マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

大晦日の買い出しin奈良県中央卸売市場

2021年08月31日 07時28分42秒 | だんらん(大晦日買い出し編)
今年も、暁の大晦日の時間帯に出かける買い出し。

接骨鍼灸院に送迎ドライバを務めていたとき、杉町に住むご高齢のまったさんに教えてもらってから、我が家にとって毎年、恒例になった正月に食べる鮮魚、魚介類の買い。

行先は、市内馬司町にある奈良県中央卸売市場

出かける時間帯は、午前5時から7時の間。

その年、その年によって、多少のブレはあるが・・・。

曇り空の年はあっても、未だに雨天の日に遭遇することもなかった大晦日の買い出し。

私のような素人さんも大晦日の31日、前日の30日は、一般消費者も購入できるのが嬉しい。

しかーし、野菜とか果物を売るお店は早々と締まっている。

経験則からいえば、30日の方が賑やか。

なぜならえーもんは30日に集中。

極端にいえば31日は残りもの・・ではなく、私から言えば、そこそこえーもんがいっぱいある。

そんな賑わいを朝日新聞が取材したようだ。

この日の到着時間は午前6時。

そう、辺りは真っ暗。

買い出し目的の第一弾は、大きな赤身まぐろの入手。

マグロを塊で売っているお店は数軒ある。

いずれも当たり外れのない、旨味のまぐろ。



あれこれ見たいが、ここで決めた㈱大丸水産のまぐろは税込み2000円の塊。



正月迎えに相応しい塩焼き鯛もあるが、価格帯、パーフオーマンスからいえば、我が家はまぐろの塊に落ち着く。

大丸水産で購入中だった、そのときに出会えた若者二人。

小さい時から成長もともにした友人の二人。



YさんにNさんの二人。

2カ月前の10月20日。

長男と新妻が誓いをこめて披露された結婚の儀。

親族一同が参列するブライダルの式典の次に会場を移した東京都港区白金台の結婚式場「八芳園(はっぽうえん)」の披露宴会場。

友人代表になにかと世話してくれた二人に、酒を注ぎながら、「おう、今年も大晦日は奈良県中央卸売市場にいくから・・」と声をかけていた。

実は、東京からもどってきた長男とは、昨日も逢っていた。

夜遅くまでの会食に沖縄料理専門店のちゅらさんに合流していた。

何年か前から、中央卸売市場、場内でばったり遭遇する二人も、旨いもん探しの買い出しである。

まぐろは買ったが、もう一軒もみておきたい。

心置きなく、ただ見ておきたいだけの行動に、卸売市場/仲卸売市場棟の最奥まで足を伸ばしたが、そこそこ同じようなもんだった。

そこで出会った男性。

大晦日の手伝いにきているという長年に亘って順慶まつりを主催するFさん。

奈良大市㈱に例年は大晦日のお手伝いにへぇーそうだったんだ。



奈良大市が提供する品物は、料理屋さんがほとんど。一般客はとんと、来てくれんでなぁ、と話してくれた。

ここ㈱魚昌も度々、まぐろを調達する美味しいお店。



申しわけないが、先に目に入った㈱大丸水産で買おうてもたわ。

ブリの片身半身を買うお店。

例年なら㈱都水産。

ところがお店が見つからない。どこに行ったんだ。

平成29年の大晦日はお店があった

実は、大将身体がすぐれず、お店を畳んだという。

㈱魚昌で売っていた女性が、そう話してくれた。

しかし、肩身半身のブリを買わなきゃならん。

そう、ここ㈱魚昌もブリを売っていた。



綺麗な片身半身は、すでにさばいた形。

都水産は、その場で皮剝ぎからさばいてくれて、残った頭とか腹屑とか、アラまでいつもおまけにもらっていたが・・

トロ箱に蓋に収めたそのままの状態で買った㈱魚昌のブリ半身売りは税込み3000円。

大きな塊まぐろに片身のブリは生魚。

これもってまだまだ探したい正月の美味しいもん探しに、邪魔なるから、先に停めていた愛車に運んだ。

さあ、次はどこへ。

これまた例年通りの行先は、水産棟から離れた関連棟だが、ちょっと気になった煮つけの蛸。



水産棟に戻って買い求めた蛸の煮つけ1500円。



税込み1620円で買ったお店は、㈱奈良中央水産店だ。

年越しそばに欲しい大きなえび天を求めて・・。



奈良県麺類卸売㈱が冷凍保存で売っているえび天175円を4本。

合計金額が税込み700円で買えるでっかいえび天。

製造元は存じないが、スーパーで特大として売られているえび天より、はるかに大きいから、いつも奈良県麺類卸売で買っているが、じつはヒヤヒヤしている。

時間帯が時間帯なものだから、もしかとしたら売り切れ。



その可能性も考えられるが、毎年のこの時間帯でなら大丈夫のようだ。

次の美味しいもんは玉子焼き。



これもまた、スーパーにはまず売っていないむちゃ旨い玉子焼き。

㈱ビッグウェイフーズのだし巻き玉子は3本買った。



プレーンタイプが2本に生姜入りが1本。

合計金額は税込み600円。



と、いうことは1本が200円。

徐々に値上がっているような気がする。



最後の買い物〆は、いつも牛肉。

安くて美味しい牛肉は、ジュルネフーズ㈱の牛肉。

100gが450円の牛肉。



残り、こんなけしかないという牛肉は1kg買い。



税込み4860円のお買い物。

予定していたすべての買い物を終えて棟を出た時間帯は午前6時50分。



あーお腹が減ってきた。

帰宅してすぐには食べず、ひと息ついた午前8時過ぎに摂った朝食。



ビッグウェイフーズのだし巻き玉子は紅生姜入り。

ほうれん草のおひたしに甘くて柔らかい春の香りがする菜ばなの汁椀。

もう一品は、ちょっと小ぶりだがむちゃ旨い干物ののどぐろ。



数日前に立ち寄ったスーパーサンデイで買ったおいた干物ののどぐろ。

身がぽろぽろと、零れるほどに旨いのどぐろ。

旨いもんばかり食べた朝食に元気をもらって、さぁ出発する本日大晦日の民俗取材。

午前中は、奈良市山陵町および佐紀町の正月飾り。

一旦昼食を摂った午後は、京都入り。

祝園西北地区の砂撒きに京田辺市宮津・佐牙神社の正月飾り、砂撒き。

戻ってこれる時間帯は午後7時を過ぎるだろうな。

(R1.12.31 SB805SH撮影)

東京発BMWミニクロスオーバー・着奈良

2021年08月30日 08時53分49秒 | いどう
憧れのミニクーパーから、心機一転、

気分も刷新して買い替えたBMWミニクロスオーバー。

ミニクーパーとは違って、やや大型車のような感じの車。

東京から、颯爽と飛ばして奈良にやってきた新婚夫婦。

夜に近い時間帯に到着したBMWミニクロスオーバー。



灯火のない我が家の前に停めた車が凄みを魅せる。

東京発はどうでもなかったらしいが、途中の渋滞に、想定していなかった混雑に、今どこ・・。

午後5時ころは、名阪国道の針テラスで小休止。

5時40分は、五ケ谷辺り。

6時10分。

我が家に無事着いた。

着いて、挨拶もそこそこに出かけた同窓会。

生まれ育った大和郡山市内で、子どものころからずっと友達たちと同窓会。

BMWミニクロスオーバーに乗って同窓会では、帰りは徒歩。

それはないやろから、城下町の町内一角に立地する沖縄料理「ちゅらさん」に、送った。

私も、入店したことがある沖縄料理「ちゅらさん」。

本格的な沖縄料理が、格安で食べられるお薦め料理店だ。

翌日の朝。



目が覚めたときに拝見するBMWミニクロスオーバーがかっこいい。

いくらで買ったのか、聞かないことにするが、型式別にしてネットで調べたBMWミニクロスオーバー

中古車でさえも、300万円から400万、いやいや500万円もする。

比較したら二人に怒られそうだが、我が家の軽バンが6台~11台も買える。



正月の日に東京に戻ったが、また奈良にやってきたら、後席でも構わんから載せてもらおうっと。

(R1.12.30、31 SB805SH撮影)

日清の島耕作も愛した幻の立ちそば虎の門港屋

2021年08月29日 09時48分00秒 | あれこれインスタント
予定よりも早くに取材を終えて自宅に戻ってきた。

午後はおふくろを迎えに出かける。

夕方4時ころには東京から新婚さんがやってくる。

その前後になると想定されるお節パック膳の配送。

時間指定ができない関係で待つわけにもいかず・・。

で、本日の昼メシは前月にイオンモール大和郡山で買っておいた買い置きカップ麺。

商品は日清の島耕作も愛した幻の立ちそば虎の門港屋



あの島耕作がコラボしたってというけどようわからん。

ただ気になったのは幻の立ちそば虎の門港屋

東京・虎の門にある蕎麦屋なんだろうか。

幻と付記されるだけに、立てた指を振りながら「マボロシーーー」を叫ぶのか・・。

霞のような幻なのか、それとも昔にあったお店の味を復原した幻の味なのか。

興味津々のカップ麺の胸騒ぎ。



蓋に貼ってある辛味調味料は「港屋 辛香(からかお)るラー油」。

量は少ないようだが・・。



剥がしてから開けた蓋。

中身具合を覗き込んだら具材がいっぱい。

盛りだくさんのように見えるが、縦型カップ麺ならたいがいそう見える。

熱々のお湯を入れて5分間も待つ。

蕎麦麺が太いからそんだけの時間を要するらしい。

その間にやらなあかん執筆作業もしておく。

5分間で書ける量はままある。

頭の回転が速ければ早いほどに執筆は捗るが・・。

お湯捨てしないカップ麺。

蓋を開けたら、オオオーー。



なかなかな量に手を合わせる。

そこに落とした香味調味料。

真っ赤な液体をとろとろ落とす。



箸で挟んで絞るだけ絞った調味料が付着した箸をチョイ舐め。

えー感じの辛さだ。

箸を入れて適度に混ぜて食べた一口目。



こいつぁ美味いんじゃない。

出汁が味の決め手だと思った幻の立ちそば虎の門港屋。

蕎麦麺は固め。

旨くも不味くもない麺に蕎麦の香りも食感もない。

驚くべきことは出汁の美味さだ。

鴨出汁のような香りに味。

醤油タレが絡んだ出汁が美味すぎくん。

黒一色に染まった出汁は今まで食べた中の最高峰、と思えるくらいのぴか一商品なんだがなぁ。

惜しいのがとにかく蕎麦麺。

さっぱりモチモチ感のあるうどん麺で味わいたくなった島耕作も愛した幻の立ちそば虎の門港屋。

こんにゃく麺シリーズのように出汁、スープを残して再利用するように、この出汁もたっぷりあるから残して再利用をと、思ったがあまりの美味さに完食してしまった。

しかしまぁーなんですねん。

後から知った塩分含有量。

なんと、なんとの8.8g。

心臓疾患者にとっても、ふつうの一般人にとっても辛い数値である。

(R1.11.12 SB805SH撮影)
(R1.12.30 SB805SH撮影)

雨天の日、佐紀地区に鎮座する4社の正月迎えの設え状況を見て廻る

2021年08月28日 10時06分25秒 | 奈良市へ
昨夜から降りだした雨は、今朝になっても降りやまぬ。

例年の12月30日に設営される門松に簾型注連縄。

鳥居を潜って参る奈良市佐紀町に鎮座する西畑佐紀神社参道に多数の砂モチがあった。

前日に設えたのか、それとも雨天決行であるのか・・。

すぐ東隣になる佐紀中町の門外釣殿神社も、いつもなら同じ日にしているが、この時間帯になっても動きはない。

池の向こう側に鎮座する佐紀町亀畑佐紀神社も訪れたが、人の気配が・・・。

いや、自転車で駆けつけた思われる男性二人。

神社に入っていたが、おそらく明日の大晦日に決行の相談をしているのだろう。

ここから近いが、逆方向になる東の地に鎮座する佐紀東町の乾垣内に鎮座する葛木神社も訪れた。



当地は、砂撒きもなく、簾型しめ縄も見られないが、鳥居前に立てた立派な形の門松。

雨よ、雨よ、明日の大晦日はあがってくれよと願ってやまない。

(R1.12.30 SB805SH撮影)

熟成1年後に美味しくよばれた野間稲地のシシ肉

2021年08月27日 10時19分55秒 | もらいもの・おくりもの
1年前、平成30年の11月3日の取材地は、大阪北部・能勢町の野間稲地。

探していた地蔵堂のすぐそばで出会った村の人たち。

農作を荒らす猪を駆除している村の人たちだった。

その日は、仕掛けた場へ出かけた猪猟の日。

仕留めた猪は、戻ったその場で解体作業。

処理の汚れを落として水洗いをしていた時間帯に、地蔵堂の場所を尋ねた。

すすぐそこだと、教えてくれた。

作業も締めて解散されるのだろう。

あんたにあげる、といわれて受け取ったシシ肉。

熟成した方が、旨くなる、といわれて1年と1カ月。

熟々の熟成期間にさぞ美味しくなっただろう。

わが家の食卓にあがった野間稲地のシシ肉。



椎茸にピーマン、もやしの炒め物を添えて登場した。

脂ののったシシ肉。ほんまに旨い。

お酒も美味しくいただいた、もらい物のシシ肉の向こうに思い出す村の人たちに、感謝した。

(H30.11. 3 SB932SH撮影)
(R1.12.29 SB805SH撮影)

石木町登弥神社の正月飾り

2021年08月26日 09時05分30秒 | 奈良市へ
自宅から、徒歩5分もかからない奈良市・石木町に鎮座する登弥神社。

氏子圏は、所在地の奈良市石木町と大和田町。

住まいする大和郡山市は城町の3町。

当番の組は3年に一度の廻り。

午前中に設営された門松に注連縄。



4日後の正月初詣はたぶんに行けないだろうな。

(R1.12.28 SB805SH撮影)

壁紙候補地に選んだ奈良県立大和民俗公園内の古民家

2021年08月25日 09時06分03秒 | しゃしん
撮影日、前日に架けてはった正月飾り。

年始早々のイベントも出かけてみたいが、検査日と重なってもた。

イメージは、無地、真っ白、真っ黒、曼荼羅、網目、土壁、板壁に陰影など・・。

モノトーンの被写体は、古民家の壁面。

さまざまなパターンがとらえられるのでは、と思って足を運んだ。

その行動が生まれた背景に、毎年に発行していた図録「私がとらえた大和の民俗」の壁紙に使えるものは、ないだろうかと、さんざん迷った挙句に選んだ無料の壁紙

どれもこれも思うようなイメージではない。

柄、文様、模様などなど、これやっ、という壁紙が、一つも見つからない

行きついた先は、壁紙そのものを専業にされているインテリアなど建築素材を提供するメーカーだった。

テレビで盛んにコマーシャルを流す会社もあるが・・・。

探しても、探しても、思うような壁紙が見つからない。

時間ばかりが、経過する。

もう、無理。

埒が明かない、と決断し、やってきた県立民俗博物館の併設施設。

奈良県立大和民俗公園・古民家入口の扉は木製扉。

開園日に開く木製扉を抜けたそこは、町家集落エリア。

職員さんの仕事納めも終えた本日。

しっとりした風景に、古民家景観は正月迎えのしめ縄も吊っていた。



こういう雰囲気を味わうのは、初めての体験。

自由な目線で探訪する。

県立大和民俗公園内にある民家施設は、旧鹿沼家住宅、旧臼井家住宅、旧吉川家、旧萩原家に旧赤土家の離れ。

ここから、奥にまだまだある古民家建物。

時間と体力の許す限りにやってきた撮影は、ここ国中集落エリアまでだが、収録したかった壁紙の一部が見えてきた。

壁紙だけでなく、茅葺屋根に瓦屋根も視線に選ばれてシャッターを押していた。

帰宅してから撮影画像の検証。

壁紙になりそうな画像を私見レベルで選択、抽出した。

撮ったままの画像では、図録の壁紙になりそうにもないやや誇張された色濃い画像。

これをアドベ・フォオトショプで調整する。

調整の方向性は、明度とコントラスト。

それ以外の調整は、元画像の本質を損なう、と考え、数値の微調整で済ます。

作業は、ひとコマずつ。

手作業に微調整は、気にいる、納得のいく限界まで行う。

トーンは薄目。ぼやっとした画像なら、メイン映像の邪魔にならず、逆に主役を浮き彫りにする。

そう判断し、ほわんとするような微調整にした。

1枚目は、旧鹿沼家の板壁模様。



柾目が実に美しい。



明度は60にコントラストは-20に調整し、それぞれ原画像と比較してみる。

2枚目は、同じく旧鹿沼家の板壁。



建物が違えば、板壁も異なり、文様もまったく違う。



これもまた、明度は60にコントラストは-20に調整した。

以下、みな同じ数値で調整した。

3枚目は、旧臼井家の土壁。



家屋の表側に見られた土蔵の崩れ具合に物語を感じる。



4枚目も、旧臼井家の土壁。



土蔵の土模様に意外性を感じて撮った。



5枚目も、また、旧臼井家の土壁。

土蔵の土模様に木造の柱を中央に据えて撮った。



建物の外観だから、細く見える柱。



土壁模様が、まるでダム湖から、流れ落ちるように見えるユニークさを撮った。

6枚目は、旧萩原家。

平成29年、30年、31年に亘った茅葺の葺き替え工事。



完成し、公開されてから数か月も経つと、真新しかった茅もくすんで見える。



道具によって目が詰まった茅に無数の小さな穴、窪みも柄模様になる。

逆に茅と茅の隙間が目立つような仕掛りもある7枚目。



槌を打って詰める箇所ではない屋根部分もまた旧萩原家。



8枚目も旧萩原家。屋内に忍び込んで・・・ではなく、床、座敷にはあがれないが、天井の一部が見える土間から見上げて撮った茅敷きの構造。



現代でいえば断熱材である。



太い竹、細めの竹は真っ黒けの煤まみれ。

9枚目は、場所を換えて撮ったススダケで構築する構造。



囲炉裏や、竈に火を焚いた証が天井にある。

ススダケは、煤竹。



めろう竹が正式名称であるが、薪に火を点けて燃やせば煙がでる。

その煙が天井に届いてめろう竹に煤が付着する。

いつしかそのめろう竹をススダケ(煤竹)と呼ぶようになった。

長年に亘って住んでこられた旧萩原家。

暮らしの証は、このような構造に暮らしの民俗を知る、のである。

10枚目は、屋外に出て直後に振り返ってみた茅葺屋根が軒下に下がった構造。



民俗的構造の建物を観ているだけで時間を忘れてしまう。



十分に愉しませてもらった旧萩原家から離れ、隣家の旧吉川家。

経年劣化、著しく葺いた茅葺屋根は崩れる一方。



苔も蔓延りそうな雰囲気に愛しさを感じてシャッターを切った瓦屋根と茅葺のある二重構造の屋根。

全体像は痛々しく、断片的な部分を抽出して撮っていた。



ラストに立ち寄った旧鹿沼家の内部構造。



代々が米屋を営んでいた、と伝えられる旧鹿沼家。

展示上、同寸の米俵を据えているが、内部に米は入れていない。

米俵で締めた壁紙候補撮影。



米俵といえば、ねずみ。

♪ ちゅう ♪ ちゅう たわらのねずみが こめ食って ♪ ちゅう ♪・・・

来年の令和2年はねずみ年。

特に庚子(※かのえのね)の年。

60年に一度の廻りに庚子の年は、古来より不吉の年といわれてきた。

歴史的な混乱、大規模にわたる騒乱が発生する激動の年になるとか・・。

当たってほしくない不吉。



どうか、佳き年を迎えられますように・・・・。

(R1.12.26 EOS7D撮影)

ラ・ムー売りのキンレイ冷凍濃厚豚骨魚介つけ麺

2021年08月24日 09時22分57秒 | あれこれインスタント
今月初めに食べたキンレイが製造販売する冷凍つけ麺の味が忘れられなくなっていた。

いつも冷凍ショーケースに売っているスーパーラ・ムー。

奈良に5店舗あるが大和郡山市内にはない。

一番近いところにある店舗は京終店。

通院帰りに立ち寄って正月祝いの餅買いに入店した。

病院からは北にほぼほぼ一直線。

途中、古市辺りで西に曲がらねばならないが、距離はそんなにない。

かーさんからの指令は鏡餅。

いつもの大きさの鏡餅を買ってきて、という指令。

ほぼ同じような大きさの鏡餅は近くのスーパーサンデイやスーパートライアルでも売っているが、やや高め。

ら・ムーならお手頃価格。

製造販売は男優の高橋秀樹さんが、「バンバンバン 生一番 バンバンバン 生一番 正解は! えちごや(※えちごせいか)!」と、大きな声で繰り返すテレビコマーシャルで覚えてしまった越後製菓の生一番であるが、同社が販売するお鏡餅。



10号サイズで税抜き718円。

時季がくれば山盛りしているからすぐわかる。

その買い物ついでに買ったキンレイの冷凍つけ麺濃厚豚骨魚介と前回に食べたあっさり魚介醤油の2種類。

いずれも税抜き98円という思いっきり特値で販売する冷凍つけ麺。



しばらくは我が家の冷凍庫内に眠っていたが、空き部屋を作ってもらわな正月を迎えられなくなってきた冷凍庫のスペース問題。

解決するには、2食とも消化することである。

いよいよ食べるときが来た年末。

食はインスタント。

麺は電子レンジでチン。

スープは湯せんして80ccほどに濃い目に薄める。

刻みネギをパラパラ落とすだけでも美味しくいただけるが、今回はプラス2。

一つはしんしん(※新進)の味付けメンマ



もう一つがプリマハムのやわらか豚角煮

2品ともスーパーサンデイで売っている格安商品。

このセットは、過去何度もお世話になってきたつけ麺プラス。

温めたスープに少しプラストッピング。

麺にはもみ海苔を味のアクセントに振りかけ。

刻みネギも投入して食べる濃厚豚骨魚介つけ麺。



旨味たっぷりの濃厚豚骨魚介スープはかつおだしが利いている。

豚骨ばかりじゃ飽きがくるが魚介を加えるだけで一味美味しくなる。

コクたれスープにたっぷり漬けていただくつけ麺、美味い、美味いに箸が止まらない。

中太麺に絡まったコクありスープが美味い。

あっさり醤油も美味いが、これもまた美味い。

また、ラ・ムーに行く機会があれば、2食くらい買っておきたい絶品味であるが、そのときの冷凍庫の空き状態による。

(R1.12.24 SB805SH撮影)
(R1.12.28 SB805SH撮影)

こんにゃくパークの糖質0カロリーオフ麺辛旨ラーメン

2021年08月23日 09時33分12秒 | あれこれインスタント
いよいよ出番が調った第3弾のこんにゃくパークのこんにゃく麺

いつ食べても美味しいお気に入りは醤油ラーメン。

旨すぎてたまらん糖質0カロリーオフ麺の最高峰と思っているくらいだ。

次は、と云ってもこの前に食べたのが初めての鴨そば。

出汁が美味い鴨そばであるが、こんにゃく麺が売りなのに蕎麦感まったくなし。

むしろ翌日に食べたうどんにぴったしだった。

なんとまぁのこんにゃくパークのこんにゃく麺。



期待して食べた辛旨ラーメンは、うーーーん。

麺はラーメン的な食感なんだが、“辛旨”感がまったくなし。

やたらに辛いだけのスープにヒーハーばかり。



かーさんは一口食べて取りやめ。

旨いだろうと思って買っただけに、麺はとにかく食い切った。

ならば、麺を替えてみようではないか。

菊水の生麺がある。

麺が替われば美味くなった鴨だし。

そう期待していたが、かーさんが選んだ麺は冷凍うどんだった。



味は変わらずただただ辛いだけ。

旨味のないスープにまたもやヒーハー。



コクもないスープの辛旨ラーメンは「牛肉だしに唐辛子がきいた韓国風のピリリ辛い唐辛子味の辛旨らーめん」。

「牛肉出汁」と謳い文句を掲げるこんにゃくパーク。

この辛旨ラーメンは、申し訳ないが我が家では最低ランクだった。

それにしてもこんにゃく麺シリーズはいろいろあるある。

あれもこれも試しに食べてみたいが、辛旨ラーメンのせいで萎えた。

ただ、カレーラーメンには興味をもっている。

どこかのお店で見つかったらおそらく買うであろう。

(R1. 9.18 SB805SH撮影)
(R1.12.24 SB805SH撮影)
(R1.12.25 SB805SH撮影)

初めての午後診察

2021年08月22日 09時32分45秒 | むびょうそくさい
さすがに少い午後の診察。

採血検査を受付た番号から呼び出しは4人待ち。

いつもと違ってだんぜん早い。

レントゲン撮影も心電図検査も早いかと思えばそうでもない。

心拍が安定しなかったのか、いつもよりすごく長い。

若い検査技師が言うには力が入っていたようであるが、実際の私は気持ちよくて眠りの中だった。

そのことよりもやっかいなのが腰の痛み。

堅いベッドに横たわるそのとき。

仰向けになった際の腰がイタタタ・・。

検査を終えた起き上がりにも痛みを伴う。

8月に発症した腰痛は、以前とは違うが、今も難儀する場合がときおりある。

循環器内科診察時間まではたっぷりの余裕がある。

その時間を利用して5階にあるリハビリ室に足を伸ばす。

再訪する目的は、毎日の血圧、心拍、尿回数などを記録する健康手帳である。

そろそろ白紙ページがなくなるので、追加の健康手帳をいただきにきたら、何度も足を運んでもらうのも気の毒だから、といって2冊もくださった。

1冊に5ケ月間も記入できるから、次にもらいに来なあかんのは令和2年の9月ころになる。

用事を済ませてからの待ち時間が長い。

M循環器内科医師が対応する時間帯は午前・午後。

午後3時に予定している3カ月に一度の診察であるが、あらたに受ける新患さんがある。

この日も新患さんはいらした。

患者数は少ないが、一人当たりの診察時間がとても長い。

急を要する新患さんの容態は千差万別。

身体状況によって検査あり。

多くの検査に診るところは多い。

予定時間よりも1時間は遅くなるな、と思っていたら呼び出しがあった。

コール時間は午後3時45分。

診察室内にある待合室に入ってからだいたい5分くらいで医師の声が・・。

この日の検査結果は特に異常なし。

PT-INRは1.69。良好な範囲は、0.86~1.12。

多少上回っているが、問題のない値。

BNPは31.7。

良好な範囲は、18.4以下。

2カ月前の10月検査では108.2だけにえらい下がりよう。

しかも上出来に頬が緩む。

ヘモグロビン値は14.5。

基準値は13.7~16.8。

2カ月前の10月検査が13.7。

さらに上回った健康値にこれまた嬉し、であるが、稀どころかときおり発症する動悸に悩まされる。

ドキドキ感ですぐわかる心拍数。

その場合に服用する医師指示に了解を得て自らコントロールしているワソラン錠。

服用してから一時間後、ちょっと長めの一時間半後には収まる。

動悸時の心拍数は63拍。

ときには58拍でもしんどいときがある。

調子が良い、身体がラクなときの心拍数は47拍前後。

起床時あるいは朝食直後の記録データを医師に見せたら驚かれた。

そんなに低いとは・・。

あらためて知ってもらったM医師は前回から主治医になった。

経緯は院内データにあるが、細部までは認知されていない。

と、いうことでワソラン錠は15日分の45錠を処方。

調子が宜しいことから、医師は利尿剤を落としてみようということになったが、今時季の冬場は避けて春に判断しましょう、ということになった。

次の検診日は3カ月後の3月17日。

そのときに判断される。

長かった診察は、午後4時に終わり、会計支払いや処方箋受け取りが午後4時半。

ヘッドライトを点ける時間になっていた。

(R1.12.24 SB805SH撮影)