フグの輸出に可能性を期待 ベトナム

農業地方開発省は11月28日フグの（現地名はCa noc)輸出に関しテスト計画の許可を首相に求める書簡を提出した（11月29日SGGP)

ベトナムのフグに対する需要が韓国、日本、台湾、中国本土などで高まっている、これはベトナム水産物業界にとって大きな可能性であると同省の水産物部局はいう。漁獲、加工、輸出についてのパイロット事業の2年間の実行の後、Khanh Hoa 、 Phu Yen、 Kien Giangなどの各省は韓国に対して70トン以上の輸出を行なった。漁業専門からはこの国の水産物輸出に新しい道を切り開くという。

ベトナムには40種類のフグがありその推定資源量は37,287トン。メコンデルタのkien Giang省だけで6,000～10,000トンの生産がある。近年韓国の需要は膨大であり、これを受けてパイロット事業を2015年まで続けることを同省は決定した。また南部のBa Ria-Vung Tauもこの計画に参加するよう呼びかけている。将来の目標は各地方省が200～1200トンを買い付け加工後の200～500トンを韓国に輸出としている。