私は初老男である。
予想が外れてしまった・・・・。
「1点差で日本が勝つ」と言ったが「2点差」で日本が勝ってしまった。
まあ当日どちらが先攻になるかによって、この「2点差」は「1点差」とほぼ同じ意味なので勘弁してほしい。
っていうか勝っちゃったヨ~~~~!
昨夜とはまるで違う展開のゲーム。
お互いにハウスの中にストーンを溜めないで各エンド1点ずつを取り合う・・・というか、取らされあう展開。
そうした中で、やはり勝敗を決めたのは・・・。
互いの「スキップ」ミュア・ヘッドと藤沢の出来の差だった。
ミュア・ヘッドをずいぶん見てきたけれど、この人はこうした好不調が結構あるタイプであり、強気が良い方に出ると「手が付けられない」状態になる。
しかし、今回は最後まで波に乗れなかった。
藤沢もさすがに「疲れ」が顔に出ていた気がする。
ショットにもキレが無く微妙なズレがあった。
「ミュア・ヘッドの不調」vs「藤沢のズレ」の構図で、ミュア・ヘッドの不調の方がより大きなミスを呼んだということか。
特に「ラストエンド」の「彼女のラストショット」は象徴的。
「エッ?」って思ったもの。
あんな強いウエイトが必要だったろうか?
自信が無ければ、スルーしても同点。まあ、エキストラエンドになると日本が後攻になるからねぇ。
ミュア・ヘッドの性格としても、ラストで「決め」に来るのは当然ではあったけれど・・・。
なんにしてもそのショットをやらせたプレッシャーのかけ方こそが、日本チームの「力」だった。
それは多分・・・・「笑顔」が呼び込んだものだと思う。
その笑顔にも賛否両論あった。
しかし、私は絶対に「賛」である。
ずっといい続けてきた。
オリンピックは「運の掴んだ者」が勝つ。
その運の良さを呼ぶのは「笑顔」なのだから。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、勝利の女神の微笑みを引き寄せますように。
May
しかし、・・・「敗者の表情」というのも、なんともいえぬ「味」があるねぇ。