完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

いまさらのブラジル戦      ~本当にブラジルに勝てると思ってる人がどれくらいいるのだろう?~

2017年11月12日 | スポーツ



私は初老男である。




いま、サッカー解説の中西氏がブラジル戦を振り返っている。




そして、張本氏が「日本はパスのミスが多かった」と言っていた。





やっぱり、この人はすでに話芸としての「張本ブランド」になっていて本質が見えていない。







ていうか、偉そうにスポーツの御意見番をやっているが、それぞれのスポーツの「芯になる部分」を見るセンスも無ければ見ようともしていない。








お前はそうした「目」があるのかと言われると困るのだが・・・。










この試合の日本のミスが多かったのは「相手がブラジル」だからであって、ほか国であったらこれほど「ミス」にならない。








ブラジル相手に他の国と同じようにパスが決められるようになれば、元々これほどの点差にはなっていないのである。







本質的にこの点差はそうした単純な「パス精度」に如実に表れていて、さらに先ほど中西氏が解説していた通り、サッカーにおいての「細かいテクニック」(※後解説)においては、中学生と成人ほどの差が日本とブラジルにはある。








日本のサッカーというのは、ブラジルサッカーにおいて「一番やりやすい相手」だと思う。







日本人の勤勉さ・潔さ・精神性は、サッカーにおいて「諸刃の剣」であって、付け込まれると「今回のように」脆い。







「勤勉さ・潔さ・精神性」のまるで反対の「自分勝手・あきらめの悪さ・意地悪さ」が、国民性としてブラジルにはある。






それは国の成り立ちの部分から、国民性はできているので簡単に変わっていくものでは無い。





実際、私の今回の試合の評価は・・・。







        「少なくとも、前回よりも良かった」





                          である。








ブラジル人の国民性が徐々に、グローバルになっていくのと同時に日本人の国民性もグローバルになっていく。









それに従って、両国のサッカーの差は縮まっていくはずだ。










そうした意味で今の日本がサッカーでブラジルに勝てるのは、ずいぶん前の「マイアミの奇跡」の時と同じ「偶然」とブラジルの「ミス」が重ならない無い限り、限りなく「0」に近い。









ただ、こう言っておいてなんであるが、人間でもチームでも成長というのはグラフの比例線のようになるのではなく、ある日突然階段を上るようにするものだ。










本気のブラジルに、ひょこっと勝つときは「次回の対戦」に来るかもしれない。









ヨーロッパサッカーのドイツ・オランダレベルのような「規則性」と「個人技」がうまくかみ合うその時が。





今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、日本人の国民性を大切にしますように。






                       May




そうした意味で、本田圭佑がメキシコで活躍できているのは彼の本質が日本人の国民性からちょっと外れているからじゃないかなぁ。・・・・こうした人はサッカー的には日本に必要だ。



※サッカーにおいての「細かいテクニック」とは、今回のゲームで最初のPKになったシーン
吉田がブラジル選手を引き倒したのは、バスケットで言う「スクリーンプレー」をやって来たからだが、吉田としては相手のスクリーンは「ブロック」でありファールであると主張する。
だが、ビデオを見ると肩と背中・腰で吉田を邪魔しているが「手」は出していない。
つまりこれはサッカー的に「ファールではない」のだ。
吉田の主戦場であるプレミアリーグであれば、当然「流される」プレーだが、この試合ではそうではなかったということ。














コメント
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