マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

ネットストレスの元凶だった鬼の首をすげ替え

2020年05月31日 09時04分22秒 | つうしん
11月7日である。

帰宅した午後6時である。

前月の10月9日に正常接続した無線LANがインターネットアクセスランプがまたもや点滅状態になっていた。

ルータも無線LANも電源をオフ/オンをしたら正常に戻った。

気になるのはこの日の朝にノートンのバージョンアップがあったことだ。

ところが午後9時まで放置していた時間帯にまたもやチカチカと点滅したので電源をオフ/オンしたら回復した。

翌日の8日である。

朝一番の午前8時の時間帯は問題なく稼働していたが、50分後に無線LANがチカチカ点滅。

これもまた電源オフ/オンで回復した。

ところが、10時15分にまたもやの再発に治る見込みを感じないので、30分以上の電源オフにしたら回復した。

3日後の10日の午後の7時である。

タブレット端末を使おうとしたかーさんが不満を伝える。

電源をオンしてもいっこうに繋がらないと。

午後8時半、無線LANをオフにしたまた入浴した。

すっきりしたところで電源オンしたら繋がった。

翌日の11日も朝からタブレット端末が繋がらない。

無線LANの電源をオフにして1時間以上も経過したのでオンにしたが、チカチカ症状はいくら待っても点灯状態にならない。

昼間、何度もトライしていたが繋がらないというかーさんのぼやき。

帰宅した時間帯は午後6時半。

そのちょっと前に点灯状態になったというかーさんは「奇跡や」という。

ところが午後の7時半にはまたもやのチカチカ点滅。

電源をオフにしてオンで復帰はするが、食後の午後9時10分にはもう再発。

えーかげんにせェと云いたいまま電源オフ/オンで復帰するのだから困ったものだ。

次の12日の午前9時半。

いつのまにかチカチカ点滅の無線LAN。

背面パネルにあるスイッチを爪楊枝で押し続けてリセットする。

しばらく長押しする対応で復帰する。

大丈夫と思って出かけた買物。

帰宅した正午40分にもチカチカ点滅。

リセット対応するも復帰できないからモデムを電源オフにして30分待ち。

それから電源オンをするが、解消はされず。

午後2時25分にしびれを切らして連絡する近鉄ネットワーク社(通称KCN社)のサポートセンター。

過去、何度か連絡したことのある電話番号は登録済み。

登録番号から呼び出し発信。

すぐさま繋がって担当のTさんが応対してくださる。

事象をつらつら伝える電話口。

前々月の9月22日と同様の事象があったこの日の異常状態。

KCN社提供のモトローラ社製モデムのSB51010NJの正面ランプが異常な動きをしていること。

ランプは上から、POWER・RECEIVE・」SEND・ONLINE・PC/ACTIVTYである。

これがなんと、上のPOWERから順次点灯していき、5段目が点灯した途端にすべて消え、また、POWERからやり直しの点灯を繰り返す。

これを何度も繰り返す事象を伝えたKCNサポートセンターのTさんの反応は早い。

異常事象はモトローラ社製モデムのSB51010NJの障害。

すぐさま機種交換に伺いたいが、担当者はすでに何軒ものお客さん宅で発生している故障対応スケージュールがびっしり。

私がフルに居る日にちをあげてもらいたいという。

その日の到着時間は指定できない。

ずっと待ち続けてもらうことになるという。

何故か、障害対応にその障害によって点検、修復並びに機種交換対応時間は予想できないという。

仕方ないから選んだ日は11月14日の火曜日とした。

それまではこれまでの電源オフ/オン対応の繰り返ししかない。

一時的に回復する場合もあるが、いずれにしても異常であるので訪問いたしますと、ということだ。

電話を切ってから、念のためと思って、モデムの電源を上げたら、なんと全点灯に。

何の支障もなく夜間、そして翌朝まで作動していた。

翌日の13日の朝は何事もなかったが、午前9時50分。

タブレット端末はネットが見られないと告知してきたかーさん。

いつのまにかモトローラ社製モデムのSB51010NJが異常な動きをしていた。

もう少しでブログの更新が終わると思っていた矢先に発生した異常事象の問題はモデムにある。

何度か立ち上げを繰り返していたら午前11時20分に復帰した。

が、その後すぐに異常状態になって困っていたと大阪・住之江からの帰宅直後に告知される。

何度かトライしたが、復帰できず本日は諦めた。

さて、14日、である。

モデムは起床後に電源をオンした。

午前8時は点灯していたので無線LANも立ち上げたが、一旦はチカチカ点滅。

いつも通りの対応の電源オフ/オンで復帰する。

工事担当者からの連絡がいつあるのかわからない。

トイレも入り難い待ち時間にパソコン作業を進める。

電話が鳴ったのは午前11時。KCN工事担当社のHさんからの電話は・・。

たまたまというか、工事予定をしていたお客さんがキャンセルになったから、訪問はいかがでしょうか、とうことだった。

断る理由がないので、すぐにでも、ということで待っていたら10分後の着だった。

お近くのお客さんがどうやらキャンセル。

近場が奏したようだ。

来訪された工事担当社のHさんを迎えたお部屋は一番奥になる。

ここが私の専用部屋。

パソコンをメインに据えて写真関係、民俗関係の史料をぐちゃぐちゃに置いている部屋である。

お通しするのが申しわけない部屋の奥にモトローラ社製モデムのSB51010NJとバッファロー社製の無線LANWHR-1166DHP4がある。

症状はモトローラ社製モデムである。

担当者は一目見て判断をくだした。モデム本体が内蔵するリセット処置が勝手に動作していると、いう。

KCNユーザーからのトラブル報告がいくつもあるそうで、先日のサポートセンターコールでメーカ名を伝えて即断されたことが、この場で理解できた。

このモデムは2001年(平成13年)11月1日に導入した。

モデム製品の契約はKCN社レンタル仕様である。

17年間も使用した上での経年劣化が考えられるそうだ。

その結果、本体プログラムが破綻したもようで、直ちに交換しますという。

念のために屋外ケーブルの接点具合を確認される。

ケーブルそのものに不具合、特に接点部の不良具合が有るのか、ないのか。

検証の結果は特に問題なし、であった。

交換モデムはARRIS(アリス)社製のCM820

ネットで検索してみればアマゾン価格で15000円である。

午前11時50分に交換作業が終わった。

これで長年に亘るストレスから解放される。

そう思うと笑いが止まらない。

(H30.11.14 SB932SH撮影)

大阪ふくちぁんらーめん南加賀屋店・日替わりランチは鶏唐トマト煮チリ味ミニ丼+醤油ラーメン

2020年05月30日 10時33分19秒 | 食事が主な周辺をお散歩
大阪・住之江に来る事情がある。

度々訪れる住之江であるがおふくろの嫌いな食事処は入店不可。

なにが不可といえば豚肉料理の一切が口にできない。

それゆえラーメン屋は、まったくもって入店できない。

おふくろとともに入店する店はうどん屋さん。

或いは寿司を提供する和食店しか行けないのが辛い。

ところが本日はありがたいことに私一人。

どこへなと思ったような、食べたい食事処が選べる嬉しい日である。

いろんなお店があるのだが、本日は11月7日も入店した大阪ふくちぁんらーめん南加賀屋店。

このときは一人でなくかーさんと、である。

その日に食べたラーメンは税込950円の炙りチャ-シューメン。

これがむちゃ美味かった。

いくら旨かろうが、同じメニューは避けたい。

ふくちぁんらーめんに入店していつも思う昼食のランチセット。

何がでるかな、何が出るかな♪の音色で歌う鼻歌、ではないが、日替わりランチに提供される丼を一度は味わってみたいと思っていた。

若いときならなんぼでも腹に納められるが、心臓手術をしてからは胃袋が小さくなった。

おかげさんで小食、と云いたいが美味しい料理はもっと食べたい。

食べたいがお腹が受けつけてくれない。

ここんところ、毎日が快便状態。

時間ともなればペコペコではないが、そこそこ食べたくなる。

その今がやってきた本日。

テーブルに敷かれている昼のランチは他のメニューには目もくれずに日替わりをお願いする。

ラーメンは基本トンコツ味であるが、食べたいのはトンコツ醤油味。

麺はやや固め。

ニンニクは一般的普通の量。

それでお願いしますと注文した。



それまで口にしておきたいふくちぁんらーめんの無料サービス。

ラーメンにトッピングしてもいいが、ここのキムチは直喰いがイチバン。

もう箸が止まらない。

さて、注文した日替わりランチが配膳された。

本日の丼は唐揚げトマト煮丼。

昨今はなにかとトマト流行り。

どうもこれが受け付けないがチリ味なら・・。

それがなんと丼がそうであった。



普通に頼んでも美味しいふくちぁんらーめんの若鶏の唐揚げ。

ジューシーな味わいが心地いい。

それにトマト煮を被せた丼。

意外とイケルと思った味。

これは美味い。

あとあとから来るチリ味。

かすかであるがそう舌が感じとった。

さすがに完食はできなかったが、たまにはこういう丼であっても良いなと思った。

さて、ラーメンといえばふくちぁんらーめん。

トンコツ醤油味にコクのあるスープ。



背脂も浮くどろっと感が食を進ませる。

浮いている刻みネギをスープとともにレンゲに吸わせる。

それを口にもっていって・・アチチ。

配膳仕立ては特に熱い。

そのうち食べやすい温度になればスープを溜めたレンゲが止まらない。

ときおり麺もすすっていただくふくちぁんらーめんはニンニクが決め手。

普通サイズのチャーシューが3枚。

炙りよりかは若干、という口であるが、ちゅるちゅう脂がたまらないぜよ。

完全完食の日替わりランチに満腹。

滅多にない満腹感を味わった支払いは現金払い。

前回の支払い時にもらった200円の割引サービス券を提示したら630円。



ありがたい割引券。

実はこれが目的だった本日の食事処である。

レジシートを見ればラーメン・正ラーメンの表示が680円。

日替わり丼セットが150円。

合わせて830円を200円割り引いて630円。

お得な割引券は実に嬉しいが、オーナー様クレジットカード支払いができるようにしてほしいと願うばかり。

いずれ消費税が10%の時代を向かる。

政府の政策にあるひとつの削減方法がクレジットカード払い。

どうかお願いしたいとアンケートハガキに書いて投函した。

(H30.11.13 SB932SH撮影)

いただきもののイモモチに柚子・頭芋

2020年05月29日 09時36分00秒 | 大和の郷土料理
この日は、お家で作って食べるイモモチ取材。

大宇陀栗野に住むM家の作り方を拝見していた。

栗野に鎮座する氏神社。

岩神社で行われる亥の子祭りの日には、各家で作って食べていたが、今はずいぶんと減ったようだ。

取材を終えて帰ろうとした際、持って帰りと云われていただいた出来立てのイモモチ。

パックに詰めてくださった。

炊きたて、塗したて餡子がたっぷりのイモモチ。

自宅に戻ってすぐ口にしたかーさんも美味しいと云った。

サトイモの甘さがご飯に混ざったうえに餡子の甘さに包まれて、ほんまに美味しい。

サトイモの旨味を感じる行事食はここ栗野から南部の東吉野村の各地に見られる郷土料理でもある。

Mさんが自作した柚子もいっぱいもらった。



我が家ではたぶんに柚子風呂に供用されることだろう。

いただき物はもう一品ある。

サトイモの親分。

つまり親芋にあたるカシライモ。

充てる漢字は頭芋。



奈良県内の一部の地域で今も正月雑煮に見られるカシライモであるが、我が家ではザク切りして芋煮になるだろう。

美味しい郷土の味覚。

この場を借りて御礼申し上げる次第だ。

(H30.11.11 SB932SH撮影)
(H30.11.11 EOS7D撮影)

宇陀路・大宇陀道の駅の山菜きつねうどん

2020年05月28日 09時42分18秒 | 食事が主な周辺をお散歩
この日の昼食は堂々久の定食が頭の中にあった。

M家のイモモチ作りを拝見して山を下る。

下垣内の人たちが直会をしている場を確認してから食事処へ急行する。

この日も駐車場は満車。

人気の食事処の堂々久はとにかく美味しい。

その味をまたよばれたいと思って入店したら、なんと法事のお客さんでお店は貸し切り状態。残念であるが、他店舗を探すしかない。

近くでは中華料理屋さんが開店に向けて工事をしていた。

道の駅の前にある店はこの日も工事中。

いつになったら開店されるのか・・。

で、あれば選択肢は一つ。

1年半前の平成29年3月3日に食べた山菜きつねうどんの味をもう一度、と思って注文する。

できあがりは早いが、僅かの時間に隣接の阿騎野新鮮野菜直売の品物を見に行く。

これは良いと思った自然薯が320円。

でっかい代物に目が点になって買った。

喫茶・軽食コーナーに戻ったとたんに番号呼び出し

丁度いい具合にできあがったアツアツうどん。

久しぶりにみる山菜きつねうどんが美味そう。

一人の食事はカウンター席で充分。



今回は目の前に置いてある七味を入れた。

パラパラ振った七味。

つい先日である。

我が家で食べた柚子入り七味を入れた食事がとても美味しくなった。

その味をもう一度である。

柚子は入ってないが昔からある七味を大きなきつねに落として食べる。

出汁はむちゃ美味い。

うどんをすすってみたら意外性のあるうどん麺。

食感からわかるうどん麺は手打ち。

舌触りからいってもストレートでない麺。

ゴワゴワでもなく、シワシワでもない。

上手く言えるボギャがないもんだから申しわけないが・・。

ただただ魅力ある手打ち麺にコシの強さを感じる。

弾力がある麺は喉越しも良い。

以前に食べたときより格別に上昇した味わい。

しかも、である。

山菜の味が実に濃いのである。

噛んだらジュワ^と出てくる山菜味。

こりゃたまらん。

がっぷり飲んだ出汁は山菜、うどん麺と絡ませて口の中につるつる・・。

あぁー箸が止まらない。

ワンコインで楽しめる味わい。

これならどなたにも推薦したくなるとびきり美味しいうどん。

たぶんに思うのは七味の影響では・・・。

(H30.11.11 SB932SH撮影)

大宇陀栗野・路地干しの小豆

2020年05月27日 10時23分16秒 | 民俗あれこれ(干す編)
イノコ祭りの取材に来ている付近に民家が建ち並ぶ。

場を移動する際に通った村の里道に干す文化を見た。

収穫の秋は、さまざまな食物を干している。

そういう場を見かけたら、思わず車を停めて撮らせてもらう。

人の姿は見えないが、おそらく高齢の婦人であろう。

昔ながらの箕さんに入れて干している。

何時から干されているのか存じないが、陰を避けているように思える干場。

11月半ばともなればお日さんの動きは早い。

空気が冷たくなるまでに取り込まれているのだろう。

(H30.11.11 EOS7D撮影)

私がとらえた大和の民俗写真展⑧-火-待機解説の日

2020年05月26日 11時20分34秒 | しゃしん(県立民俗博物館展示編)
この日は、この年で8回目の開催になった「私がとらえた大和の民俗写真展-火-」の展示解説日。

立ち止まってくださった来館者に解説する担当日。

来られるか、来られないのか。

来られても足を止めてくださるのか、それとも見過ごして奥の特別企画展会場かイベントブース。

それとも常設展示会場なのか目的をもって来られる人が多い。

期間中に展示する写真を観られる人も目的があってのこと。

知る範囲であるが、ほとんどの人たちは写真家目的。

知り合いの写真家さんが出展する展示写真を観るのが目的なのか、それとも・・。

展示会場は奈良県立民俗博物館内の玄関ロビー。

普段なら200円の観覧・入館料は要るが、この日は「関西文化の日」。

施設入館料は無料になる。

これまで何度も、この「関西文化の日」に当番することが多い。

とにかく来館者数が凄い。

雑踏のような状況に見える会場に居られる人の移動に、写真展ブースに足を止めてもらう声かけ活動をするときもあるが、ふらっと立ち寄ってくださる来館者も・・。

展示会場の担当する時間枠は午後1時半から閉館の午後5時まで。

ちょっと早くに着いてぶらり散歩。

旧臼井家住居などがならぶ古民家施設。

入口ゲートを入ってすぐに左側に見えるイベントブース利用の来訪客が多い。

ここは併設する県立大和民俗公園内。

芝生の公園に設置したテントブースも多い。

今の時間帯は担当のほとんどの人も昼の休憩中。

500円で味わえる公園初のセグウエイ体験もお休み中だが、旧臼井家住居内でイベントしていた機織り体験は活動中だった。



設営した2基の機織り機は昼休憩でも忙しく動いていた。

向かい側にある旧鹿沼家の前で、会場来館者に食べてもらおうと”炊き立てごはん”を作って販売していた平城京再生プロジェクト統括マネージャーのT氏と名刺交換。

奈良県にはイロゴハンと称している素晴らしい郷土料理があると紹介した。

炊き立てご飯よりも、奈良に相応しい郷土料理のイロゴハン。

ふるさとフェスタにうってつけの食テーマだと思うので、是非とも検討を、とお願いした。



奥のブースはテント設営ばかり。



何を販売しているのか、ゆっくり見て廻る時間はない。

これほど多い関西文化の日。

県立民俗博物館事業としては「第5回なら民博ふるさとフェスタ」。

毎年が活況のフェスタである

その会場すぐ横にある施設は、現在工事中の旧萩原家住居・茅葺屋根の葺き替え工事。



2カ月前の9月より始まった葺き替え工事は、翌年の平成31年3月の完成を目指している。



工事中の建物には近寄れないので工事案内する立て看板の前から望んでいた。

併設する離れは旧赤土家離れ屋敷。



茅葺き状態にちょっと心配する。

茅葺屋根の差茅工事中の状況を撮っていた平成16年3月5日。

当時、活用していたシャープ製携帯電話のJSH53で撮っていた映像は記録もん。









工事から14年半後、早くも茅葺き屋根が崩れかけていたのであった。

その日はフイルムカメラも持参していたので同じ古民家をとらえる角度を替えて記録したが、この日のブログ記事は4枚のJSH53映像を公開しておく。

さて、茅葺き古民家はもう1軒ある。

旧萩原家・旧赤土家離れから見た向かい側に建つ旧吉川家もまた茅葺き屋根がやや崩れ。



県予算の関係もあって葺き替え工事は、傷みが酷く、危険状態の有無などを判断されて先送り。

それまでは見ての通り、安全確保のために工事中表示の虎カラー・バリケードを設置し通行禁止にしている。

関連施設にフェアの状況を把握してから博物館内に移動。

写真に関心を寄せる来館者に特別な話題提供も。

今回の展示テーマは―火―。

私の出展テーマは二つある。

一つは奈良県の東山間地に多くみられる伝統行事の「フクマル」。

もう一つは、日本全国にもみられるとんど焼きの習俗。

一部の地域では左義長とも呼ばれている小正月行事のとんど焼き。

焼くそのものではなく、そこに居た服忌の家族を思い出して、これしかないと決めた「遠慮のトンド」。

詳しくは図録で見ていただければいいのだが、在庫はない。

申しわけないが、当ブログにアップしているので参照いただければ幸いですので、取材したそれぞれをリンクしておく。

フクマルは、山添村広瀬の「フクマル呼び」。

山添村切幡の「迎えの痕」。

山添村菅生の「戸締めの福火」の三つ。

「遠慮のトンド」は、大和郡山市豊浦町の「不浄の小トンド」。

大和郡山市矢田町・寺坂垣内の「服忌の小トンド」。

大和郡山市矢田町・垣内の「遠慮の時間」の三つである。

それぞれのテーマに選んだ3枚組。

ブログから推定してみるのも良かろう、と思っている。

図録には、それぞれ400文字で綴った解説文を載せているが、敢えてこのブログには公開しない。

そうこうしているうちに館内はいっぱいの来館客で賑わっていた。

その場でお会いした知人たち。

一年ぶりにお顔を見るGさん。結婚され、お子さんも誕生したGさんは、以前、当館で受付をしていた女史である。

続けてお会いしたMさんもまた当館で仕事をしていた女史。2人の小学生女児を連れて館内見学。写真展も見てくださるのが嬉しい。

どこかで見たことのある、と思った男性。

「遠慮のトンド」に関心を寄せてくださった男性に、弔いの民俗がとんど焼きにあると説明した男性は、取材地の奈良市旧都祁の南之庄にお住いのNさんだった。

N邸は、存じている石垣組みが土台のお家。

2年前の7月3日に通りがかったときに見つけた石垣の民俗に思わずシャッターを押したことがある。

石垣の角に立ててあった小幣って何だろうか。

向かいの家に住む、当時村神主役を務めていたKさんに教えてもらった初宮参りに印す小幣とわかって、できるなら初宮参りを取材したいとお願いした。

ところが、そのKさんは1年前に亡くなった、という。

南之庄の行事を初めて取材したときからお世話になっていたKさんに・・合掌。

また、Nさんは、同都祁村の一角にある上深川のトーヤのマツリも取材してほしい、と願われたが・・。

次にお会いしたのは、今回の写真展に参加協力してくださった吉崎喜寿さん。

初の出展テーマは「野の煙」。

県の東山間地、主に山添村の風景写真を撮っておられる写真家の吉崎さんである。

民俗の様相をもとらえた風景写真に、私自身が感動、魅せられた映像に、今回の写真展に参加要請のお願い。

受けてくださったのが嬉しくて・・さすがの映像に感服している。

次の来館者に、えっ、今年も来てくれたの、と思わず声が出た元会社の同僚夫妻のTちゃん夫婦。

ほぼほぼ毎年に出かける十津川遊びの仲間。

昨年も来てくれた夫妻であるが、そのときも関西文化の日だった。

ネット調べに無料で拝観できる施設を探して大阪からわざわざ奈良まで足を運んでくれた夫妻。

今年は、アップした当ブログ日程を意識して来た、という意図が嬉しいよな。

次の来館者は、テーマ「浄火」を出展している写真家脇坂さんの作品目当てに来られたAさん夫妻。

この日、お仕事がお休みだった現館内受付の女史さんは、こうして展示している私の作品に興味をもったそうで。

民俗写真にすごく関心を寄せてくださった女史は、来館者の案内に役立てたいと熱心に聞いてくださるもまた嬉し、である。

また、かつて当館に勤めていたSさんも来てくれた。

勤め先は替わったが、この日は休み。

ならば行ってみよう、とやってきた旧知の職員にお願いして取材した民俗がある。

6月の6のつく日に行われるお家の習俗。

下の世話にならんように、という女性が願う魔除けのあじさい、である。

この場を借りて感謝申し上げる次第である。

その他、壮年男性に閉館間際までじっくり見ていた40歳代の女性も。

紹介しきれないほどにたくさんの来館者に、ありがとう、だ。

(H30.11.10 SB932SH撮影)

やまとびと謹製の美味な笑酒飴

2020年05月25日 09時17分56秒 | もらいもの・おくりもの
季刊誌『やまとびと』の編集部からメールで連絡いただいた掲載写真提供の依頼である。

“過疎地域活性化推進施策の祭り・行事”の連載に向けて、これはと判断された奈良・大和一円に亘って行われていた“ハタアメ(旗飴)”もらい。

実施地域は稲荷神社が存在する地区。

神社はもちろんだが、商売人が営んでいるお店に祀っているお稲荷さんも同じようにしていたハタアメ御供。

お稲荷さんの行事といえば、祭事日は初午

地域によってはニノ午にされる場合もある。

初午の日といえば、2月の最初の午の日。

全国各地の稲荷社で行われる五穀豊穣、商売繁盛を願う行事。

御供と云えばお稲荷さんが好む揚げさんや初午団子が挙げられるが、奈良・大和の一部の地域では、“ハタアメ(旗飴)”が登場する。

供えた“ハタアメ(旗飴)”は、子どもたちに配られる。

商売されているお家では、わざわざ“ハタアメ(旗飴)”を用意し、やってくる子どもたちに一本ずつあげる。

あちらこちらにある商売屋さんの家に出かけてもらいにくる子どもたち。

自転車に乗って地区を走り回る子どもたちもいた。

青年期から大人になるにつれもらいに行くことはなくなるが、地域文化に慣れ親しんだ先輩たちとともに行動した子どもたちがあとを継いでハタアメもらいに走り回っていた。

何代にも亘って連綿と続けてきた“ハタアメ(旗飴)”の習俗であるが、神社にやってくる子どもたちに一本ずつあげていた神社役員。

地域の子どもたちに配っていた氏子さんも笑顔になる習俗は突然のごとく奈良県全域が消えた。

長年に亘って製造してきた業者さんが事業を辞められたのであった。

子どもたちの毎年の愉しみが一斉に、ぱたりと消えた

平成29年のことである。

一方、一斉に消えることなんて想像もしていなかった平成28年。

身体があまり動けなかった心不全症状もち。

車の運転も主治医から止められたころに自宅でできるものは、と思って調べ出したハタアメ文化の地域調査

さまざまな情報からほぼ特定できた地域。

調査報告をしたため、ブログに公開した。

そのブログを目にしたハタアメ体験者がコメントを書いてくださった。

ほぼほぼ地域のわかるコメントに感謝するばかりだ。

その件も含めて季刊誌『やまとびと』に執筆される編集人と急な打ち合わせである。

編集人は、以前から存じている榛原高塚・八咫烏神社宮司の栗野義典氏である。

初めての出会いは、平成20年に遡る。

当時も兼務されていたやまとびと編集人。

今となってはもう見ることのできない旧西吉野村の城戸(じょうご)集落を巡るススキ提灯の写真である。

提供したススキ提灯の写真掲載は『やまとびと VOL34号』だった。

今回の依頼もまた写真提供である。

桜井市の三輪で行われた成願稲荷神社の三月初午を公開したブログ掲載写真をそっくりそのまま載せたい、という。

お役に立てるなら大いによろしくお願いします、である。

編集人の栗野氏が執筆するにあたって、私の知る限りの話題提供。

裏話もあれば、現状或いは想定されるハタアメが中断に至るまでのプロセス。

調査した地域分布にハタアメを思う気持ち。

仮に、複製ハタアメが作られた場合には、規範になる唯一3本が遺された実物の大切などの情報提供である。

たった3本だが、私の母親がたまたま遺してくれた貴重なハタアメ

成願稲荷神社取材に神職からいただいた五色の旗がすべてそろったハタアメであるが、うち3本を実家のおふくろにあげていた。

1本は、おふくろが食べたのか、飴だけが消えていた。

が、2本は現状のまんま遺っていた。

旗の色は褪せていたが、印字した「成願稲荷神社」の文字がわかる代物は、大切に保存せねば、と自宅に保管した。

貴重なハタアメは誌面に載せることになった。『やまとびと』読者が一人でもご存知であれば編集部に連絡いただきたく掲載された。

ブログでは地区名を記載した地域分布は、視覚的にもわかるように編集人がマップ化してくださった。

その記事は、この年の平成30年、『やまとびと vol.87 冬(2018年)』を発刊された。

連載記事は2回目の「鎮守の杜のまつりの話 第2回 桜井市 お稲荷さんのお祭りと旗飴の話」である。

思いを伝えた素晴らしい文章。

写真を見たら、成願稲荷神社の三月初午をイメージするが、ここは思いを綴った“文”が大事だ。

ハタアメ記事の打ち合わせに、伝えておきたい民俗を編集人に話題提供もさせていただいた。

現状、行われている民俗行事の調査報告である。

奈良県内にある亥の子の調査。

所作、詞章、民俗語彙などの調査に大阪北部にも行っている。

民俗行事は、できるだけ多くの地域に出かけてそのあり方を見分する。

聞き取り、史料なども入手し、それらを俯瞰的視野で分析してみる。

見えない部分が他の地区で見つけた詞章でわかったこともある。

奈良県内の東部に見られる造営事業。

西の葛城や御所、五條にはそのあり方がない。

これも県全域を俯瞰してわかったこと。

尤も、発端は東に位置する神社に出仕される宮司と西の神社に出仕される見分が違ったことによる。

東にあるゾークと呼ばれる造営事業は、西にはまったく見られない。

三重県寄りか、大阪寄りかの地域文化の違いが奈良県に見られるということだ。

編集人も東側地域の宮司職。

たぶんにご存知の榛原各地に出仕される藤田宮司が見せてくださった分厚い本。

神職における造営のあり方も俯瞰してみれば、地域特性が見える、ということだ。

一例を揚げたゾークの鯛綱作法である。

吊るした鯛綱を曳く鯛曳きの作法は、例えば柳生、旧都祁村、山添村、桜井には存在しないが、榛原辺りに集中するのも驚きだった。

これも民俗行事の取材をしたことで知ったことだ。

たまたま発見した苗代田から調べた榛原玉立のオコナイ行事の“難除”。

僧侶は青龍寺の住職。

長峰行事の修正会のときにお会いした。

護符は祈祷札。

上流工程を調べることによって地域文化が見えてくる。

また、大和郡山市内で行われているトンドと地蔵盆は、今も継続されている地区を地図に落としたこともある。

今回のハタアメと同じように地図にスポットを落としてみれば、また見える範囲も拡がる。

たいそなことを申し上げたが、当方がアップしている当ブログのすべてを見てくださった方なら、もう見えているかもしれない。

民俗話題は拡がるばかりでお仕事の邪魔をしてしまう。

重い腰をあげて場を離れようとしたら、お土産にどうぞ、と差し出された袋。

中にあったお土産は、やまとびと謹製の清酒・酒粕入り笑酒(えぐし)飴。

持って帰ったソフトキャンデイを一口食べたかーさん。

これってほんまに美味しいとパクパクしたわけではないが、喋っている間に、もう一つの飴が口に・・。

先に味見したかーさんに笑顔がほころぶ。

そんなに美味しい飴は私も・・。

この笑酒飴、今まで味わったことのない風味。

酒好きでなくともとても美味しい。

なぜならかーさんは酒を飲めないが、かす汁は食べる。

もちろん私も好物のかす汁。

アルコール分を抜いた清酒、酒粕入りの笑酒(えぐし)飴

この味に感動した。

(H30.11. 8 SB932SH撮影)

ヤーコンの季節

2020年05月24日 09時16分48秒 | だんらん
ヤーコンの季節がやってきた。

サクサクシャキシャキ感がたまらないヤーコンはこれまで道の駅に地産品で売っていた。

わざわざ買い求めにでかけたこともあるが、地元の大和小泉店のよってってに買い求めたのは昨年。

そろそろ商品棚に並ぶだろうと待っていた。

この日も買物にでかけたよってって、であるが、まだだ。

ところがよりそこ少し離れたところにあるスーパーハッスル5である。

店舗所在地は大和郡山市新町。

なにかとお得な買い物ができる。

よってってにでかける帰り道に立ち寄ってみたら、なんと、なんとヤーコンが箱盛り。

値札表示がなんと20円。

1個20円でなく100gで20円のヤーコンである。

正味量が168g、178g、182g、189gだから33円、35円、36円、37円である。

超がつきそうな野菜奉仕品に飛びついたのはいうまでもない。

2袋買って1個はおふくろ行き。

もう1個は7日に配膳された我が家の食卓に並んだ。

主婦が助かる簡単に作れる袋もんシリーズがある。

昨今はさまざまな会社からいろんな商品が売られているので味見と称して買っておく。

その一つにピーマンと牛肉があれば、という商品がある。

商品のタレを絡ませてフライパン炒め。

あっという間にできあがる商品にヤーコンも一緒に炒めたかーさん。



これ、旨いんじゃん。

シャキシャキ感たっぷりのヤーコンにタレが絡んだ牛肉に甘いピーマンとハーモニーする。

お酒の肴に最適な一品に舌鼓。

旨いねぇ。。

(H30.11. 5 SB932SH撮影)
(H30.11. 7 SB932SH撮影)

大阪ふくちぁんらーめん南加賀屋店の炙りチャ-シューメン

2020年05月23日 09時47分51秒 | 食事が主な周辺をお散歩
11月5日より一部商品の値上げをされた大阪ふくちぁんらーめん南加賀屋店

入店はこの年の2月28日以来。

待ちに待った住之江店の食事である。

昼時間であってもランチメニューはいつも頭にない。

ラーメンに焼きめし・・の分量はお腹にこたえる。

心の中では食べたいのだが、身体的に受け入れられないのがただただ残念としか言いようがない。

そんなわけで注文はラーメンに的を絞る。

かーさんは相も変わらずの美味しいというふくちぁんらーめんの醤油味。

麺は普通サイズににんにく少量を注文する。

それだけでは満足できないからいつも注文して味がわかっている若鶏の唐揚げ。



これがアツアツのジューシー。

噛んだらジュワの唐揚げは下味がちゃんとしているからとても美味いのである。

この日は食べ終わってからおふくろの家に行く。

そのときの土産に3個入り若鶏唐揚げをもっていくことにした。

折箱代は20円。

必要経費である。

それはともかく私が注文したのは炙りチャ-シューメン。

テーブルに置いてあったソレを見たかーさんが、ソレにしと云われて注文した炙りチャ-シューメン。

如何にも美味そうな映像に喉がごくん、と動く。

これまで味わったことのない香りが独特。

炙りの香りに涎がでそうになった。

炙りチャ-シューはふくちぁんらーめんに盛られているチャーシューよりどことなく大きさを感じた。

丼椀の半分以上も占領するチャーシューが凄い。



ニンニクをばらけさせてスープに馴染ませる。

掻き混ぜるのではなく、ちょいちょいニンニク盛りを崩すような感じでスープに広げる。

その辺りの麺が一番美味いと思っている。

まずはそこを箸で掬って口にいれる。

炙りチャーシューの脂も溶け込んだスープが美味い。

麺もそれに馴染んで美味しい。

ニンニクが口のなかいっぱいに広がって喉に落ちていく。

胃袋も満足する味がたまらんぜよ。

白髪ネギのシャキシャキ感とともに麺をすする。

スープをたっぷりレンゲに盛って麺を入れたとたんに口に持ち込む。

麺だけをすするのではなく、こうして食べると美味しいスープの味も愉しめる。

炙りチャーシューはほんわか柔らかい。

口に入れた途端に溶けていく。

口内の温度で溶けていく。

とろっと溶け込んでこれもまた口の中いっぱいに旨さが広がる極上のチャーシュー。

炙り効果はテキメン。

この味、しばらく病みつきになりそうだ。

支払いは唐揚げ3個を専用の折箱も入れてもらって2220円(折箱代は20円)の現金支払い。

唐揚げはおふくろへのお土産。

キムチは我が家のお土産。

翌日にいただいた両品。

お家でも美味しくいただいた。

なお、大阪ふくちぁんはアシストグループの一員。

他店舗も気になる。

(H30.11. 7 SB932SH撮影)

小泉町・大和路うどんわらじやのちらし寿司定食

2020年05月22日 08時52分31秒 | 食事が主な周辺をお散歩
食事した友だちが、ここの昼ランチはすごく美味しいと聞いていたかーさん。

大和郡山市小泉町にある「大和路うどんわらじや」の昼ランチである。

ランチという言い方は女性特有の言い方だと思っている。

男なら昼飯である。

ランチと飯とどんだけ違うだといいたいが、そんなに美味いんなら一度は出かけてみるかと重い腰、ではなく前々から行きたい、と云っていたのは私の方だ。

いつ行くのか、私独断で決めるわけにはいかない。

いつかは期待を叶えてくれるだろう、と待っていた。

実は「大和路うどんわらじや」は初めてではない。

夜食に家族揃って度々出かけて食べていた。

その美味しさは言葉で語れないほどの美味さであった。

どれを頼んでも美味しいのだが、我が家で大好評だったのが唐揚げである。

玉子焼きも抜群の味。

にぎり寿司も、である。

鍋は我が家に不向き。

ぐつぐつ煮て待つのは家で食べるだけでいい、という感じだ。

「大和路うどんわらじや」が尤も嬉しかったのは持ち帰りである。

家族を乗せて車を運転するのは私だ。

子どもたちはまだ子どもだった時代。

今でこそ子どものたちの運転でありがたくお店でお酒を飲ませてもらうが、学生でまだ免許取得してない時代だったから持ち帰り。

大きな寿司盛り器に唐揚げ、玉子焼きなどをパックに詰めてもらって我が家で思いきり酒を飲んでいたことを覚えている。

さて、本日はひる飯ならぬ、かーさん曰く昼ランチである。

お店に着いてみれば満車状態。

まだ12時になっていない時間帯に満車である。なんとか隙間に軽バン1台を停めた。

入店して2人と伝える。

もしよろしければ午後1時の予約席でも良ければ・・・にありがたく座敷に通してもらった。

同店の昼ランチならぬ定食メニューはとても多い。だいたいが税抜き価格の千円以内。

写真で見てわかるように量はほどほどある。

海鮮ちらし定食、にぎり盛り定食、お造り定食が930円。

まぐろ山かけ丼定食、つけ天ざる定食、つけ天釜定食、うな丼定食が910円。

助六定食は790円。

ざるうどん定食、釜揚げうどん定食、いなり定食は750円。

いずれもセットにうどんが付いている定食。

熱々うどんでなく冷たいぶっかけうどんの選択もできる。

他にも930円の本かつおたたき定食や本鮪ねぎとろ丼定食もあれば、880円の鯛のあら炊き定食や豚の角煮定食も。

また、今が流行りの800円のとり天定食もある。

今回は注文しなかったが1280円の海鮮丼定食とか980円のさば押し寿司定食もある。

うどんがセットに付いて、この価格。

食べてはいないが味は他のメニューでわかるから間違いなく美味いだろう。

選択に困ってしまう大和路うどんわらじや。

選んだのは930円の海鮮ちらし寿司定食である。

注文してから15分。

駐車場も満車ならお席も満席。

お仕事の休みに一食食べる人たちにご婦人グループも。

男女混合に壮年グループも・・とにかく多い。

次から次へと注文のメニューが運ばれていく。

厨房の忙しさがよくわかる待ち時間。

席に通してもらっただけでもありがたい。

海鮮ちらし寿司定食にミニうどんが付いてくる。

かーさんは温かいうどんにしたが、私は常にぶっかけうどん。

冷たいうどんであれば〆のあるうどん麺にコシがつく。

よっぽどのことがないかぎり両方選べるのならぶっかけ、である。



やや平たい手打ち麺。

シコシコ麺がつるつると口の中に吸い込まれる。

出汁は濃い目。

すり生姜でなく山葵が添え付け。

おろしダイコンをばらけさせて、まずは出汁だけでいただく。

いやもうこれは絶品。

1/3くらい食べたところで山葵をばらけさせて出汁に馴染ませる。

また、乙な味で楽しめるぶっかけうどん。

ミニというが、それ以上の盛りのような気がする。

うどんは単品注文でも食べられるので、変化を付けて注文すれば毎日を愉しめるだろう。

そのことは今回注文した海鮮ちらし寿司でもあり得る話し。

魚介ネタは一定かどうか聞いていないが、この日のネタはサーモン、ハマチ、タイにマグロ。

しかも珍しくタコまでも。

大きく切った魚介類の美味しいこと。

分厚いこともあって歯ごたえ十分。

ネタが新鮮だから脂の乗りもいい。

私の食べ方は添えつけの山葵を小皿で醤油に混ぜてぶっかける。

とろとろ満遍なくかけて馴染ませる。

食べたいネタから箸を突っ込んで大きな口を広げたところに放り込む。

旨いなぁ。至福の味に酔いしれる。

あいさに食べた高野豆腐のふくめ煮。

これがまたなんと美味しいことか。

これだからやめられなくなってしまう大和路うどんわらじや。

次回、行ける日がまた来るのが楽しみにしているが・・・それまでにメニューを決めておくか。

ちなみに海鮮ちらし寿司定食の飯は寿司飯だが、海鮮丼定食の飯はご飯。

どっちかといえば寿司飯の方が口に入れやすい。

(H30.11. 6 SB932SH撮影)