蜜ロウワックス日記

小川耕太郎∞百合子社をとりまく日々あれこれ

【実験台の家】ウッドデッキの見学&ご相談受け付けます。

2016年03月14日 14時52分44秒 | 古民家改修【実験台の家】

 

築80年の民家を改修し、早7年経ちました。不便な場所ではありますが、

「実際に木もちeーデッキや外壁をみてみたい」

蜜ロウワックスで磨いた経年変化をみたい」

「檜や杉の内装材をみたい」「木製ブラインドをみてみたい」

畳の部屋をフローリングにしたい」他

遠くから見学に来られる方が増えています。

 

 

写真は、かなり大きなウッドデッキをつくられるお客様が

設計図を元に

「ウッドデッキを無駄なく効率的に使うためにはどんなデザインが良いのか?」

「張り方は長手方向が良いのか?」他

木もちeーデッキ担当の竹村と打合せをしながらお見積りしているものです。

弊社のH.Pの施工方法のサイトをごらん頂き、かなりお勉強されてからいらっしゃいました。

 

 

 

 

遠いところではありますが、世界遺産の熊野古道の散策も兼ね

美味しい地魚でも食べ、小川耕太郎∞百合子社にもお気軽にお立ち寄りいただけると

より細やかな応対ができます(大変申し訳ございませんが、見学は要予約となります。)

 

▲賀田湾

 ▲樹齢300年以上の賀田区の栃の森

 

 

    

「漁民の森づくり(三重県尾鷲市)に、今年も苗木を100本寄付しました。

2016年03月14日 12時44分03秒 | 小川社のCSR活動

 

小川耕太郎∞百合子社では、自然の恵みを継続的に活用できるよう、

環境にかける避けられない負担を考慮し、毎年

売上の0.3%を植林活動や環境保全活動に寄付させていただいています。

今年で8年目となりますが、

三重県尾鷲市行野浦の市有林の植樹

「海と山を結ぶ漁民のもりづくり」の植樹事業に協力させていただきました。

今年もこのような環境保全活動ができたのも、小川社の商品をご愛用頂いている皆様のお蔭です。

皆様には心より感謝を申します。

 

 

*活動費の詳細は後ほど報告させていただきます。

(今回のBLOGでは、「海と山を結ぶ 漁民による森づくり」に関して報告しております)

 

 

以下は、2016年3月12日付の紀勢新聞より転写しております。

 

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尾鷲市賀田町の「有限会社小川耕太郎∞百合子社」と「尾鷲ロータリークラブ」は、

12日に市内行野裏の市有林である

第14回「海と山を結ぶ漁民の森づくり」の植樹事業に協力し、

尾鷲市に苗木100本や獣害防止ネットなどを寄付した。

9日、同市役所で目録の贈呈があった。

 

 

 

内装の木材などに使用する蜜ロウワックスの販売を全国的に展開する

小川耕太郎∞百合子社の寄付は、今年で8年目となるという。苗木などの購入費として今年も30万円を、

7年目となる尾鷲ロータリークラブも例年と同額の10万円を負担した。

 

 

植樹費用は主催者のJPOWETRグループと3者で持ち合う。

総額60万の事業費で、植える苗木100本はコナラ、ヤマモモ、ケヤキの3種。

 

 

小川耕太郎∞百合子社の藤井大造総務課長、尾鷲ロータリークラブの楠大史会長と北村豪幹事が

市役所に出向き、岩田昭人市長に目録を手渡しした。

岩田市長は長年にわたる寄付に感謝し、

「市民にみてもらえるような森づくりをしたいので、更なる協力をお願いします。」と述べた。

 

 

12日の植樹は尾鷲漁協、尾鷲養殖組合、言々開発、尾鷲市などの関係者40人の

参加を予定している。

 


越前生漉奉書と長勝鋸

2016年03月14日 12時12分38秒 | 耕太郎の出張報告
早いもので、もう一か月経ってしましましたが、
4月発刊予定の「山SUN通信 NO17」に掲載する記事を書いていただくために、
デザイン事務所の社長と二人で、越前の岩野市兵衛さん、京都の長津勝一さんのところに出かけました。


着いたその夜に大雪が降り、私の車はこんな状態。



雪道なんて走ったことがないので、時速30キロくらいで、まずは岩野さんのところへ。
雅織工房さんで藍染していただいた「越前生漉奉書」の漉き返し、
乾燥、品質チェックをしていただきました。







予定していたよりも少し色が薄くなりましたが、素敵な「藍染生漉奉書」が出来上がりました。


いやー、岩野さんはお若い。今でも朝早くから漉きの作業や塵取り、和紙の板貼作業をされるし、
漉き返しの際に出てきた藍に染まった水を残しておいて、障子紙を染めたりもしてる。




この障子もご自分で貼られたそうです。


越前に2泊して、京都へ。

長勝さんの所では、鋸研ぎの実演をしていただきました。







なぜガイドもなく、同じ角度で研ぐことが出来るのか不思議です。
常に体の真正面に鋸刃を置いて、研ぐのだとおっしゃいますが・・・、
体にしみこんでいるのでしょうね。

ハツリ用のヨキやカンナなど、他の刃物についてもいろいろとお話を伺い、
あっという間に夕方になってしまいました。

何年かぶりにお二人に会っていただきましたが、
岩野さんも長勝さんも80を超えてなお、好奇心や向上心にあふれていて、
常に明るく、楽しげにしている。

元気をいただいて、帰りました。