私は初老男である。
私はクラシックファンである。
威張れるほどの通ではないが・・・・。
しかし、クラシック音楽の中でも「オペラ」だけは好みでない。
声楽自体があまり好きでない。
「何言っているのか分からない!」から、伝わってこないのだ。
じゃあ、ポップス聞くなって話になるのではあるが・・・。
今回「ライオンキング」を見て思ったのは、つまりミュージカルというのはポップスにおける「オペラ」なのだということ。
オペラには基本的には原作がある。
余程の人でなければオペラの原作など読んだ人はいないだろうけれど・・・。
モーツァルトの「フィガロの結婚」などは、オーストリア皇帝が禁止していたのを直訴してオペラにしたというような話もある。
その原作を膨らますだけ膨らませて、別の芸術に替えさせてしまうのである。
ライオンキングもディズニーの映画が原作になっていることは周知の通り。
私はその映画を見ていない。
そうした中で、その舞台は・・・・。
とても良かった!
当たり前であるが、みな歌が上手い!(当然か)
アニマルの特殊衣装も見事に操作して、エンターテインメントに仕上げている。
LIVEであること、その場にいることの一体感はやはりどこにでもあるというモノではない。
・・・・そこまで言っていてナンであるが・・・・。
やっぱり、わたしは「芯」の部分でこのエンターテイメントを受け入れられていない。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、触れ得るエンターテイメントには何でも接してみられますように。
May
といいながら「CATS」と「ミス.サイゴン」は観ておきたいと思っている。