最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

強い日差しの写万部山

2013年06月25日 03時48分16秒 | 山歩き・散歩・温泉
一昨日は長万部と静狩の中間に位置する写万部山(しゃまんべやま)を歩いてきた。

 中央奥が写万部山

国道37号の案内板を左折、5分ほどで登山口だ。函館からの距離は約120キロ。
登山口の広い駐車場に止まっている車は1台。道北のナンバーで昨日は遊楽部岳に登り、写万部山も登ってきたところだと話していた。
この山は山登りを始めた15年以上前に一度登って以来だ。
コースはよく整備されている。合目標識(1合目~9合目)にはそこから登山口までと頂上までの両方の距離が表示されている。

 整備されている登山道

3合目を過ぎると頭上を遮っていた林もなくなり、強い日差しが容赦ない。
4合目から傾斜がきつくなり、5合目の急登では汗が噴き出してくる。
稜線に出ると右側は笹の急斜面。頂上へと続く登山道がくっきりと見える。

 頂上へと続く登山道

山頂近くの急斜面には山吹色のエゾカンゾウ(ゼンテイカ)の群落がある。花はラッパ状で花びらは10センチほどの大きさだ。

 エゾカンゾウ

エゾカンゾウはユリ科の多年草で、朝方に開花すると夕方にはしぼんでしまう一日花。
本州ではニッコウキスゲと呼ばれている。
ニッコウキスゲは日光の霧降高原や尾瀬ヶ原の群落が有名だが、東京(府中市)でも5月上旬に「キスゲフェスティバル」が開催される。

頂上には一等三角点と天測点がある。

 頂上標識と三角点

天測点とは天文測量を実施するために設けられた基準点。
コンクリート製の観測台は測量機器の重量に耐えうるためのもの。
ちなみに当別丸山にも同じものがある。

 天測点

頂上からの展望の良さも写万部山の大きな特徴だ。

 噴火湾

羊蹄山は雲におおわれていたが、昆布岳やアンヌプリから続くニセコの山々、噴火湾の向こうには駒ヶ岳もくっきりと望むことができる。

 右のニセコアンヌプリから西へ連なるニセコの山々

登山口のそばには牧場がある。

 

草を食べていた牛を見ていたら顔がこっちを向いたので、「うしくん、こんにちは」と言ったらどんどん近づいてきた。

 近づいてくる牛
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