完全無欠な「もうすぐ前期高齢男」日記

「もうすぐ前期高齢男」に進級「老いの自覚」を中心にUpしていきます。

今の選挙制度っていうもの。       ~参院選投票日に思う~

2016年07月10日 | 時事ネタ
私は初老男である。


参院選の投票日である。



前々からいっていることの繰り返しになるが・・・・。



今の「小選挙区・比例代表並立制」は「民意」を反映されにくい。



もともとどんな選挙制度であっても「民意を完全に反映する」ことはできないのであろうが、いまの制度は特にひどい。



政治・社会のことを少しでも考えている人であれば、今のこの制度は「圧勝」するか「大敗」する可能性が大きすぎるものであることに気が付くだろう。




民主党が政権を握った時のことを思い出してもらうと分かりやすい。(握ってからもひどかったけどね。)



「片方の失敗」は、顕著に「もう片方への期待」になる。



本当のところ、政治家にとってもっとも「怖い」のは「選挙に落選する」ことのはずだから・・・・・



          「次の選挙で落ちるかもしれない」



と思わせれば「真剣に」活動するようになるはずだ。



そうするためには、政党の力が拮抗している方が望ましい。



しかも、議会制民主においては「政党」単位での活動が基本であるから・・・・。というより、選挙制度自体がそう決められている。


ゆえに政治家が政治家としての活動をしようと思っても「政党」の属さなければ、思ったような活動ができないことになる。


しかし、多分に日本においては「政党」より「政治家個人」を選挙にのぞんでいたはずだ。(おらが地域の代表って感じね)


さらに〇か✖かの選び方の選挙は「死票」を増やしてしまう。



だから、政党の支持を拮抗させようとしても、選挙民たちが余程上手に計画して票を投じないかぎり当選者の数を「拮抗」させることはできない。


つまり、そんなことは「ありえない」のである。



やはり、そうしたことを踏まえても、



                   「中選挙区制」


                             を復活してほしいのである。



今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも自分の投じた票が「しっかり生きる形」を考えますように。





                 May



。。。。今の選挙制度って、政党にとってはある意味「都合の良い制度」だから、簡単に変えられるとは思えないけどねぇ。








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