大晦日に取り付けて正月を飾っていた大きな注連縄を外した4人のトーヤ(当屋)。
今国府町杵築神社の祭礼を担っている。
それはとんどの火に焚かれる。
年神さんを迎えて正月を迎えた注連縄は小正月のときに天に戻っていく。
それがとんどの火なのである。
朝早くから氏子たちが家で祭った注連縄などを持ってくる。
そのときには火がなければならないのだと30分ほど前に火を点けた。
場所はといえば境内でなく神社の森の深い穴。
とんどを燃やす穴は境内中央に掘っていたことがある。
それが終わったら埋め戻さなくてはならない。
力仕事がかかるからと現在はこの場所に移したそうだ。
そのころは櫓を組んでいたが今は穴ぼこ。「こっちの方がラクだ」と話す。
モチやサツマイモをとんどで焼いて食べていたと話すトーヤ。
「火に直接投入するものだからモチは灰にまみれているんだ」と話す。
そんな話題がでたとき丁度鏡餅を持って来た人が居た。
モチは食べんからここで焼いているという。
焼く様相はがらりと変化してきたようだ。
お伊勢さんのお符や祭りの仮宮に奉った注連縄を持ってくる人も居る。
氏神、年神、崇敬神、ありとあらゆるモノが焼かれて天に戻っていく。
かつては四つの垣内ごとでとんどが行われていたという今国府町のとんど。
生活文化の変化とともに行事のあり方が変わってきたようだ。
(H23. 1.16 EOS40D撮影)
今国府町杵築神社の祭礼を担っている。
それはとんどの火に焚かれる。
年神さんを迎えて正月を迎えた注連縄は小正月のときに天に戻っていく。
それがとんどの火なのである。
朝早くから氏子たちが家で祭った注連縄などを持ってくる。
そのときには火がなければならないのだと30分ほど前に火を点けた。
場所はといえば境内でなく神社の森の深い穴。
とんどを燃やす穴は境内中央に掘っていたことがある。
それが終わったら埋め戻さなくてはならない。
力仕事がかかるからと現在はこの場所に移したそうだ。
そのころは櫓を組んでいたが今は穴ぼこ。「こっちの方がラクだ」と話す。
モチやサツマイモをとんどで焼いて食べていたと話すトーヤ。
「火に直接投入するものだからモチは灰にまみれているんだ」と話す。
そんな話題がでたとき丁度鏡餅を持って来た人が居た。
モチは食べんからここで焼いているという。
焼く様相はがらりと変化してきたようだ。
お伊勢さんのお符や祭りの仮宮に奉った注連縄を持ってくる人も居る。
氏神、年神、崇敬神、ありとあらゆるモノが焼かれて天に戻っていく。
かつては四つの垣内ごとでとんどが行われていたという今国府町のとんど。
生活文化の変化とともに行事のあり方が変わってきたようだ。
(H23. 1.16 EOS40D撮影)