキューマーケット❣・・・

ありがとう、を云って店を出た。



自宅に持ちかえり、商品の21LED付撮影ボックスの使い方を見てわかった。

なるほど、なるほど、そのようなカタチにするんだ。



裏を見ればコンセントもある。

あとは、何をそこに載せて、LEDの光をどう受けるか、被写体によって、あれこれ考えてみたくなる。

ひとつ、楽しみが増えたライトボックス。

使用は、これからだ。

(R3. 6.26 SB805SH撮影)

第15回フォトサークルDAN選抜写真展in富士フイルムフォトサロン大阪

2023年07月20日 07時54分51秒 | しゃしん
久しぶりの写真展。

会場は大阪・中央区にある富士フイルムフォトサロン大阪。

前年は、コロナ禍の緊急事態宣言解除後に開催された第14回フォトサークルDAN選抜写真展はセーフだった。

展示会場は、その後も別の写真展も開催されていたが、今春になって再び緊急事態宣言に巻き込まれた。

我が家は高齢95歳のおふくろが介護のために在宅中。

私の行動によって、うつされ、うつすことにでもなったらえらいことになる。

なにかが起こればたいへんなことになる。

宣言はその後も繰り返され、その都度予定していた写真展は中止に。

今回も開催時期が危ぶまれていたフォトサークルDAN選抜写真展

宮崎壽一郎氏が主宰されるD.A.N.プランニング/フォトサークルDAN会員の人たちが撮影した珠玉の作品展。

第15回の案内状に、「いつ中止されるかわからないから、会場の富士フイルムフォトサロン大阪の開設状況を逐一、見ておかれるように」、ということだったが、運よく、といえばいいのかわからないが、コロナ非常事態宣言が解除されたことによって開催に相成った。

会場の案内に「新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐため、富士フイルムフォトサロン 大阪は臨時休館しておりましたが、令和3年6月4日(金)より再開いたします。再開にあたりましては、自動検温器を含め、十分な感染症予防策を講じております。ご来館のお客様は、政府・自治体等公的機関の要請を踏まえ、ご自身の健康状態をご考慮の上、ご来館をご判断いただきますようお願いいたします」。

ご来館時には「新型コロナウイルス感染症への対応について”を必ずご確認ください」と、あった。

自宅からは一般道。

地道の阪奈道路から生駒山越え。

東大阪に入ってからも地道であるが、阪神高速の水走ICからは有料高速道利用。

会場近くにある大阪市安土町駐車場入り。

たんまに遭遇するハイルーフ車はお断り。

雨の日はてき面のハイルーフ駐車エリアは満車。

平日30分が300円の駐車シシテムに従事する担当者に聞けば、残り10台。

ぎりぎりセーフだった入庫時間は、午前10時29分。



駐車棟の外に出たそこはうなぎを提供する名代宇奈とと大阪本町店

一度は、味わってみたい美味しそうな、うな丼にうな重。



機会が合わなくて、未だに涎を垂らしたままだ。

大阪本町店はテイクアウトができるようだ。

次回、タイミングが合えば、持ち帰りで食べてみようか。

久しぶりにお会いできた宮崎さん。

作品を見たら、またコメントを、といわれてじっくり見る。

今日は、忘れないように老眼鏡を持ち込んだ。

えーあんばいに見える作品もあるが、逆に、シュアなピントが邪魔する作品もあるが、ちょっとしたことでグンと良くなる作品も・・。



岡田亘さんの「薄雲を背に」。

撮影地はマリンピア神戸の吊り橋。

吊り鎖付近に黒いシミが3カ所もある。

大橋守さんの「初春の彩り」。

撮影地は奈良・月ケ瀬。

背景に桃色の梅の花。

ピントを合わせた前景の白い梅が被って、どっちを撮りたいの、と疑問を抱く。

どっちかに重きを置けば、はっきりする。

杉山啓子さんの「木漏れ日の慈愛」。

撮影地は奈良・東大寺。

映像が素晴らしい。

手前の瑞々しい苔に合わせたピントは実に鮮明。

背景が、ぼかしの丸筒が面白い。

本田康一さんの「早朝の寺院」。

撮影地は奈良・長谷寺。

遠目で見れば美しいが、近づくとピン甘の雪風景。

もっとぼかしたほうがグッと引きつく。

同、本田康一さんの「望郷」。

撮影地は奈良の藤原京跡。

せっかくの夕景が美しいのに、右手前の樹木を大きくしすぎて夕景を殺している。



秋元眞さんの「清涼薫風」。

撮影地は兵庫。

壺の滝の描写は絶賛。

手前のキノコに苔、バックに流れる瀧水と相成って絶景の清涼感。

同じく秋元眞さんの「見附島DAWN」。

撮影地は石川見附島。

これもまた、せっかくの赤く焼けた夕景を殺すようにとらえた巨大なシルエットで描く見附島が大きく被っており、せっかくの作品が・・。

船を撮りたかった、と作者のコメントであるが、そうであるなら左手の鳥居も含めて、レンズをもっとアンダーにできるなら、また水平地に保てるなら、船、鳥居ともシルエットに浮かんで幻想的になると思われる。

田中英一さんの「鬼さんこちら」。

撮影地は兵庫・神戸市北区山田町。

コメントに”民族”はないでしょ。

“民族”と“民俗”では大違い。

パソコン操作に誤記する人、とにかく多い。

同、田中英一さんの「吐水龍」。

撮影地は滋賀の故宮神社。

バックの紅葉が色も葉の形も明瞭なので手水の龍が台無し。

また、できるならシャッター速度を早めるかにして、水ビッシャ感でもあれば・・。

杉山啓子さんのテーブルフォト映像見て、最近のテレビで放映されたコンパクトで折りたたみもできる撮影ボックスが欲しくなった。

300円ちょっとで買える優れものの撮影ボックス。

ネットをぐぐってみたら、あるある・・・。

たくさんある。

で、見つけた330円均一ショップのスリーコインズ3COINSで売っているスマホインスタ撮り専用のLEDライト付き箱がほしくなったょ。

撮影方法も伝えているLED付きボックス

ちなみに併設展示がもある。

自作のテーブルカレンダーをくださった岡本佐市写真展 旅の風にのって~卒寿を過ぎた私の思い出~



帰り道に思い出になりそうな、シーンを求める。

(R3. 6.22 SB805SH撮影)