memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

軟体動物で水道水の管理  モスクワ

2010-07-08 00:08:37 | 水産・海洋
チョット古い2月の情報ですが、見つけました。
モスクワ市当局は市の水道の純度を管理するために軟体動物を使うという。モスクワ国立大学の科学者チームは軟体動物を水に入れると、彼らの心拍数が水に含まれる化学物質の量に比例するということを発見した。汚れた化学物質の場合には心拍数が増加するという。(ロシアRT NEWS )

「通常われわれが水質の検査を行うときは時間とコストのかかる方法をとっている」と大学のValery Petrosyan 教授はわれわれRT NEWS に語った。「1件の水の検査に6時間を必要としている。市の水道水を絶え間なく一日中供給し、同時にその質を保証するためにはこのような長時間は許されない。われわれは根本的に異なる方法を編み出し、リアルタイムで時間差無く行うことが出来るようになった。われわれは魚類と貝類など軟体動物で試したが、軟体動物がこの目的のためには最良であることが判明した。水の中に毒物があると、彼らは直ちに反応する」

(ロシアは)世界全体の4分の一の水資源を有するにもかかわらず、ビン入りの水を飲まねばならないのはわれわれの水道水があまりにも汚いからである。昨年、ある会議はこの問題を提案し、2010~2012年のあいだにきれいな水とすることを取り決めようとした。このためにはさまざまな方法が含まれている。まずはじめに、軟体動物はどこの水がきれいかまたどこの水が汚いかの判定に用いられる。第2番目に、浄水場の水に化学物質の有無判定に。最後に、専門家らは新たに発見する深層の地下水が汚染されていないかの調査に必要となる。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿