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マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
すべての写真、文は著作権がありますので無断転載はお断りします。

気温32.2度の真夏日に入道雲がわく

2025年03月10日 07時58分30秒 | 自然観察会(番外編)
朝いちばんの水道水が温く感じた24日。

気候に変化を感じた夕方近い時間帯にわいた入道雲。



帰宅し、観ていた夕方のテレビニュースが報じていた、この日の最高気温は、32度越え。

真夏日の到来を気象予報士が伝えていた。

25日のほぼ同じような時間帯。

部屋で作業をしていても、怪しい雲行きがわかる。

にわかに曇ってきた暗雲。

急激な天候異変に、場所によっては大きな氷の粒。

雹が降ったそうだ。

パチパチパチパチと爆ぜる音。

それが雹だったと、夜になって気づいた。

明日は、もっと激しい降りになるらしい。

しかも、長時間に亘って・・・

(R4. 5.24 SB805SH 撮影)

カメは亀でもロシアンリクガメょ、どこへいく

2025年02月06日 07時58分45秒 | 自然観察会(番外編)
用事を済ませて戻ってきた時間帯は、午後4時前。

もう少しで、自宅駐車場に着く。

停まろう、としたその時に見た得体の知れない物体。

近づけば近くなるほどに、その物体は大型の亀のようだ。

道路の端にあった、その亀は近づいても動かない。

もしか、死んでいるのでは、と思った。

のろのろ歩いてきた亀は、わが家の前の道路を歩いてきたのだろう。

往来する車は、ときには多い。

まさかロードキルに遭ったのでは、と思って停車した。

その亀の正体をとらえたく、携帯電話のカメラを起動する。

その途端に動き出した亀。

当初、富雄川に住んでいるイシガメが上陸した、と思っていたが、そうではなかった。

甲羅の形は、イシガメじゃない。

縞模様もあるからミシシッピアカミミガメ・・・・、でもなかった。

これって、リクガメやん。

道路の端を歩いてきたのだろう。

だから往来する車に撥ねられなんだ。

しかも生きとる。

突然に動き出したリクガメは、どこを目指しているんだろうか。

追っかけするも、むっちゃ早いリクガメに、携帯のカメラは動画に切り替えた。

駆けるように動くリクガメにカメラレンズが追いつかない。

もしもしカメよ、カメさんよ。

さてさて、お前はどこへ行く。

数軒離れたお家に向かおうとするリクガメ。

そこにおられた男性に、尋ねた。

もしもしカメよ、このカメさんはご存じですか?・・

そういえば、隣の家は、動物愛護している。

爬虫類を飼っているブリーダーのようだから、その家だろう、という。

男性は、平日にいつも来られる養護施設に務める人。

子供たちが歓ぶから、預かっておきます、と対応してくれた。

この結果で良かったのだろう。

それから数日後、長年に亘って住まいするご近所さんと井戸端会話。

こんな亀がおったん、よ。足がとても速いリクガメ・・・と、話したら、そのリクガメは、およそ10年間も我が家で飼っている、というNさんだった。

まさかの展開である。

N家が、10年間も飼っていたとは、まったく知らなんだ。

実は、地方に住んでいた息子さんが、宿泊地に飼っていたロシアンリクガメ。

飼っていた、というよりも知人から譲り受けたリクガメを、自宅に持ち帰り、それからずっと飼育してきたおとなしいリクガメ。

なんせ、人慣れしているロシアンリクガメなんや、というNさん。

ときには勝手に、頑丈なつくりのゲージから抜け出して、散歩に出かけることも・・。

気がついたら、自宅に戻ってゲージに寝ているそうだ。

じゃぁ、養護施設の隣家は、飼い主じゃなかったんだ。

そういえば、今年の3月である。

県立民俗博物館の駐車場内に大きなリクガメを見た。

のっそり動くリクガメを、家から運んで駐車場内に散歩させている所有者もいる。

ペットショップにあった特徴、飼育のし易さ、慣れやすさに「カメに負担をかけずにゆっくり飼育していくと、飼育者の顔を覚えてくれるそうだ。エサを与えるなど、軽いスキンシップを続けると、自然と慣れてくる個体が多い」と、あった。

なるほど、である。

(R4. 4.28 SB805SH 撮影)

今朝は霜もよう

2024年07月15日 07時55分45秒 | 自然観察会(番外編)
特に寒く感じなかったこの日。

出かける際に見た目の前にある丘に霜模様が広がる。

今月の6日に降った小雪が描いた情景とまったく同じ。

ゆっくり見ていたいが、出かける用事があるから、その映像を撮っている時間がない。

目的地の駐車用に車を停めて10分ほど歩く。

その途中に見つけた霜降り状態。

市街地に田んぼがあるこの地に学生たちが荒起こしをしていたようだ。

ふと視線を落としたあぜ道に霜、霜、霜・・・。

野草の葉に付着した霜降り状態が美しく、思わず足をとめた。

予定していた時間に余裕がある。



これはと思う葉っぱの霜を中心に何カ所か撮っていた。

葉の表面の付着模様よりも、美しいと思った葉の周りすべてが針の山。

尖った霜、霜、霜。



まるで霜柱が群立しているような・・・・顕微鏡を覗いて結晶を観察してみたかった。

撮っていた時間帯は午前9時40分。

ここらだけが陰になっていたからこそ拝見できた霜模様。



ついでに撮っておいた田んぼの薄氷・・・

帰宅してわかったこの日の最低気温は-1.8度。

最高気温が8.5度。

寒暖の差が激しかったようだ。

夕方のニュース・天気予報士が伝えた今日は何の日?。

日本の気象観測史上最低の気温が、北海道旭川市の-41.0度。

観測日は1902年1月25日。

そういうことから今日は「日本最低気温の日.」。

(R4. 1.25 SB805SH 撮影)

北東角の南天にぶら下がる山の芋の種子

2024年03月02日 08時08分08秒 | 自然観察会(番外編)
前週から、気持ちがやっと動き出した。

お家の北の庭は、エリアも小さいが、いつのころか私が下草刈り、或いは伸びすぎた樹木の伐採をするようになった。

エビネランを植えている土地。

入居した直後に整えた北の庭。

境に、設置した赤レンガは今も生きているが、その狭間に成長しちまった樹木。

根絶えたく、土に近い部分を鋸で伐ったが、その樹木強し。

葉のカタチから、ガマズミと思っているのだが・・・

その地でなく、見つけたのは、北東の角地。

タネが飛んで、今や背高のっぽになった南天の木がある。

幹から枝まで絡みついた蔓。

その蔓は枯れ木。

手でも剥がしやすい枯れ木、枯れ枝を除去していたそこに・・なんと。

南天の葉は繁り、隣家の庭まで到達しそうだ。

この南天の枝ぶりもいいのだが、そこは伐採。

その目の前に出現したこれは・・

そう、山の芋の種子が鈴なり。

少しの種子だが、愛おしい。

もぎとってパソコン部屋に移した。

尤も、山の芋の種子は風の力をもらってどこかへ飛んでいく。

着地した、その場にうまく収まれば、芽がでる。

人工的に着地させるのも手であるが、いつでも見たい山の芋の種子。

風が吹かない部屋で落ち着いてもらうことにした。



ちなみに、山の芋の種子があったそこ。

昨年の10月26日は、ムカゴがあった山の芋

今年は、山の芋の種子が収穫できましたよ。

(R3.11. 5 SB805SH 撮影)

陸のチンアナゴ?

2024年02月02日 08時15分00秒 | 自然観察会(番外編)
月曜、木曜はゴミ収集車が来る曜日。

月曜日の収集は、だいたいが午9時半過ぎ。

木曜日は、それより1時間早い午8時40分ころ。

家の前にある当地区の集積場。

朝は6時半より。

家の前にあるもんだから、当番関係なく清掃に出る。

ゴミのゴミもなけりゃバケツに汲んでいた水を集積場に流して、臭みを取る。

毎曜日に顔を合わせるご近所さん。いつも同じような顔ぶれ。

朝の挨拶みたいなもの。

綺麗にしたら、みな解散。

ふと気がついた、小動物の動き。

にょろにょろ立って、ゆらゆら・・・

その動作から、陸にいるチンアナゴ?のように見えた。

毛があるから毛虫。

斑点紋様からわかってきた、その柄はツマグロヒョウモン蛾ではないだろうか。

前庭に植えていたパンジーやビオラ系の花がお好みのツマグロヒョウモン蛾の幼虫では?

でもな。

季節は異なるし、柄の特徴もちと違う。

はて、さてその正体は、羽化するまでわからないょ。

(R3.10.18 SB805SH 撮影)

ベランダプランターに山吹色のたまごっち似のコガネキヌカラカサタケあ・ら・わ・る

2023年10月25日 08時19分06秒 | 自然観察会(番外編)
おふくろが週に3回は、お世話になっている施設の送迎ドライバーさん。

いつも安全運転にありがとう。

今日はベテランのMさん。

えっ、こんなところにありますょ、と伝えてくれた。

まっ、まさかのタマゴテングタケ。

南庭に置いていたベランダプランターに、ひょっこり現れたタマゴテングタケ。

「たまごっち」のそっくりさん?

色合い、形がすごく似ているタマゴテングタケ。



山野に足を運ぶ自然観察会に見たことがあるタマゴテングタケが、なぜに・・。

買って楽しんでいる園芸種のお花ポットの土の中にタマゴテングタケが潜んでいたのだろうか。

翌日の朝は、早くも傘を開いた。

そして、夕方の時間に萎んだ。



まるで一日花のように・・・。

先行投稿していたFBに揚げた<タマゴテングタケ>のコメント欄。

「タマゴテングタケと判断しましたが、どうも違うような気がします。タマゴにテングは真っ赤。こりゃ黄色・・・。ネットでいろいろ調べたら、キタマゴタケ若しくはタマゴタケモドキのような???。タマゴタケモドキは毒性、キタマゴタケ・・・も??・・あれこれあって、同定、むちゃ難しい」

お手上げ状態に、きのこ専門家のまるさんにお願い投稿した。

まるけんさんからの回答は「コガネキヌカラカサタケですね。よく植木鉢に生えるのですよ」。

十数年前、参加していた自然観察会でお世話になったきのこ専門家のまるさんから、メッセージである。

その回答は「コガネキヌカラカサタケですね。よく植木鉢に生えるのですよ」。

頭になかなか入らない初めて知るきのこの名前。

「こがね きぬ からかさ たけ」のように、区切りをつけるとわかりやすいきのこの名前。

どうせなら、「黄金色の 絹のような 唐傘たけ」と、漢字化にすれば、より一層、記憶に残る賢明な措置。

和名漢字で並べりゃ、まんまの「黄金絹唐傘茸」なんよね。

ただ、そもそも記憶から取り出せないときは・・・

植木鉢やプランターによく生えるのは、土、腐葉土に「黄金絹唐傘茸」の菌がある、というから、家庭園芸されている方は、度々目にされているのではないでしょうか。

正体がわかったので、タイトル替え。

「ベランダプランターにタマゴテングタケ」、転じて「ベランダプランターに山吹色のたまごっち似のコガネキヌカラカサタケあ・ら・わ・る」とでもしておくか。

(R3. 8.23、24  EOS7D撮影)

簾を梯子代わりするセミ、その後に生まれた蝉の抜け殻は六体に

2023年09月13日 07時19分59秒 | 自然観察会(番外編)
7月14日の午後4時前の北の窓。

こんな時間に気づいた外の世界。

窓の外に垂らした長めの簾。

家のひさしから垂らした簾の先。

ほぼ地面につながっているような・・

風が吹いて崩れることもなく地面スレスレに位置している簾。

北の簾に陽が当たるのは、西に夕日が傾くときだけ。

いわゆる西日が差す、という時間帯。

日差しを遮る簾の役目もあるが、北の隣家から見えないようにするのも簾の役目。

それが、なんと土中から誕生したセミが登る梯子でもあったんだ。

5日前、初鳴きしたアブラゼミの抜け殻が一体。



距離をとったもう一体の抜け殻は、クマゼミであろう。

可能性を考えられるセミの生まれた場所。

小さな穴が見つかった。

その穴の下。

つまり土中に数年間も暮らしていた幼虫のセミ。

蝉は、土中に7年間も籠って、8年目に巣立つ。

その蝉をモチーフに映画化されたと、勝手に思っていた原作が角田光代が発表したベストセラー小説「八日目の蝉」。

そのことはともかく、私が子どものころに教わった蝉の誕生。

親蝉が、土中に産卵。卵から孵化した幼虫が、成虫になり、広げた羽根を羽ばたかせて巣立つまで8年間。

どんな蝉も同じように思っていたが、違った。

専門家が織り成す昆虫・植物に動物のプチペデイア「NATURE&SCIENCE」ブログを拝見し、目からうろこ。

ツクツクボウシは、1年から2年間の土中暮らし。

アブラゼミなら3~4年。

クマゼミでも4~5年。

なんと、執筆者は知人の草柳佳昭さん。

出版社・山と渓谷社時代は編集者だった。

彼から打診された刺しサバ要件。

ご縁をもらって刺しサバをとらえた写真ならびにコラムまで執筆。

出版された山と渓谷社刊・著者池田陽子『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』

アマゾンなどで現在も販売している、拝読したら鯖を食べたくなってしまうすごい本。それこそ目からうろこの『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』である。

話題は、簾を梯子代わりに選んだ蝉に戻そう。

2体だった蝉の抜け殻。



やがて、というか1週間後の7月21日。

毎日の雨戸あけが、実に楽しみになった。



知らず、知らずのうちに、なんと六体にもなっていた。

(R3. 7.14、21 EOS7D撮影)

梅雨明け近し、初鳴きアブラゼミ

2023年08月21日 07時19分20秒 | 自然観察会(番外編)
午前7時40分。

北庭の雨戸を開けた、そのときだ。

”チッ”・・・・。

ひと鳴きの”チッ”は、間違いなく7月の蝉の鳴き声。

さて、どこに棲んでいるのか。

自然と見つかったその蝉は、アブラゼミ。

部屋内に置いているカメラを取り出して・・・・そうっと押したシャッター。

逃げようともしない、動かざる蝉。

樹勢するまゆみの葉っぱに見え隠れ。

角度を変えて、全身が見える位置に・・。

残りの雨戸を2枚。

そろっと動かして・・。

その音にもビクリともしない。

雨戸は全開したが、窓向こうに吊るした簾が、アブラゼミの姿を遮る。

これまた、そぉーっと開けてレンズを突き出し、バシャ、バシャ・・。

”ジジジィィーー”。



途端に逃げ出したアブラゼミの一瞬を撮らせてもらった。

4日前の5日だった。

近くの郵便局を歩いていたら蝉が鳴いた、と家人はいう。

蝉が鳴いたら、もう梅雨明けや、というけど・・どうなんだろうか。

翌日10日の朝8時。

食事を摂っている時間帯に聞こえてきた。

方角は、南向かいの丘に繁る木々からだ。

セミ、セミ、セミ、セミ・・・・・・。

クマゼミも初鳴きに、梅雨明けを告げているような気がする。

それは確信に、より近づいた。

翌日11日の午前10時、次の日の12日も午前8時ころになったら盛んに鳴くセミ、セミ、セミ、セミ・・・・・・。

北側の森からもセミ、セミ、セミ、セミ・・・・・・。

おはよう朝日の気象予報士も伝える、近畿はもうすぐ宣言されることでしょう、と・・・。

その日の夕刻は、奈良テレビ放送で伝えている気象予報士。

「雷が鳴ると、梅雨が明ける」と・・。

本日12日は、たしかに県内各地でたくさんの雷が発生し、稲光を光らせていたが・・。

(R3. 7. 9 EOS7D撮影)

夕立、1時間前のタチアオイ

2023年07月24日 07時49分32秒 | 自然観察会(番外編)
今日は、広範囲にわたってにょきにょき成長する入道雲が、あっちこちに発生しているとFMラジオが伝えていた。

その時間帯は、まだ雨も降らない夕陽のさすころ。

通り慣れた金魚池に陽が落ちる。

さーっと光がさした。

これは、と思って停めた車。

急ぎ、撮ったタチアオイ。

当地に雷が鳴りだした時間は午後7時ころ。

バチバチを叩きつける雨が降ってきたのは7時半過ぎ。

見ていた地デジテレビもBSもブロックノイズ。

映像は乱れ、音声も途切れるうえに、ピッチャーまでも乱調・・・。

(R3. 6.23 SB805SH撮影)

コンクリ水路の隙間から出現したナガミヒナゲシ

2023年07月14日 07時13分17秒 | 自然観察会(番外編)
毎週の月曜、木曜はごみ収集の日。

回収してくれたゴミ収集車を見送った次は、おふくろ。

毎週2回の通所・デイサービス施設の送迎車に乗って出かける。

2件の見送りに、気づいた夏の花。

ピンク色の花が咲いてした、そこはごみ収集の場からほんの少し離れた位置に咲いていた。

毎年に咲いていたのか、それとも、この年だけなのか・・だれも気にしていないピンク色の花。

よくみりゃ、何本も、何本も咲いた痕跡がある。

蕾のように見えるが、これは痕跡。

ひなげし?、ソレともポピー?。

ではなく、おそらく帰化植物のナガミヒナゲシ

突然の出現に、危険な外来植物と、勝手な決め判断する人が多いような気がする。

原産地は、地中海沿岸。

タネが詰まった果実の形が長めが特徴のナガミヒナゲシ。

そのタネの数多く、繁殖力の強さに、飛んできた種によって、道端のあちこちに拡がる。



日本で最初に発見されたのが、昭和36(1961)の東京都世田谷区。

そのころの私は10歳。

所得倍増計画に国土開発の時代。

3年後に控えている東京オリンピック施設の建設。

植木等さんが歌ったスーダラ節。

「わかっちゃいるけど・・やめられない」が流行った時代以前に異入したナガミヒナゲシ

輸入の園芸種ではなく、輸入したなんらかの作物にくっついた種子が混じっていたとか・・

早い時代から日本の気候、環境に馴染み、適応したナガミヒナゲシ。

なぜか山間地に見ることがないような気がする。

(R3. 6. 6 SB805SH撮影)