蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

人間国宝 九代目岩野市兵衛が漉く 草木灰生漉奉書 H.PをOPENしました。

2011年12月27日 03時23分01秒 | 草木灰越前生漉奉書
今年も残すところ11日となりました。

このたび九代目岩野市兵衛が漉く「草木灰 越前生漉奉書」のH.PをOPENしました。


▲岩野市兵衛 草木灰越前生漉奉書H.P TOP


小川耕太郎∞百合子社では、21世紀型山林循環経済活動の構想と実践を目指し、

その考えに基づいた商品を開発、販売しております。

2009年より、越前生漉奉書、長勝鋸木製ブラインド、自然乾燥の梁桁材などの伝統技術を用いた商品を新たご紹介することになりました。





長年培ってきた技術は、一度無くなってしまったらもう取り返しが付きません。私は「技術」は自然や命、人間の誇りと同じだと考えています。

私は出来るだけ職人さんの手仕事を残したいと思い、チャレンジすることにしました。

職人さんの精神がすみずみまでいきわたった仕事。

表には見えない細部まで手の入った仕事は、「こんなもんで」といった力の出し惜しみがありません。

私はこのような仕事に触れたとき、何故か気持ちが高揚します。何故だろうか?

いい物をつくっている人は、働き方からして違います。生き様や仕事を通して培った哲学は、私達に何か大切なものを教えてくれます。



 
草木灰越前生漉奉書《濃藍》                         ▲本藍染めの奉書~藍の漉きかえし

▲草木灰 越前生漉奉書《白》


▲作業工程


▲web紙芝居 九代に渡り守り伝えられてきたこと


「今の時代はね・・・」ではなく、良いものを売るためにはどのように伝え、どのように販売していくか常に考え、

行動に起こさないと、凄い技をもった技術まで廃れていってしまいます。

そして、そのような技術を後世へと繋げていくためには、時代時代に応じた改良を重ねて

いくことも必要なのかもしれません。

小川耕太郎∞百合子社では、長年培われた技術を後世にお伝えしていくために、さまざまな切り口で表現していきます。

新たな売り方とマーケットをつくる勢いで取り組んでおります。どうぞ、宜しくお願いします。


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